# NanoFrontier 井上誠也代表、「GPU UNITE 2026」特別座談会に登壇 – 材料開発の「暗黙知」をAIで形式知化する挑戦

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- カテゴリ: テックニュース
- 公開日: 2026-09-01
- 更新日: 2026-09-01

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## NanoFrontier 井上誠也代表、「GPU UNITE 2026」特別座談会に登壇

NanoFrontier株式会社の代表取締役である井上誠也氏が、2026年10月21日（水）に開催される技術カンファレンス「GPU UNITE 2026」の特別座談会に登壇します。この座談会では、材料開発における「暗黙知」（熟練研究者の勘やコツといった、言葉や文字では伝えにくい知識）をAIで「形式知化」（暗黙知をデータやルールとして明確な形にすること）する研究開発自動化の実践について議論が展開されます。

![GPU UNITE 2026 技術カンファレンス](/wp-content/uploads/2026/09/ed5f5048fbb7fb675611ab6ee66cc297.webp)

## 登壇の背景：材料開発の「暗黙知」にAIで挑む

NanoFrontierは、2026年3月24日に開催されたNEDO懸賞金活用型プログラム「GENIAC-PRIZE」最終審査・表彰式において、領域01「国産基盤モデル等を活用した社会課題解決AIエージェント開発」テーマI「製造業の暗黙知の形式知化」で第3位・地域賞を受賞しました。

ナノ粒子の生成プロセスは、温度や攪拌、薬品投入のタイミングなど、多数の条件に左右される複雑なものです。そのため、成功が熟練研究者の「勘やコツ」に依存し、「暗黙知」として次世代へ継承されずに失われやすいという構造的な課題がありました。

この課題に対し、NanoFrontierはAI、シミュレーション、ロボットアームを連携させた一連の「パイプライン」（一連の処理の流れ）として、研究開発の自動化システム構築を目指しています。このシステムは、化学の専門知識を持たない人でも研究開発実験を実行できるようにすることで、材料開発プロセスにおける「属人性」（特定の個人に依存すること）を低減することを試みています。この取り組みは、今まで個人の経験に頼っていた部分をAIとロボットが補完し、再現性のある研究開発を可能にする点で、非常に画期的なアプローチと言えるでしょう。

この研究開発自動化の取り組みは、現在も進行中の段階ですが、実用化されれば、材料開発のスピードアップや品質の安定化に大きく貢献すると期待されています。

## 特別座談会「生成AIで社会課題に挑む」について

井上氏が登壇する特別座談会「生成AIで社会課題に挑む ― GENIAC-PRIZE受賞者が語る、新たな挑戦 ―」は、生成AI（自らデータを生成するAI）を社会課題解決に活用してきた実践者たちが、それぞれの現場での取り組みや直面した困難、そして今後の挑戦について議論する対話型のプログラムです。行政、ハードウェア・音声AI、AIエージェント（特定のタスクを自律的に実行するAIプログラム）、材料開発といった異なる領域の登壇者が一堂に会します。

井上氏は、GENIAC-PRIZE受賞者の一人として、材料という物理の世界で研究開発の自動化に取り組む事業者の立場から議論に加わる予定です。

![特別座談会「生成AIで社会課題に挑む」登壇者](/wp-content/uploads/2026/09/37e79d5d8e0f728ad0e0385961c77218.webp)

### 「GPU UNITE 2026」開催概要

名称
GPU UNITE 2026 技術カンファレンス

主催
GPU UNITE 実行委員会

日時
2026年10月21日（水）10:00〜18:15 （ネットワーキング 18:20〜19:30）

会場
東京大学 伊藤国際学術研究センター（東京都文京区本郷7-3-1）

定員
400名（ネットワーキング参加は上記のうち先着100名）

参加費
【聴講のみ】一般 3,300円（税込）／学生 無料 【聴講＋ネットワーキング】一般 5,500円（税込）／学生 1,100円（税込）

セッション
特別座談会「生成AIで社会課題に挑む ― GENIAC-PRIZE受賞者が語る、新たな挑戦 ―」（17:35〜18:15）

登壇者
・秋元 裕太 氏（経済産業省 商務情報政策局 AI産業戦略課 課長補佐／モデレータ）

・関 喜史 氏（Fairy Devices株式会社 プロダクト開発部 執行役員 CPO）

・井上 誠也（NanoFrontier株式会社 代表取締役）

・南里 勇気 氏（GPU UNITE 実行委員／株式会社Algomatic Dynamics 代表取締役CEO）

公式サイト
[https://gpu-unite.ai/gpu-unite-2026/](https://gpu-unite.ai/gpu-unite-2026/)

### 「GPU UNITE」について

「GPU UNITE」は、GPU（画像処理装置）をはじめとするハードウェアの発展とともに進化する先端技術や、その研究・開発における取り組みを発信する技術コミュニティです。産業界とアカデミア（学術界）の技術者・研究者が一堂に会し、AI、シミュレーション、CG、HPC（ハイパフォーマンスコンピューティング）などの研究成果や応用事例を共有する場として、年1回の技術カンファレンスと定期的な勉強会を開催しています。企画・運営は「GPU UNITE 実行委員会」が担っています。

## NanoFrontier代表 井上誠也氏のコメント

井上誠也氏は、「GENIAC-PRIZEでの受賞に続き、技術の最前線が集まるこの場に登壇する機会をいただき、大変光栄です。材料の研究開発は、結果が出るまでに時間がかかり、その過程で積み上がった判断の多くが個人の中に残ります。私たちがAIとロボットに取り組んでいるのは、その判断を外に出し、誰が担当しても同じ条件を再現できる状態をつくるためです。知を生み出す主体は研究機関だけではなく、企業自身が学理に基づいて技術を積み上げ、製造まで進めることが、長期的な利益と持続的な技術革新につながると考えています。当日は、人が判断すべき範囲と自動化できる範囲をどう切り分けてきたのか、実際に手を動かしてきた立場からお話しできればと思います。」と述べています。

このコメントからは、材料開発におけるAIとロボットの活用が、単なる効率化だけでなく、企業の競争力向上と持続的な成長に不可欠であるという強い信念がうかがえます。

## NanoFrontier株式会社について

NanoFrontier株式会社は、2025年4月7日に設立された東北大学発のスタートアップです。有機ナノ粒子化技術を用いた試薬品・機能性材料の研究開発、製造および販売、有機ナノ粒子の製造受託および関連技術の提供、有機ナノ粒子化技術分野における技術ライセンスの供与および技術コンサルティングを事業内容としています。

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会社名：NanoFrontier株式会社

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代表者：代表取締役　井上 誠也

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所在地：宮城県仙台市青葉区片平2-1-1 東北大学産学連携先端材料研究開発センター215号室

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設立：2025年4月7日

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公式サイト：[https://nanofrontier.jp](https://nanofrontier.jp)

NanoFrontierが推進するAIを活用した研究開発自動化は、熟練者の知識を普遍的なものに変え、未来の材料開発に新たな道を切り開く可能性を秘めています。この取り組みが、日本の製造業における大きな進歩となることが期待されます。
