# 次世代の省エネ型CO₂回収装置「VPSA2」が製品化！中小規模工場でも導入しやすいコンテナ型で、カーボンニュートラル社会の実現へ貢献

- 出典: fture-scope（https://future-scope.net/）
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- カテゴリ: テックニュース
- 公開日: 2026-08-31
- 更新日: 2026-08-31

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## JCCL、省エネ型CO₂回収装置「VPSA2」を製品化

![JCCL Japan Carbon Cycle, Ltd.](/wp-content/uploads/2026/08/ce62b095188fb089b979886546047d35.webp)

株式会社JCCLは、東洋製罐グループホールディングス株式会社と共同で、次世代の省エネ型CO₂回収装置「VPSA2」を製品化し、2026年10月より一般受注を開始すると発表しました。この装置は、工場などから排出されるCO₂を低エネルギーで回収し、99%以上の高純度に濃縮できる画期的なシステムです。

## 低エネルギーで高純度CO₂を回収する「VPSA2」とは？

VPSA2は、JCCLが独自の固体吸収剤「アミン含有ゲル」と「減圧蒸気スイング技術（VPSA）」を組み合わせたCO₂回収装置です。

### アミン含有ゲルと減圧蒸気スイング技術

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**アミン含有ゲル**: 九州大学で生まれたこのCO₂吸収材料は、排ガス中のCO₂を効率的に捉える特殊な性質を持っています。

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**減圧蒸気スイング技術（VPSA）**: 圧力の変化を利用して、吸収したCO₂を効率よく分離・濃縮する技術です。これにより、多量の熱エネルギーや乾燥工程を必要とせず、低エネルギーでのCO₂回収が可能となります。

従来のCO₂回収システムが抱えていた「高湿度の排ガス処理の難しさ」や「多大なエネルギー消費」といった課題を克服し、都市ガス燃焼後排ガスなどの比較的低濃度（10%前後）のCO₂を含むガスから、1日あたり30kgもの高純度CO₂（99%以上）を回収できます。これは、従来の回収手法と比較して、環境負荷と運用コストを大幅に削減できる可能性を秘めています。

## コンパクトなコンテナ型で導入のハードルを低減

![産業機器](/wp-content/uploads/2026/08/27759e18c3f2c15958b563cf499983a2.webp)

VPSA2の大きな特徴の一つは、20フィートコンテナサイズにCO₂分離・回収システムが収められている点です。これにより、設置場所の省スペース化が図れるだけでなく、運搬も容易になります。

これまでCO₂回収設備は大型で高価なものが多く、中小規模の工場や研究施設では導入が難しいという課題がありました。VPSA2は、そのコンパクトさと設置の容易さから、多様な現場における導入のハードルを大きく下げることでしょう。

また、高温・加圧プロセスを含まないため、作業の安全性も高いという利点があります。

## 回収したCO₂を「資源」へ変える可能性

VPSA2で回収された高純度CO₂は、単に排出量を削減するだけでなく、有効活用への道も開きます。例えば、環境省の委託事業として2025年度に実施された実証プロジェクトでは、VPSA2で都市ガス工場から回収したCO₂を使ったメタネーション（CO₂と水素を反応させてメタンを合成する技術）により、カーボンニュートラルな都市ガス「e-メタン」を合成できることが確認されています。

- 実証プロジェクト: [https://jccl.jp/archives/2411](https://jccl.jp/archives/2411)

これにより、VPSA2はメタネーションやドライアイス製造など、CO₂の利活用まで含めた実証に利用可能な装置として、カーボンニュートラル社会の実現に向けた循環型社会の構築に貢献します。

## VPSA2の主な特長と製品仕様

![産業機械](/wp-content/uploads/2026/08/b5b9ced459f773311f8b3772b124ab33.webp)

### 主な特長

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**高純度回収**: 99%以上の純度でCO₂を回収可能。

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**CO₂回収能力**: 都市ガス燃焼後排ガスの場合、1日に30kg程度のCO₂を回収可能。

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**多用途対応**: 各種排ガスからのCO₂回収にも対応（前処理は要相談）。

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**作業安全性**: 高温・加圧のプロセスを含まず、高リスク作業が少ない。

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**設置が容易**: 小型（20フィートコンテナサイズ）で、屋内・屋外共に設置可能。

### 主な技術ポイント

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独自の調圧・調湿機構により、吸収剤に凝縮熱を供給し、CO₂を効率的に回収可能。

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回収条件を任意に設定することで、多様な温度・CO₂濃度の排ガスに対して回収条件を最適化可能。

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回収されたCO₂の量及び純度は、流量計とCO₂濃度計でリアルタイムに確認可能。

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装置の自動制御により、長期間安定した運転が可能。

### 主な製品仕様

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**CO₂回収能力**: 30kg-CO₂/日程度（CO₂濃度10%前後の都市ガス燃焼後排ガスの場合）

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**対象ガス**: 都市ガス燃焼後排ガスなど（その他のガスは要相談）

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**CO₂回収純度**: 99%以上可能

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**引込ガス量**: 最大400 SLM

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**回収対象CO₂濃度**: 4〜20%（その他の濃度域は要相談）

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**供給電源**: 三相AC200V

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**製品サイズ**: 20フィートコンテナサイズ（外寸：長さ約6.0m、幅約2.4m、高さ約2.6m）

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**想定される用途**: 実排ガスからのCO₂回収実証、CO₂の利活用まで含めた実証、JCCLの技術を利用した装置大型化の検証・研究開発

## 今後の展望と社会実装への期待

JCCLは、VPSA2の導入を企業、大学・研究機関、国・自治体などへ進め、社会実装を見据えた現実的かつ信頼性の高い省エネ型の次世代CO₂回収技術を提供していく方針です。

今後は、装置のさらなる大型化・高性能化を図るとともに、CCUS（Carbon dioxide Capture, Utilization and Storage：CO₂の回収・利用・貯留）分野におけるCO₂回収ソリューションをパートナー企業と共に拡充し、カーボンニュートラル社会の実現に貢献していくとしています。

JCCLは、2026年9月9日～11日に幕張メッセで開催される「CCUS EXPO」に出展を予定しており、本製品や回収技術について詳しく説明するとのことです。

### 株式会社JCCLについて

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**社名**: 株式会社JCCL

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**所在地**: 福岡県福岡市西区九大新町5-5 いとLab＋研究開発棟215号

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**設立**: 2020年12月

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**資本金**: 1億円

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**事業内容**: CO₂回収材料・装置の設計・製造、技術ライセンス供与、その他CO₂回収に関する試験受託やプロジェクト参画等

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**会社HP**: [https://jccl.jp/](https://jccl.jp/)

English: [https://jccl.jp/en/](https://jccl.jp/en/)

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