# Orbbec、ロボット不要のAI学習データ収集機器を日本初フル展示へ – 37時間超・1億フレームを連続収録

- 出典: fture-scope（https://future-scope.net/）
- URL: https://future-scope.net/2026/09/08/orbbec%e3%80%81%e3%83%ad%e3%83%9c%e3%83%83%e3%83%88%e4%b8%8d%e8%a6%81%e3%81%aeai%e5%ad%a6%e7%bf%92%e3%83%87%e3%83%bc%e3%82%bf%e5%8f%8e%e9%9b%86%e6%a9%9f%e5%99%a8%e3%82%92%e6%97%a5%e6%9c%ac%e5%88%9d/
- カテゴリ: AIツール
- 公開日: 2026-09-08
- 更新日: 2026-09-08

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## ロボットの「目と脳」を強化する技術

Orbbecは「Building the Eyes and Brain of Physical AI（物理AIの目と脳を構築する）」をテーマに、安定した3D（三次元）知覚、拡張性の高い実世界データ収集、そしてロボットが物を操作するための広範囲・近距離センシングの連携技術を紹介します。

### 透明物体も正確に捉える3D知覚

ロボットが透明なものや反射するものを扱う際、光の反射などで正確な奥行き情報（深度データ）を得ることが難しいという課題があります。これにより、ロボットが物体を見失ったり、間違って認識したりすることがありました。

Orbbecは展示会場で、[Gemini 330 Series](https://www.orbbec.com/product/gemini-330/)のネイティブ深度データとRobbyantのLingBot-Depthモデルを組み合わせた「LingBot Enhanced Depth Filter」を展示します。この技術は、深度データの欠損やノイズを減らし、物体の輪郭をよりはっきりと捉えることで、透明な物体のピッキングや箱・棚の認識、物体の位置検出などをサポートします。これにより、これまで難しかった作業の自動化が期待されます。

また、高い精度が求められる組み立てや検査の用途に向けて、カスタマイズが可能な3D DLPカメラ「Nova S1」も展示されます。

### ロボットに頼らないAI学習データ収集

ロボットや、身体を持つAI（エンボディドAI）モデルが賢くなるためには、膨大な量の「実世界データ」が必要です。これまでは、ロボットを動かしてデータを集めることが一般的でしたが、Orbbecは今回、ロボットを使わずにデータを集めることができる「Robot-Free Data Collection Hardware Platform」の全ラインアップを日本で初めて展示します。

このプラットフォームは、EGO、UMI、WristCam、Hubといった機器で構成されており、人が一人称視点で観察したり、手で操作したり、手首の動きを捉えたり、複数のデバイス間でデータを同期させたりすることが可能です。これにより、まるで人が作業しているかのような視点から、多様なデータを効率的に収集できます。

このシステムは、検証条件下で37時間を超える連続収録、1億フレーム以上のデータ取得、1ミリ秒（ms）未満の同期誤差、0.3ピクセル未満の工場出荷時キャリブレーション誤差を実現しています。これは、AIモデルがより早く、より正確に学習するための、質の高いデータを提供できることを意味します。

### ロボット操作を支える知覚連携

Orbbecは、IoT（モノのインターネット）インテリジェントシステムおよび組み込みプラットフォームのグローバルリーダーであるAdvantech（アドバンテック）と共同で、「ハンド・アイ・ブレイン」統合ソリューションを展示します。このソリューションは、広範囲の周囲環境を認識する[Gemini 335Lg](https://www.orbbec.com/product/gemini-335lg/)、ロボットが物を操作する際の近距離センシングを担う[Gemini 305g](https://www.orbbec.com/product/gemini-305g/)、そしてデバイスの近くでAI処理を行う（エッジAI処理）Advantechのロボティクス対応コントロールシステムAFE-R750を組み合わせています。これにより、ロボットは周囲の状況を広範囲で把握しつつ、目の前の細かい作業も正確に行えるようになります。

## 日本での実用化と今後の展望

Orbbecの3Dビジョン技術は、すでに日本でも実用化されています。日立グループの無人店舗ソリューション「CO-URIBA」では[Femto Mega](https://www.orbbec.com/product/femto-mega/)が採用されているほか、日本の大手自動車メーカーが開発した病院向け物流ロボットには[Gemini 2](https://www.orbbec.com/product/gemini-2/)が採用されており、その信頼性と実用性が証明されています。

Orbbec APAC Managing DirectorのFelix Zheng氏は、「日本市場では、ロボットビジョンに対して、性能だけでなく、信頼性や長期的な供給能力にも高い水準が求められています。国際物流総合展2026への出展を通じて、日本のお客様やパートナーとの連携をさらに深め、当社の技術をより多くの実際のロボットアプリケーションへ展開していきたいと考えています」と述べています。

Orbbecの技術は、物流、製造、医療など、さまざまな分野でロボットによる自動化を加速させ、私たちの生活をより豊かで効率的なものに変えていく可能性を秘めているでしょう。

詳細情報については、以下のリンクをご覧ください。

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[Orbbec 公式ウェブサイト](https://www.orbbec.com/)

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お問い合わせ: [business@orbbec.com](mailto:business@orbbec.com)
