一般社団法人プロティアン・キャリア協会は、2026年11月25日(水)にオンラインイベント「プロボノで探索する自律的キャリア 〜社会・組織・本人の『三方良し』に効くプロボノ経験〜」を開催します。ゲストは、トヨタ自動車の現役エンジニアで、「TOYOTAのプロボノ」の立ち上げに参画した中島幹夫氏です。イベントでは、プロボノ活動を通じてキャリアがどう変わったのか、そして企業が社内でプロボノを推進するための考え方や実践のヒントが語られます。

そもそも「プロボノ」とは何か
変化の激しい時代には、個人が自分のキャリアを主体的に考え、必要な経験や能力を身につけていくことが重要になっています。その一方で、同じ組織で働き続けるうちに成長を実感しにくくなったり、自分のスキルが社外でも通用するのか不安を覚えたりするビジネスパーソンもいます。
こうした状況で、キャリアを探索する機会の一つとして挙げられるのが「プロボノ」です。プロボノとは、仕事で培った専門知識やスキルを活かし、社会課題の解決や地域・団体の活動を支援する取り組みのことです。普段の業務や所属組織とは異なる環境で専門性を発揮することは、自分の強みや可能性を捉え直す機会にもなります。
企業側にとっても、社員が社外で経験を積み、新たな視点や気づきを得ることは、人材育成やキャリア自律を支援する取り組みの一つとして考えられます。今回のイベントでは、実践者の経験をもとに「社会への貢献」「組織における人材育成」「個人のキャリア形成」という3つの視点から、プロボノの可能性を探ります。

40代で地域社会へ ゲスト・中島幹夫氏の歩み
中島氏は、トヨタ自動車で新型車を設計するエンジニアです。40代で組織での成長に疑問を感じ、地域社会に飛び出してプロボノ活動を始めました。地域で学び商品化された福祉用品は就労支援施設で製造され、地域の循環につながっています。その後、仲間づくりのために「TOYOTAのプロボノ」の立ち上げに参画し、現在はプロボノアドバイザーとして企業や団体での講演・アドバイスを行っています。
当日は、こうした実体験をもとに、プロボノがもたらす心理的な変化と、企業が社内でプロボノ活動を進めるためのノウハウについて話を聞くことができます。
モデレーターを務めるのは、プロティアン・キャリア協会認定ファシリテーターの稲葉涼太氏です。2025年度プロティアン・キャリア協会個人優秀賞を受賞した稲葉氏は、大手IT企業でエキスパート管理職として人的資本など非財務領域の企画とコンサルティングに携わっています。あわせて、プロジェクトマネジメントやビジネスアナリシスなど複数の職能団体の理事、海洋保全を行う認定NPO法人の理事、プロボノ活動の企画や立ち上げとプロジェクト推進、研修やワークショップの講師など、複数のパラレルキャリアを実践しています。
こんな人に向けたイベント/開催概要
主催者は、次のような人に参加を勧めています。
- 自社へのプロボノ施策の導入を検討している人事担当者
- メンバーの自律的なキャリアを支援したい部門マネージャ
- 社内で成長を実感できなくなり、キャリアに行き詰まりを感じている人
開催概要は以下のとおりです。申し込みは専用のイベントページで受け付けています。
- 日時:2026年11月25日(水)20:00〜21:00
- 会場:Zoomミーティング
- 参加料金:無料
- 主催:一般社団法人プロティアン・キャリア協会 東京支部
- ゲストスピーカー:プロボノアドバイザー(トヨタ自動車株式会社)中島幹夫氏
- モデレーター:プロティアン・キャリア協会 認定ファシリテーター 稲葉涼太氏
主催する一般社団法人プロティアン・キャリア協会は、東京都新宿区に拠点を置き、田中研之輔氏と有山徹氏が代表理事を務める団体です。2020年3月に設立され、組織と個人のより良い関係構築と、個人の主体的なキャリア開発を支援しています。



