AI活用学習プラットフォーム「UMU(ユーム)」を展開するユームテクノロジージャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:松田 しゅう平)は、同社が主催する「Performance Learning Award 2026」のファイナリスト企業を発表しました。日本生命保険相互会社や株式会社マイナビ、クオールホールディングス株式会社、クオール株式会社など、各業界をリードする企業の取り組み16件が選ばれています。
学習を業績に直結させた取り組みを表彰するアワード
同アワードは、パフォーマンスラーニングに特化した表彰制度です。単に知識をインプットするだけでなく、学習を企業の業績や経営インパクトに直結させた優れた取り組みを対象としています。今年も数多くの学習プロジェクトの応募があり、厳正な一次審査を通過した16件がファイナリストとなりました。
同アワードの位置付けについて、主催者は次のように説明しています。人的資本経営が重視される現代において、学びは企業の競争優位性を確立するために不可欠な要素である一方、多くの企業では、企業学習をどうビジネスの成果に結び付けるか、生成AIなどの新技術を人材育成にどう活用するか、変化の激しい時代に求められるスキルをどう育てるかといった根本的な課題に直面しています。「Performance Learning Award」は、こうした課題への解決策を先進企業の成功事例の中から見つけ出すための場であり、学習を通じて組織の成長とパフォーマンス向上を実践する企業を先駆者として称え、その実践知を広く社会に共有することを目的としています。
2026年のテーマは「AI-Empowered Performance Learning ~AIと共創し、人の可能性を最大化する次世代の人的資本経営~」です。AIロールプレイからAIエージェントの内製まで、“AI×人”で学びを成果に変える実践事例がより多く寄せられました。なかでも目立ったのが、フィードバックや分析をAIに任せ、対話や意味づけを人が担う「AIと人の役割分担」を設計した取り組みです。
審査では、学習が企業の業績や経営に与えたインパクトの大きさに加え、アウトプットやフィードバックを重視し行動変容につながるパフォーマンスラーニングデザイン、AIをはじめとしたテクノロジーの効果的な活用、他社の模範となる革新的なアプローチといった点が総合的に評価されます。
ファイナリスト16件の取り組み
ファイナリストは以下の通りです(五十音順)。具体的な施策や成果の詳細は、表彰式当日に紹介されます。
- アステラス製薬株式会社:顧客から最も信頼されるMRの実現に向け、「ACE(Astellas Customer Engagement Model)」を共通言語に、学習・実践・フィードバックが循環する育成基盤を構築。次の段階として生成AIを活用した「Performance Learning Ecosystem」を構築し、対話練習、実面談の分析、マネジャーOJTを統合しています。
- 株式会社いちたす:幼保業界専門のコンサルティングを行う同社では、UMUとAIを活用し、新人が「お手本」と比較しながら自ら学び直す仕組みを構築。表現力の向上と上司の確認工数の削減を実現しました。
- 株式会社LDcube:2026年4月入社の新人向けに、UMUでインプットとアウトプット、自己学習と協調学習を組み合わせた育成コンテンツを設計し、AIチャットボットによる応対練習の機会も用意。展示会出展の実務経験がなかった新人が、入社1カ月後の展示会でリード獲得数目標の200%超を記録しました。
- クオールホールディングス株式会社 人財教育部:組織横断型の対話型ワークショップを、グループ全体約1,000名を対象に計19回開催。参加前から3カ月後のアセスメントまでを一つのLearning Journeyとして設計し、AIを活用した分析で改善を重ねる学習改善サイクルを構築しています。
- クオール株式会社 教育研修本部:グループ8,590人の学びを限られた人数で支える教育研修部門自らが、業務用AIエージェントを構築するワークショップを実施。参加者の85.7%がエージェントを構築または一部構築し、主要30研修・8カ月で2,234時間の工数削減を試算しています。
- 株式会社トーシンパートナーズ:電話営業を担う新卒の育成を、対面中心から「半年のインプットと無制限のアウトプット」に刷新し、AIロールプレイや動画課題でフィードバックを標準化。知識習得期間を3年から半年に短縮し、運営工数も年間約200時間削減しました。
- トランスコスモス株式会社 コーポレート統括 人事総括 人財開発本部 産学連携部:企業・大学・財団の3者連携による「産学連携型・次世代DX人材育成エコシステム」を構築。毎年5,000名以上の大学生が参加する人材育成圏をつくり、AIを活用した学生の選抜や分析業務の効率化にも取り組んでいます。
