# AstroX、岩手県宮古市と包括連携協定を締結 – 東北から宇宙への道を拓く新たな一歩

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- カテゴリ: テックニュース
- 公開日: 2026-09-11
- 更新日: 2026-09-11

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## AstroXと岩手県宮古市が包括連携協定を締結

2026年9月10日、AstroX株式会社（本社：福島県南相馬市）は、岩手県宮古市と包括連携協定を締結しました。この連携は、宮古市における航空・宇宙産業の振興、宇宙関連分野を活用した地域産業の活性化、そして次世代人材の育成を目的としています。特に、宮古市の田老地区をロケットや気球の実験・打上げ候補地と位置づけ、具体的な取り組みが開始されます。これはAstroXにとって、東北地方で2例目となる自治体とのパートナーシップです。

![AstroXと宮古市の包括連携協定締結](/wp-content/uploads/2026/09/4b1ba9bfa8a40eae66a25ac6ae865bd7.webp)

## 協定締結の概要と教育活動

協定締結式は、2026年9月10日に宮古市民交流センターで行われ、AstroX代表取締役CEOの小田翔武氏と宮古市長の中村尚道氏が出席しました。締結式後には、AstroXの取り組みに関するプレゼンテーションも実施されました。

![AstroX株式会社と宮古市の包括連携協定締結式の様子](/wp-content/uploads/2026/09/960e373c2363983744102df6e3463d63.webp)

同日、次世代人材育成の一環として、市内の小・中学校を対象とした出前授業も実施されました。田老第一小学校ではAstroXのエンジニアによる宇宙に関する授業が行われ、田老第一中学校では小田氏による「東北から宇宙へ。宇宙開発で“Japan as No. 1”を取り戻す、AstroXの取り組み」と題した講演が開かれました。これらの活動には、地元の子どもたちや高校生が参加し、宇宙開発への関心を高める機会となりました。

## 連携・協力する4つの主要項目

本協定では、以下の4項目についてAstroXと宮古市が連携・協力します。

- **ロケット・気球等の実験及び打上げの実施環境の確保及び支援**

    田老地区（グリーンピア三陸みやこ周辺）の用地利用調整に加え、実験時の安全確保や広報連携、漁業協同組合および地域住民との調整を宮古市と協力して進めます。各種実験は2026年10月から田老地区で順次実施される予定です。

- **市内事業者との連携及び地元調達の促進**

    用地整備や建設工事などを地元の事業者へ発注するほか、資材調達、物流、宿泊などについても市内での調達を積極的に推進し、地域経済の活性化に貢献します。

- **次世代人材の育成**

    市内の小・中学校、高校を対象に、宇宙やロケットをテーマとした出前授業や講演を継続的に実施します。

- **その他前条の目的を達成する為に必要な事項**

## 宮古市が選ばれた背景とAstroXの挑戦

AstroXは、2026年度中に民間として世界初となる「Rockoon（ロックーン）方式」による宇宙空間（高度100km）到達を目指しています。Rockoon方式とは、ロケット（Rocket）と気球（Balloon）を組み合わせた造語で、高高度気球でロケットを成層圏まで運び、そこで発射することで、地上からの発射よりも燃料効率が良く、柔軟な打ち上げが可能になる技術です。その後、2029年度中には衛星軌道への投入を目標としています。商用化フェーズでは年間50回の打上げを計画しており、既存の南相馬拠点に加え、将来的には日本全国に複数の拠点を構えることを視野に入れています。

宮古市田老地区（グリーンピア三陸みやこ周辺）は、周辺に住宅地が少なく、ロケットや気球の実験・打上げを行う上で理想的な条件が合致しているため、今回の候補地として選定されました。

## 南相馬市での実績と宮古市への期待

AstroXは、2023年に締結した南相馬市との連携協定のもと、すでに具体的な成果を上げています。令和5年度から7年度にかけて、南相馬オフィス勤務メンバー6名の現地採用・移住、市内企業への地元発注累計116件、地元企業向け直接発注規模累計5,800万円を達成しました。また、1回の打上げで約400名が南相馬市に宿泊し、宿泊・飲食・交通費が地域経済へ波及するなど、地域への貢献が明確に示されています。

宮古市でも、2026年10月以降の実験を通じて現地運用の基盤を整え、将来的には市内への事務所設置や、部品供給を含む市内事業者への波及効果も視野に入れながら、連携を深めていく計画です。この取り組みは、「東北から、日本の宇宙輸送インフラを支える地盤を、確かな現実として築いていく」というAstroXのビジョンに繋がります。

## 関係者からのコメント

### AstroX株式会社 代表取締役CEO 小田翔武氏

![AstroX株式会社 代表取締役CEO 小田翔武氏](/wp-content/uploads/2026/09/d57670ebd446a66ae82e0d39eb5d8ea1.webp)

「宮古市との包括連携協定締結を大変嬉しく思います。田老地区は実験・打上げ拠点として理想的な環境であり、2026年度中に目指す民間世界初のRockoon方式による宇宙空間到達への大きな一歩となります。私たちはこれまでも地域の皆さまと共に歩みながら開発を進めてまいりました。その経験を活かし、地元調達や次世代人材の育成を通じて宮古市の発展にも貢献してまいります。『宇宙開発で”Japan as No. 1″を取り戻す』という挑戦を、宮古市の皆さまと共に実現していきます。」

### 宮古市長 中村尚道氏

![宮古市長 中村尚道氏](/wp-content/uploads/2026/09/37a6e8fe8726b2ea23a6e4dda4743db9.webp)

「私たちの生活は、宇宙インフラによって支えられています。日本が通信自給率を高めることが、我々の生活をより豊かにしてくれます。『宇宙開発で“Japan as No. 1”を取り戻す』宇宙輸送の未来を切り拓こうとする挑戦者AstroX。成長し続ける日本であるために。宮古市が未来に挑む挑戦者のブースターになれることを嬉しく思います。ワクワクします。ぜひ、共に実現させましょう。」

## AstroX株式会社について

AstroX株式会社は、「宇宙開発で “Japan as No. 1” を取り戻す」をビジョンに掲げ、Rockoon方式による宇宙輸送サービスの開発を進める宇宙スタートアップ企業です。高高度気球でロケットを成層圏まで輸送し空中発射することで、従来よりも効率的で柔軟な宇宙輸送の実現を目指しています。

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**会社名**: AstroX株式会社(AstroX, Inc.)

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**本社所在地**: 福島県南相馬市小高区本町1-87

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**代表者**: 代表取締役CEO 小田翔武

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**設立**: 2022年5月20日

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**事業内容**: 宇宙輸送事業

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**企業URL**:

[https://astrox.jp](https://astrox.jp)

AstroXでは、民間世界初のRockoon方式による宇宙空間到達を目指す仲間を募集しています。エンジニアからビジネス職まで、この歴史的な挑戦に本気で向き合える方を求めているとのことです。

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**採用サイトURL**:

[https://astrox.jp/recruit/](https://astrox.jp/recruit/)
