# 研究室の未来を変革！協働ロボットとオープンソースが拓くラボ自動化の新境地

- 出典: fture-scope（https://future-scope.net/）
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- カテゴリ: テックニュース
- 公開日: 2026-08-24
- 更新日: 2026-08-24

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## JAKA MiniCoboと8連ピペッタによる自動分注を実演

共同展示ブースでは、小型の協働ロボット「JAKA MiniCobo」と、研究室で広く使われる「8連ピペッタ」を組み合わせた自動分注デモが披露されました。協働ロボットとは、人間と同じ空間で安全に作業できるロボットのことです。8連ピペッタは、液体の吐出やチップの廃棄といった分注動作を、ロボットアームの先端に取り付けられた道具（エンドエフェクタ）に内蔵された小型モーターで自動化します。

![JAKA MiniCobo](/wp-content/uploads/2026/08/e7bbd98890192680496dd443b8ff889f.webp)

内蔵モーターと協働ロボットはPythonプログラムで統合制御され、連続的な分注作業を可能にします。このデモは、研究現場で繰り返し行われる分注作業の自動化手法を提案するもので、作業者の負担軽減、作業品質の均一化、実験の再現性向上といった多くのメリットが期待できます。

また、DOBOT社のデスクトップ型協働ロボット「MG400」向けに開発された、エッペンドルフ製ピペッタ対応のエンドエフェクタも展示されました。これにより、現在研究現場で使われている既存のピペッタや周辺機器とロボットを組み合わせることで、使い慣れた設備や実験工程を活かしながら、段階的に自動化を導入できる可能性が示されました。

![Eppendorf Xplorer](/wp-content/uploads/2026/08/929b96cf25959e2b3982f73193c45d74.webp)

## 両社の知見を組み合わせた共同ソリューション

このソリューションは、GRIPSが持つロボティクス、エンドエフェクタ、ラボオートメーションに関する知見と、ライトカフェが持つソフトウェア開発、ITシステム構築、データ活用に関する知見を融合して開発されました。

両社は、ハードウェアとソフトウェアを一体的に設計することで、ロボットを単独で動かすだけでなく、ラボ機器、実験手順の定義（プロトコール）、データ、そして将来的なAI機能までを含んだ統合的な自動化環境の構築を目指しています。従来のシステムが導入時点で完成された固定的なものだったのに対し、この共同ソリューションでは、研究内容や利用環境の変化に合わせてユーザー自身が継続的に改善できることを重要な価値と位置付けています。

## オープンソースだからこそ、ユーザー自身が再利用・カスタマイズできる

今回提案されたラボオートメーションは、Pythonなどのオープンソースソフトウェアを基本としています。オープンソースソフトウェアとは、ソースコードが公開されており、誰でも自由に使用、改良、再配布できるソフトウェアのことです。

従来のラボオートメーションでは、専用装置や独自仕様のソフトウェアに依存するため、装置の追加やプロトコールの変更、機能拡張のたびにベンダーへの改修依頼が必要でした。しかし、オープンソース技術を基盤とすることで、以下のような変更に柔軟に対応することが可能になります。

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異なるメーカーや機種のロボットへの置き換え

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新たなエンドエフェクタやハンドの追加

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既存の機器のボタン操作など、インターフェースのない機器との接続

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実験プロトコールやロボット動作の変更

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新しい研究テーマや工程へのシステムの再利用

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AI、データベース、外部アプリケーションとの連携

これにより、一つの実験や装置のために構築した仕組みを、別の実験や研究拠点でも再利用し、開発成果やノウハウを組織内の技術資産として蓄積できるようになります。研究内容や使用機器が変わるたびにシステム全体を新しく導入するのではなく、既存の構成要素を組み替えながら継続的、機動的に活用できる点が、このソリューションの大きな特徴です。

## 分注作業からラボ全体の自動化へ

今回の展示では分注作業を中心に紹介されましたが、GRIPSとライトカフェは今後、研究・開発現場におけるさまざまな作業への展開を検討しています。想定される作業には、サンプルやマイクロプレートの搬送、分析装置や測定機器への投入・回収、容器やキャップの取り扱い、試薬やサンプルの識別、複数のロボットやラボ機器の連携、実験結果に応じた次工程の選択、遠隔実験などが含まれます。単一の装置や作業だけを自動化するのではなく、実験フロー全体の自動化を目指し、研究の効率を抜本的に高めることを視野に入れています。

## フィジカルAIを研究現場へ実装する

GRIPSとライトカフェは、今回の共同開発を、将来的にフィジカルAIを研究現場へ実装するための取り組みの一つと位置付けています。フィジカルAIとは、AIがデジタル空間で情報を処理するだけでなく、センサーやロボットを通じて現実空間を認識し、状況に応じて判断しながら具体的な動作を行う仕組みです。

