# 気候変動に挑む量子バイオテクノロジー：QFFが「中性子線スピーディ育種®」で新品種開発を加速

- 出典: fture-scope（https://future-scope.net/）
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- カテゴリ: テックニュース
- 公開日: 2026-09-01
- 更新日: 2026-09-01

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## 「中性子線スピーディ育種®」とは？

QFFが開発した「中性子線スピーディ育種®」は、中性子線という特殊な放射線を使って、植物や微生物の遺伝子に多様な変化（突然変異）を効率的に引き起こす技術です。これにより、これまでになかった新しい性質を持つ品種を素早く作り出すことを目指します。

### 今までの育種との違い

従来の育種では、自然界に存在する遺伝子の多様性を利用したり、既存の品種を掛け合わせる（交配育種）ことで、目的の性質を持つ品種を選び出してきました。しかし、この方法では、必要な遺伝子の多様性が不足している場合や、目的の性質に関わる遺伝子がまだよくわかっていない場合に、品種改良に時間がかかったり、難しいという課題がありました。

中性子線スピーディ育種®は、中性子線によって遺伝子に「点変異」と呼ばれる小さな変化から、「欠失」や「挿入」といった大きな変化まで、幅広い種類の突然変異を誘発できる可能性があります。これにより、育種の出発点となる遺伝的な多様性を飛躍的に増やすことが期待されます。プレスリリースでは、この技術による突然変異率は、従来技術の15〜300倍に達し、植物では最短1年、微生物では最短1週間で新しい系統を創出できると説明されています。ただし、品種登録に至るまでには、さらにフィールドテストや市場性の調査が必要となります。

![中性子線スピーディ育種®のメカニズムを示す図](/wp-content/uploads/2026/09/bba7634cda89b91db726bbc968eeafa8.webp)

この技術は遺伝子組み換えや外来遺伝子の導入を伴わない「Non-GMO（非遺伝子組み換え）」のアプローチであるため、消費者の安心にもつながるでしょう。既存の優れた品種の特長を活かしつつ、新たな性質を付与する育種や、まだ知られていない有用な性質や関連遺伝子を探る研究にも活用が期待されています。

## なぜ今、新しい育種技術が必要なのか？

地球規模での気候変動、病害の拡大、農業生産者の減少、そして多様化する消費者のニーズなど、現代の農業は多くの課題に直面しています。例えば、猛暑による米の品質低下や収量減少は、日本の稲作においても深刻な問題です。

こうした状況に対応するためには、高温・乾燥・塩害に強い作物、病気に負けない作物、収穫量が多く品質の良い作物、少ない労力で栽培できる作物など、複数の性質を迅速に改良していくことが求められています。

QFFの「中性子線スピーディ育種®」は、こうした課題に対し、育種の「材料」となる多様な変異を持つ集団を創り出すことで貢献します。これにより、交配育種やゲノム選抜、ゲノム編集といった既存の技術では難しかった形質の改良や、新たな遺伝子・変異の探索を補完し、加速させることが期待されます。

## 「日本育種学会 第150回講演会」出展概要

QFFは、今回の講演会で、中性子線スピーディ育種®の技術概要とその特徴、高温・乾燥・塩害・病害への耐性、収量、品質、機能性成分などの改良可能性について紹介します。また、種苗会社、農業・食品関連企業、大学、公設試験研究機関との共同研究パートナーを募集しており、以下のようなテーマでの連携を目指しています。

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高温、乾燥、塩害、低温などの環境ストレスに強い作物の開発

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病害抵抗性を高め、農薬使用量の低減に貢献する作物の開発

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収量、バイオマス、光合成能力、肥料・水利用効率を高めた作物の開発

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糖度、食味、香り、色、外観、日持ちなどに優れた高品質品種の開発

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機能性成分や有用二次代謝産物を高めた食品・素材向け品種の開発

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草丈、草姿、開花・成熟時期などを改良した省力栽培向け品種の開発

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既存の優良品種・地域品種の特長を活かした新形質の付与

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新規表現型の創出と、関連遺伝子・変異の探索

### 講演会詳細

![Quantum Flowers & Foods (QFF)が「日本育種学会 第150回講演会」に出展することを告知する画像](/wp-content/uploads/2026/09/761a432b533f39f2b0a7583c89d39df0.webp)

名称
一般社団法人日本育種学会 第150回講演会（令和8年度秋季大会）

会期・日程
＜講演会・第67回シンポジウム＞ 2026年9月17日（木）～18日（金）

＜市民公開シンポジウム＞ 2026年9月19日（土）

会場
福井県立大学永平寺キャンパス: [https://jsbreeding.jp/meeting/150/place.php](https://jsbreeding.jp/meeting/150/place.php)

主催
一般社団法人 日本育種学会

公式サイト
[https://jsbreeding.jp/meeting/150/](https://jsbreeding.jp/meeting/150/)

事前参加登録は終了していますが、2026年9月11日頃からオンライン大会登録受付システムで当日参加登録が可能です。詳細は大会公式サイトをご確認ください。

[https://jsbreeding.jp/meeting/150/entry.php](https://jsbreeding.jp/meeting/150/entry.php)

## 今後の展望

QFFは、植物・微生物の品種改良を加速させるプラットフォーム企業として、農業、食品、園芸、バイオものづくり、環境分野における社会課題の解決を目指しています。今回の学会出展を通じて、育種学、遺伝学、ゲノム科学、植物生理学、フェノタイピング（表現型を測定・解析する技術）、栽培学など、多様な専門性を持つ研究者や企業との連携を広げていく方針です。

QFFの変異創出技術と、各研究者・企業が持つ育種材料、評価技術、ゲノム情報、圃場（ほじょう：作物を育てるための畑などの場所）を組み合わせることで、研究成果を育種素材や実用品種として社会に届ける共同開発を推進していくとのことです。

## QFF 代表取締役CEO&CTO 菊池伯夫氏のコメント

QFFの代表取締役CEO&CTOである菊池伯夫氏は、気候変動や食料安全保障などの課題に対応するためには、作物の品種改良において、これまで以上のスピードと多様性が必要であると述べています。また、優れた評価技術やゲノム解析技術があっても、選抜の対象となる遺伝的多様性がなければ、新しい品種を生み出すことはできないと指摘しています。

![ベージュのスーツジャケットと白Tシャツを着た男性が、顎に手を当ててカメラに優しく微笑んでいます](/wp-content/uploads/2026/09/913574741e983d8a641ea2244b6ef2d8.webp)

菊池氏は「QFFは、中性子線スピーディ育種®によって新たな遺伝的多様性を創出し、育種研究者や種苗会社、公設試験研究機関の皆様が持つ知見・技術と組み合わせることで、将来の農業を支える育種素材と新品種の開発を加速したいと考えています。本大会を通じて、研究成果を実用的な品種として社会に届ける共同研究パートナーとの出会いを期待しています。」とコメントしています。

## 会社概要

![「QFF」というスタイリッシュなロゴと、その下に「Quantum Flowers & Foods」という社名が書かれたシンプルな企業ロゴ画像](/wp-content/uploads/2026/09/424783a820f46117e0e3355dcdd0c254.webp)

社名
株式会社クォンタムフラワーズ&フーズ（QFF）

所在地
東京都中央区日本橋人形町3丁目7-14 セブンビル7F

代表取締役CEO
菊池伯夫

事業内容
・中性子線スピーディ育種®サービスの提供

・量子バイオテクノロジーの研究開発

設立
2018年7月

HP
[https://qff.jp](https://qff.jp)
