# 宇宙からの船舶監視が劇的に進化！スペースシフトがJAXAと軌道上AIでデータ伝送90%削減に成功

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- カテゴリ: テックニュース
- 公開日: 2026-08-07
- 更新日: 2026-08-07

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## 宇宙からの船舶監視が劇的に進化！軌道上AIでデータ伝送90%削減に成功

株式会社スペースシフトは、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構（JAXA）の「JAXA宇宙技術実証加速プログラム（JAXA-STEPS）」の一環として取り組む「軌道上実証AIアプリ」事業において、画期的な成果を発表しました。2026年6月から7月にかけて実施された国内外4海域での実証観測において、すべての観測で衛星軌道上のAI（人工知能）による船舶検知に成功したとのことです。

この成功は、衛星から地上へのデータ伝送量を約90%削減する可能性を秘めており、より迅速な情報提供と新しい宇宙利用サービスの実現を目指します。

![プレスリリース](/wp-content/uploads/2026/08/e762601c94ea943b92e573e268e6fe44.webp)

## 軌道上AIの「すごさ」とは？

宇宙空間を周回する衛星にAIを搭載し、そこで直接データ処理を行う技術を「軌道上AI（オンボードAI）」と呼びます。これまでの衛星観測では、衛星が撮影した大量の画像データ（GBクラス）を一度地上に送り、そこで解析を行うのが一般的でした。

しかし、この方法ではデータ伝送に時間とコストがかかるという課題がありました。今回のスペースシフトの取り組みでは、QPS研究所のQPS-SAR12号機という小型SAR衛星（レーダーを使って雲や天候に左右されずに地表や海面を観測できる衛星）に搭載されたJAXA開発のオンボードAI実証機を活用。

この軌道上AIが、深層学習（人間の脳の構造を模した多層のニューラルネットワークを用いる機械学習の一種で、画像認識などで高い性能を発揮します）を用いた船舶検知モデルにより、衛星上で直接船舶を検知し、その結果をテキストベースのデータとして地上に送信します。これにより、データ伝送量を従来の約90%も削減できる見込みであり、検知結果の迅速な提供が期待されています。

JAXAの公募事業に関する詳細はこちらをご覧ください。

[https://www.kenkai.jaxa.jp/project/sasshin/ai-app.html](https://www.kenkai.jaxa.jp/project/sasshin/ai-app.html)

## 国内外4海域での実証、すべて成功

今回の実証実験は、2026年6月から7月にかけて、シンガポール、ポートヘッドランド（オーストラリア）、パナマシティ（パナマ）、東京湾・横浜沖という国内外4つの異なる海域で順次行われました。地上での試験を経て衛星に搭載されたアルゴリズムは、これらのすべての海域で実際の観測データに対して推論を実行し、船舶検知に成功しました。

実 施 日
地 域
検知数

2026 年 6 月 12 日
シンガポール
90

2026 年 6 月 29 日
ポートヘッドランド（オーストラリア）
15

2026 年 7 月 02 日
パナマシティ（パナマ）
57

2026 年 7 月 06 日
東京湾（横浜沖）
28

取得された解析結果からは、港湾周辺の混雑したエリアから外洋航路まで、海域の特性が異なる様々な環境において、個々の船舶を正確に検知できることが確認できました。特に、シンガポールでは国際海峡を行き交う多数の船舶が、東京湾（横浜沖）では港湾に近いエリアを航行・停泊する船舶が、それぞれ軌道上AIによって検知されました。

![シンガポールの船舶検知結果](/wp-content/uploads/2026/08/faff7f5cc205a85b50af38e1869e747c.webp)

![東京湾（横浜沖）の船舶検知結果](/wp-content/uploads/2026/08/7141a53fc4206f1c292d3dd1fd0a3156.webp)

## 未来を拓く、多様な応用可能性

今回の国内外4海域にわたる実証成功は、多様な海域環境での船舶検知技術が有効であることを示しました。この技術は、海洋監視（不審船の早期発見や違法操業の監視など）や船舶動向把握（海上交通の安全確保や物流の効率化など）といった具体的な利用シナリオにおいて、実用化・サービス化に向けて加速されるでしょう。

また、今回の実証で用いられたアルゴリズムは、水域検知技術をベースにしているため、船舶検知だけでなく、浸水災害時の被害状況の迅速な把握など、防災分野への応用も期待されています。今後、これらの分野における実用化に向けた取り組みも進められていくことでしょう。

スペースシフトは、地球観測衛星データを解析するAIの開発を通じて、インフラ管理、防災・減災、農業、環境保全など、様々な分野での活用を目指しています。その解析パッケージ「SateAIs」の船舶検知に関する詳細はこちらをご覧ください。

[https://www.spcsft.com/service/sateais/ocean/ship_detection_ai/](https://www.spcsft.com/service/sateais/ocean/ship_detection_ai/)

## 株式会社スペースシフトについて

株式会社スペースシフトは2009年12月に設立され、「Sense the Unseen from Orbit（地球上のあらゆる変化を認識可能に）」をテーマに、地球観測衛星から得られたデータを解析するAIの開発を行っています。衛星データ解析パッケージ「SateAIs」の展開や、事業共創プログラム「SateBiz」を通じて、衛星データを用いた持続可能な社会の実現を目指しています。

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会社名：株式会社スペースシフト（英文表記：Space Shift, Inc.）

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代表者：代表取締役 金本成生

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本社所在地：東京都千代田区大手町 1-6-1 大手町ビル 6 階

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設立：2009 年 12 月 11 日

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資本金：7 億 399 万円（資本準備金含む）

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URL：[https://www.spcsft.com/](https://www.spcsft.com/)

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