研究現場には、実験プロトコール、作業手順書、機器マニュアル、試薬情報、サンプルの状態、過去の実験履歴など、多様な情報が存在します。フィジカルAIがラボで機能するためには、AIがこれらの情報を適切に参照し、その結果をロボットやラボ機器の動作へ安全かつ確実に反映できる基盤が必要です。両社は、あらかじめ登録された動作を単純に繰り返すだけでなく、実験内容やサンプルの状態などに応じて、必要な情報と動作を選択できるラボオートメーションの実現を目指しています。

## 「ROSSetter」をRAGとロボット制御をつなぐエッジサイドプラットフォームへ

GRIPSは現在、ROS（Robot Operating System）をベースとしたロボット制御プラットフォーム「ROSSetter」の開発を進めています。ROSは、ロボット開発のためのオープンソースのフレームワークです。ROSSetterは、メーカーや機種の異なるロボット、エンドエフェクタ、ラボ機器などを共通の仕組みで接続し、統合的に制御するための基盤として構想されています。

今後は、GRIPSのロボット制御技術とライトカフェのソフトウェアおよびデータ活用の知見を組み合わせ、ROSSetterを単なるロボット制御システムにとどまらない、RAGとフィジカルな機器制御をつなぐエッジサイドプラットフォームへ発展させることも視野に入れています。RAG（Retrieval-Augmented Generation）とは、大規模言語モデルが外部の知識源から情報を検索し、それを基に回答を生成する技術です。

RAGを活用し、実験プロトコール、作業手順書、機器マニュアル、過去の実験データなどから必要な情報を検索し、AIによる判断支援やロボットの動作計画へ反映する仕組みが検討されています。また、研究現場に近いエッジ側で情報取得、AI推論、ロボット制御を連携させることにより、応答性、データの機密性、通信環境に左右されにくい運用継続性にも配慮した基盤を目指しています。これらは現在構想・開発段階にある内容を含みますが、両社はROSSetterを、ロボット、AI、ラボ機器、各種センサー技術と現場知識をつなぐオープンなエッジサイドプラットフォームとして育てていく方針です。

## LADEC2026での主な展示内容

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JAKA MiniCoboと8連ピペッタによる自動分注デモ

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Dobot MG400用 エッペンドルフ製ピペッタ対応エンドエフェクタ

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ROSをはじめとするオープンソース技術を活用した制御構成

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ユーザー自身による再利用・変更・拡張を想定したシステム設計

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ROSSetterを中核としたロボット・ラボ機器の統合制御構想

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RAG、フィジカルAI、エッジコンピューティングを活用した将来構想

## 今後の展望

GRIPSとライトカフェは今後も、両社のロボティクスとソフトウェア開発の知見を組み合わせ、協働ロボット、オープンソースソフトウェア、AI技術を活用したラボオートメーションの共同開発を進めていきます。分注をはじめとする個別作業の自動化から、複数の機器を連携させた実験フロー全体の自動化へと対象を広げ、食品、化学、医薬品、バイオテクノロジーをはじめとする幅広い研究・開発現場への展開を目指します。

また、ユーザー自身がシステムを再利用し、研究内容や設備の変化に合わせてカスタマイズできる環境を提供することで、特定のベンダーや機器に依存しない、持続可能なラボオートメーションの普及に取り組みます。両社は、オープンソースを基盤とするラボオートメーションを、一過性の設備投資ではなく、企業や研究機関が自ら改善し、蓄積し、次の研究へ継承できる技術資産へと発展させることを目指しています。

## LADEC2026について

名称：LADEC2026（Laboratory Automation Developers Conference 2026）

会期：2026年7月2日（木）・3日（金）

会場：日本科学未来館（東京都江東区）

主催：一般社団法人ラボラトリーオートメーション協会

公式サイト：[https://ladec2026.lasa.or.jp/](https://ladec2026.lasa.or.jp/)

## Medica2026について

名称：Medica2026（Laboratory Automation Developers Conference 2026）

会期：2026年11月16日（月）・19日（木）

会場：デュッセルドルフ見本市会場（ドイツ/デュッセルドルフ）

主催：Messe Düsseldorf GmbH

公式サイト：[https://medica.messe-dus.co.jp/](https://medica.messe-dus.co.jp/)

## 株式会社GRIPSについて

会社名：株式会社GRIPS

所在地：千葉県流山市

代表者：代表取締役 森田 康

事業内容：ラボオートメーション、ロボティクスソリューション、深度合成/フォトグラメトリ技術およびフィジカルAI関連教材開発ほか

コーポレートサイト：[https://www.grips.co.jp/](https://www.grips.co.jp/)

## 株式会社ライトカフェについて

会社名：株式会社ライトカフェ

所在地：〒150-0012 東京都渋谷区広尾1丁目1番39号 恵比寿プライムスクエアタワー 19階

代表者：代表取締役社長 榊原 喜成

事業内容：ICTソリューションサービスの提供、ICTシステムのコンサルティング/設計/開発/運用、エンジニアリングサービスの提供、WebデザインからAIまで幅広いスキルを用いた、トータルソリューションサービスの提供

コーポレートサイト：[https://www.lightcafe.co.jp/](https://www.lightcafe.co.jp/)