- トランスコスモス株式会社 CX事業統括 デジタルプロデュース事業本部 サービス管理統括部 HRマネジメント部:「全員プロデューサー化」を掲げる組織変革と連動して新卒育成モデルを再設計。CopilotやFigma AIを活用した自律型学習へ転換し、課題の完成率100%、質問対応工数75%削減を達成しました。
- 日本生命保険相互会社:全国約5万人の営業職員への教育機会の均質化とお客様対応力の向上を目指し、2020年からUMUを全社で活用。2026年度には、UMUの学習データとAPI連携した独自システム「Nラーニング」を開発・導入し、得意・不得意の可視化や教材のレコメンドを通じて個別最適化された教育への転換を進めています。
- 日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社:MRの対話力向上に向け、いつでも何度でも練習でき、共通基準で助言を受けられるAIロールプレイを導入。成人学習理論に基づく「続けたくなる」仕掛けを組み合わせ、利用率は81%に達し、AIロールプレイの高得点者では営業KPIでも高い結果が得られました。
- パーソルキャリア株式会社 エージェントサービス事業部 組織開発統括部 人材開発部 新卒CAカレッジグループ:EQ(心の知能指数)を活用し、AIが行動や感情の整理・分析を担い、人が対話で内省を促す独自の育成モデルを構築。重点KPIは前年比123%を達成しました。
- パーソルキャリア株式会社 エージェントサービス事業部 組織開発統括部 人材開発部 CA教育企画グループ:転職希望者との面談の品質向上を、半年に1回の評価から日々の実務で回る学習サイクルへと転換。AIが毎回の面談を分析してフィードバックを行い、上司との対話で意味づけを行う役割分担を設計し、参加者の上位レベルへの移行率は前期比約2.2倍となりました。
- パブロス株式会社:90日間の学びと実践を設計し、UMUに目標から成果までを蓄積。成果発表で選ばれたMVPの実践知を組織の集合知へと変え、次の学習につなげています。
- 株式会社マイナビ:新卒特化型の人材紹介サービス『マイナビ新卒紹介』で、「UMU Chatbot」が学生役となるAIとの対話型ロールプレイトレーニングを新人キャリアアドバイザー(CA)向けに導入。本格導入後、受講者の面談評価はさまざまな指標で過去平均を上回っています。
- 株式会社USEN:営業教育が体系化されていなかったロボティクス事業部で、UMUを活用した仕組みをゼロから構築。AIによる商談トレーニングなどを通じ、31名で計1,939回の商談練習を実施し、知識試験の平均点は60.5点から98.1点へ向上しました。
- 株式会社LIXIL:研修で学んだ内容が現場に定着しにくいという課題に対し、AIと講師が協業して受講者をサポートする取り組みを推進。AIの活用が当たり前ではない製造現場への浸透に向け、現場に寄り添いながら実践を重ねています。
表彰式は11月25日にヒルトン東京で開催
表彰式は2026年11月25日(水)にヒルトン東京で行われます。外部審査員による二次審査を経て選ばれた最優秀賞および優秀賞の受賞企業が発表され、受賞企業がそれぞれの取り組みの全容を紹介します。当日は各受賞企業による事例プレゼンテーションやポスターセッションも予定されています。なお、昨年開催の「Performance Learning Award 2025」には、500名を超えるビジネスリーダーが参加しました。
- 名称:Performance Learning Award 2026
- 開催日時:2026年11月25日(水)13:00〜18:00(受付開始 12:00)
- 開催場所:ヒルトン東京(〒160-0023 東京都新宿区西新宿6-6-2)
- 主催:ユームテクノロジージャパン株式会社
- 定員:650名
- 参加費:無料
- 参加方法:UMUのWebサイトから申し込み
UMUと主催企業について
UMUは、シリコンバレー発の企業として2015年に設立され、世界203の国と地域で100万社以上、日本では28,000社以上に導入されているグローバルAIソリューションカンパニーです。AIを活用したオンライン学習プラットフォーム「UMU」を核に、学術的な根拠に基づいた実践型AIリテラシー学習プログラム「UMU AILIT(ユーム エーアイリット)」や、セールスイネーブルメントツール「UMU AIロープレ」などを提供しています。
主催のユームテクノロジージャパン株式会社は2018年2月9日に設立され、東京都新宿区新宿 4-1-6 JR新宿ミライナタワー 18階に本社を置いています。事業内容は、インターネットテクノロジーを利用した教育ラーニングプラットフォームの販売です。



