# 「第9回SXアワード」発表！持続可能な社会を拓く20の先進事例

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- カテゴリ: テックニュース
- 公開日: 2026-09-01
- 更新日: 2026-09-01

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## 「SXアワード」が示す持続可能な未来への道

一般社団法人サステナブル経営推進機構（SuMPO）は、2026年9月1日、「第9回SXアワード（Sustainability Transformation Awards）」の受賞企業・団体を発表しました。このアワードは、これまでの「エコプロアワード」の理念を受け継ぎつつ、サステナビリティ・トランスフォーメーション（SX）という現代的な視点を取り入れて名称変更されたものです。SXとは、企業や社会全体が持続可能性を追求するために、ビジネスモデルや組織、社会システムそのものを変革していくことを指します。

今回のアワードでは、57件の応募の中から、大臣賞5件、優秀賞5件、奨励賞10件の計20件が選出されました。これらの受賞案件は、資源循環、脱炭素、地域課題の解決といった多様な領域におけるSXの実装事例として、日本の未来を形作る先進的な取り組みを示しています。

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## SX実践の3つの広がり

今回の受賞案件からは、SX実践の3つの重要な広がりが見て取れます。

### 1. 未利用資源を価値へ変える「資源循環・アップサイクル」

「資源循環」とは、製品や材料を廃棄せずに、繰り返し利用したり、別の製品の原料として再利用したりする仕組みのことです。「アップサイクル」は、単なる再利用にとどまらず、使われなくなったものに新たな価値を与えてより良いものに生まれ変わらせることを意味します。

例えば、酒造りの副産物を炭にして畜産に活用する事例や、食品ロスなどの地域の未活用資源を再流通させる取り組みが選ばれました。これらの取り組みは、これまで捨てられていたものに新たな命を吹き込み、資源の制約に対応しながら経済的な価値も生み出しています。

### 2. 企業・業種の枠を越える「産業横断・地域連携」

持続可能な社会を築くためには、一企業や一業種だけでは解決できない課題が多く存在します。この広がりでは、異なる業種の企業が協力したり、地域の金融機関が中心となってプラットフォームを構築したりするなど、企業や地域の枠を超えた協働型の取り組みが評価されました。これにより、個々の取り組みだけでは難しかった大きな変革が実現します。

### 3. 環境価値を社会・事業価値につなげるSX

環境負荷の低減だけでなく、地域課題の解決、競争力の強化、資源安全保障、快適性、経済性といった、環境・社会・経済の複数の価値を同時に実現する取り組みが選ばれました。これは、環境に良いことが、同時にビジネスとしても、社会にとっても良い結果をもたらすという、持続可能な経営の理想的な形を示しています。

## 注目すべき受賞案件

今回のSXアワードでは、多岐にわたる分野から革新的な取り組みが表彰されました。いくつか具体的な事例を紹介します。

### 大臣賞

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**財務大臣賞：白鶴酒造株式会社「酒蔵 × 畜産 地域企業連携による『サケ炭』アップサイクルモデル」**

    酒造りの過程で出る副産物を「サケ炭」として活用し、地域の畜産業に役立てる取り組みです。これにより、これまで廃棄されていた資源に新たな価値が生まれ、地域内での循環が実現しています。

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**農林水産大臣賞：株式会社肥後銀行「地域ロス削減プラットフォーム「かせする」を活用したサーキュラーエコノミーの実現」**

    地域内の食品ロスや未利用資源を減らすためのプラットフォーム「かせする」を、地域金融機関である肥後銀行が中心となって運営しています。これは、金融機関が地域のハブとなり、資源循環型経済（サーキュラーエコノミー）を促進する画期的なモデルです。

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**経済産業大臣賞：株式会社フクル「アパレルのエコデザインサービスFiTO［フィト］」**

    アパレル製品の企画段階から環境負荷を考慮したデザインを支援するサービスです。これにより、製品の長寿命化やリサイクルしやすい素材の選択が進み、使い捨てではない持続可能なファッションの実現に貢献します。

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**環境大臣賞：プライムプラネットエナジーアンドソリューションズ株式会社・日本軽金属株式会社・冨士発條株式会社・パナソニック オペレーショナルエクセレンス株式会社「4社協働で実装したクローズドループ型資源循環 ― 電池産業におけるアルミ水平リサイクルによるSXの実現 ―」**

    使用済み電池からアルミニウムを回収し、再び電池の材料として利用する「水平リサイクル」を4社が連携して実現しました。これは、新たな資源を採掘することなく、既存の資源を効率的に循環させることで、資源の枯渇を防ぎ、環境負荷を大幅に削減する極めて重要な取り組みです。

### 優秀賞・奨励賞

この他にも、次世代の飲料缶蓋「EcoEnd™」の開発（株式会社UACJ・東洋製罐株式会社）や、捨てられてきたフッ素を再資源化する「循環蛍石」プロジェクト（AGC株式会社）、移動型独立電源「N3 エヌキューブ」（NTN株式会社）など、様々な分野で持続可能な社会の実現に貢献する実用化済みの取り組みが多数表彰されました。

## 表彰式と今後の展望

「第9回SXアワード」の表彰式は、2026年9月29日（火）15時からイイノホール＆カンファレンスセンターで開催されます。当日は、受賞企業・団体による事例発表やポスターセッションが予定されており、各担当者から直接、取り組みの背景や成果、今後の展望が紹介される予定です。

本アワードは、日本市場における優れたサステナブルデザイン（環境配慮をはじめとしたSXに資する取組やそれが組み込まれた製品・サービス・技術・ソリューション・ビジネスモデル等）を表彰し、その開発・普及を促進することで、SXの実現を加速させることを目指しています。

今後も、このような革新的な取り組みが社会に広がり、より豊かな未来が築かれることが期待されます。

SXアワードの詳細については、公式サイトをご覧ください。

- [SXアワード公式サイト](https://sumpo.or.jp/seminar/awards/index.html)
