# IOWN APNで神戸・柏間を800Gbps直結、ストレージ間転送で最大約775Gbpsを記録

- 出典: fture-scope（https://future-scope.net/）
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- カテゴリ: テックニュース
- 公開日: 2026-10-31
- 更新日: 2026-10-31

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国立情報学研究所（NII）、理化学研究所（理研）、東京大学（東大）、NTT東日本、NTT西日本の5者は、ストレージ間で超高速にデータを転送する実証評価を実施しました。この評価では、次世代通信基盤「IOWN」に基づく技術「All-Photonics Network」（APN）を活用しています。2025年12月に締結した共同研究契約に基づく取り組みです。

実証では、兵庫県神戸市にある理研計算科学研究センター（R-CCS）と、千葉県柏市にある東大柏地区キャンパスを、800 Gbpsの回線帯域で直結しました。接続には、NTT東西がAPNで提供する光波長専有接続サービス「All-Photonics Connect powered by IOWN」を使用しています。二つの実用アプリケーションを同時に動かし、750 Gbps超の高速転送を実証しました。この結果により、柏・神戸間のような長距離通信でも、既存のアプリケーションで800 Gbps回線を有効活用できることが証明されました。

![図2　ファイル転送実験でのネットワークトラフィック状況（東大側計測）](https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/98811/1367/98811-1367-09d32ce5781a186821135977ad33ef9e-1736x986.png?width=1200&quality=85%2C65&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff)図2　ファイル転送実験でのネットワークトラフィック状況（東大側計測）

## 離れた研究拠点間で大規模データを動かすニーズ

ビッグデータやIoT、AIの分野に限らず、あらゆる研究分野で大規模なデータを扱う機会が増えています。物理的に離れた研究拠点の間でデータを効率よく転送し、蓄積・処理・解析を行うニーズも高まっています。NIIは、全国の大学や研究機関向けの学術情報ネットワーク「SINET」を構築・運用しています。2022年度からは、全都道府県を400 Gbps（沖縄は100 Gbps×2回線）かつ最短ルートで結ぶSINET6の運用を始めています。

理研R-CCSは、スーパーコンピュータ「富岳」、AI for Science開発用スーパーコンピュータ「理究」、JHPC-quantum GPU スーパーコンピュータ「ROQUO」などの計算基盤を整備・運用しています。あわせて、次世代フラッグシップシステム「富岳NEXT」（開発コードネーム）の開発も進めています。東大情報基盤センターは、理研と共同でHPCI共用ストレージを運用しています。拠点は東拠点の東大柏地区キャンパスと西拠点のR-CCS（神戸）で、それぞれ約100ペタバイトのストレージを擁しています。「富岳」から「富岳NEXT」に向けて急激に増えている研究データを、東西で冗長化して安全に管理することが求められています。

![図3　SC26で実施予定のファイル転送実験の構成（日本〜米国シカゴ）](https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/98811/1367/98811-1367-69e06d42049180165e2f688b71aef89d-1810x578.png?width=1200&quality=85%2C65&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff)図3　SC26で実施予定のファイル転送実験の構成（日本〜米国シカゴ）

## 実験環境と使用した2つの転送アプリケーション

大阪のNTT西日本局舎と柏のNTT東日本局舎の間は、APN 800 Gbps回線で接続しました。各局舎と理研神戸拠点・東大柏拠点の間は、400 Gbps×2回線で接続しています。両拠点はSINETでも接続されており、実証環境で測定したところ、APNの遅延値はSINETと比較して約20%低減していました。

ファイル転送には、次の二つの実用アプリケーションを使いました。

- HPCI共用ストレージ：理研・東大が運用する大規模データ共有基盤で、ネットワーク共有ファイルシステムGfarmで構築されています。現在は第三世代がサービス中のため、検証環境である前バージョンの第二世代環境を使用しました。
- MMCFTP：NIIが開発したファイル転送ツールで、利用者が指定した一定速度（恒速）での転送と、マルチパス転送のサポートが特徴です。NVMe SSDを多数搭載したNIIサーバを理研と東大に設置し、サーバ間で転送しました。NIIサーバと各拠点のスイッチは、400GbE 1個と100GbE 4個で接続しています。

## 回線帯域の約97%に相当する転送速度を記録

まず、回線が所定の性能で正常に動作していることを確認しました。そのうえで、アプリケーションの設定による速度の違いを調べるため、パラメータを変えながら断続的に転送実験を行いました。二つのアプリケーションを同時に使ったときには、800 Gbps回線帯域の約97%に相当する最大約775 Gbpsの転送速度を記録しました。

750 Gbpsを超える転送速度を数分間継続できることも確認されました。これにより、長距離でも超高速回線を実用レベルで使いこなせることが示されています。なお、これらの結果は特定の検証環境下で得られたもので、どのような環境でも同等の性能・結果を保証するものではないとされています。

## 次はSC26会場の米国シカゴまで延伸

5者は今後も共同研究契約のもとで、APNを活用した大規模・高品質なデータ転送などの検討やPoC（概念実証）を進めます。NTT東西のAPN基盤、NIIのSINETでの知見、理研と東大の大規模ストレージの知見を組み合わせ、データ同期技術の共同研究に取り組む計画です。その成果は、研究データ利活用環境の拡張や、NIIの次期SINETなどの検討に反映されます。各者は、こうした取り組みが将来的に多くの研究分野や研究機関のモデルとなり、日本全体の研究環境の改善と研究力の強化につながることを期待しているとしています。

直近では、2026年11月に開催される国際会議・展示会SC26で、新たなファイル転送実験を行う予定です。今回の実験環境のうち400 Gbps部を会場の米国シカゴまで延伸し、MMCFTPを用いて転送します。サーバ間および国際回線を含む全区間で400 Gbps以上の回線を用いたファイル転送実験は、日米間において世界初の試みになるとのことです（NII調べ、2026年10月末時点）。

出典：[NTT東日本株式会社](https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001367.000098811.html)
