# 日本の発酵・バイオ技術でインドネシアの農水産資源に新たな価値を – スペースシードホールディングスらが三者協力協定を締結

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- カテゴリ: テックニュース
- 公開日: 2026-09-07
- 更新日: 2026-09-07

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## なぜこの連携が画期的なのか

この協定の最大の特徴は、「技術」「事業」「学術」という三つの異なる強みが結びつく点にあります。

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**日本の発酵・バイオ技術（SSHD）**: SSHDは、発酵技術をはじめとする日本の食品・バイオ技術を応用し、農水産物の高付加価値化や、加工で出る残渣を飼料や素材として再利用する循環型モデルの構築を目指します。これにより、これまで加工されずに流出していた一次産品に、新たな価値を加えることが可能になります。

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**ビジネス連携の橋渡し（Awina）**: Awinaは、再生可能エネルギーや廃棄物管理、循環経済を専門とし、日本とインドネシア間のビジネス連携を数多く手掛けてきました。SSHDの技術とUNG海洋水産技術学部の知見を、ゴロンタロ州の現地ビジネスへとつなぐ重要な役割を担います。

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**学術と地域現場の融合（UNG海洋水産技術学部）**: UNG海洋水産技術学部は、海洋・水産・沿岸資源管理に関する深い学術的専門性と、地域に根差したネットワークを持っています。研究施設や学生、教員がこのプロジェクトに参加することで、単なる技術導入に終わらない、持続可能な産業化と人材育成の基盤を築きます。

## 協定が目指す具体的な取り組み

この協力協定は、署名日から5年間にわたり、多岐にわたる分野で連携を進めます。

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**アグリビジネスの産業化**: ヤシやトウモロコシなどの主要農産品とその派生製品の加工・高付加価値化に向けた共同研究開発を進めます。

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**持続可能な水産資源管理**: 漁業、養殖、沿岸生態系管理に関する研究と、その実践に取り組みます。

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**人材育成**: UNG海洋水産技術学部の学生にインターンシップや実地研修の機会を提供し、教員の能力開発も支援します。これにより、未来の地域産業を担う人材を育成します。

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**知見の共有と共同研究**: データ、情報、学術的知見の共有や、国内外の学術誌・フォーラムでの共同論文発表を行います。

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**国際共同研究助成への申請**: 「SATREPS（地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム）」のような、日本とインドネシア間の長期的な共同研究プログラムへの申請準備も進めます。

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**地域社会への貢献**: 沿岸地域住民、農家、漁業者への社会貢献活動や、地域経済の活性化を目指します。

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**雇用機会の創出**: SSHDおよびAwinaの事業エコシステムにおいて、UNG海洋水産技術学部の卒業生に就職機会を提供します。

## 未来への貢献：SDGsと大学の評価指標

この連携は、単なるビジネス協定にとどまりません。持続可能な開発目標（SDGs）のうち、「SDG 2（飢餓をゼロに）」と「SDG 14（海の豊かさを守ろう）」への貢献を明確に掲げています。

また、インドネシア高等教育・科学技術省が定める大学主要業績評価指標（IKU：Indikator Kinerja Utama）の達成も支援するよう設計されており、卒業生の就職率向上、学生の活動実績、教員の国際的評価、産学連携、国際的な学術論文発表、SDGsへの貢献、大学の収入増加など、具体的な指標への影響も期待されます。

### 関係者の声

SSHDの鈴木健吾代表取締役CEOは「発酵をはじめとする日本の食品・バイオ技術は、原料を運び出す前に価値を積み上げるための手段です。産業化を続けるのは装置でも契約でもなく人だからです。学生が現場で手を動かし、教員が国際共同研究の当事者になる。その循環ができて初めて、ヒリリサシは一過性のプロジェクトではなく地域の産業になります」と、人材育成の重要性を強調しました。

AwinaのAnanda Setiyo Ivannanto代表取締役社長は、「日本とインドネシアの間には、技術も需要もすでに存在しています。足りないのは、それを地域の現場につなぐ回路です。ゴロンタロでは、地域に根ざした知の拠点である大学が加わることで、事業が現場から切り離されずに立ち上がると考えています」と、大学との連携の意義を述べました。

UNG海洋水産技術学部のProf. Dr. Ir. Yuniarti Koniyo, MP学部長は、「本学部にとって、この協定は学生と教員の双方に国際的な機会をもたらすものです。私たちは2つのパートナーと協力し、研究成果を単なる論文発表にとどめることなく、地域コミュニティの生活へと還元していくための道筋を築いていきたいと考えています」と、地域貢献への意欲を示しました。

![締結式に参列した関係者](/wp-content/uploads/2026/09/1cf8309e423ee736efa48abc571309a1.webp)

## 今後の展開

今後、三者は具体的な活動内容、目標時期、担当者、費用負担を定める個別契約を順次締結し、共同研究および人材育成プログラムを開始する予定です。さらに、SATREPSをはじめとする国際共同研究助成プログラムへの申請に向けた検討・準備も進められます。この連携が、ゴロンタロ州の持続可能な発展と、地域の人々の豊かな未来を築くことに貢献するでしょう。

## 協力企業・組織について

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**PT AWINA SINERGI INTERNATIONAL**

    インドネシアを拠点に再生可能エネルギーや環境ソリューションを展開する企業です。日本企業との連携を通じて、再生可能エネルギー、廃棄物管理、循環型経済などの分野で事業を創出し、日本とインドネシアをつなぐビジネス連携を推進しています。

    詳細はこちら：[https://awina.co.id/](https://awina.co.id/)

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**スペースシードホールディングス株式会社**

    「SFをノンフィクションにする」をミッションとする宇宙系ディープテックベンチャービルダーです。新技術の研究開発と社会実装、研究シーズへの投資・育成を通じて、社会課題を解決する事業の創出に取り組んでいます。発酵・医学・新素材などの領域で研究開発と事業化を推進しており、2040年までに人類が宇宙空間で居住するために必要な技術を揃えることを長期目標としています。

    詳細はこちら：[https://ss-hd.co.jp/](https://ss-hd.co.jp/)
