一般社団法人日本アンガーマネジメント協会は、2026年8月28日に開催した無料オンラインセミナー、遠州鉄道株式会社に学ぶ「アンガーマネジメント研修実践事例」を、2026年11月25日(水)14:00から再配信します。協会の運営は株式会社レビックグローバル(本社:東京都港区、代表取締役社長:中村 信太郎)で、協会の代表理事は松島徹氏です。8月の開催が好評だったことを受けて再配信が決まりました。前回参加できなかった人だけでなく、改めて学びたい人も視聴できます。

社員が社内講師になる「研修の内製化」がテーマ
ゲストは遠州鉄道株式会社です。同社は「人を大切にして企業価値を高める」という方針のもと、グループ全18社のさまざまな職種にアンガーマネジメントを導入し、「第4回アンガーマネジメント経営賞」大賞を受賞しました。
同社の取り組みで最も特徴的なのは、研修を外部講師に任せていない点です。社員が自ら資格を取得し、社内講師として研修を続け、広げていく体制をつくりました。セミナーには、実際に社内研修を担当している内山正美氏が登壇します。現場で直面した課題や導入までのプロセス、グループ全体に展開するための工夫、研修を通じて組織に生まれたポジティブな変化について、詳しく話を聞きます。
セミナーで取り上げる主なポイント
- グループ全18社への浸透術:多種多様な現場に、どのようにアンガーマネジメントを広げたのか
- 研修の「内製化」アプローチ:社員自身が講師となり、継続的に研修を展開する仕組み
- 組織の変化と成果:導入後に見られたポジティブな変化と、今後の取り組み
こんな人に向けた内容
- 企業研修の導入を検討している人
- 研修を一過性で終わらせず、社内に定着させたい人
- 他社の人材育成や組織づくりの事例を参考にしたい人
- ハラスメント対策や心理的安全性の向上に取り組みたい人
遠州鉄道がアンガーマネジメントを導入した経緯
遠州鉄道は、「人を大切にして企業価値を高める」という基本方針に基づき、人権尊重、健康経営、ハラスメント防止に多角的に取り組んでいます。同社はハラスメント防止の鍵が「怒りの感情のコントロール」にあることに着目し、2021年に全管理職を対象とした研修からアンガーマネジメント研修を始めました。
同社では、内山氏自身をはじめ、総務部リスク管理課を中心とする複数のメンバーが講師資格(アンガーマネジメントファシリテーターなど)を取得し、自前で研修を継続できる体制を確立しました。現在は、グループ全18社の従業員を対象とした継続的な研修体制を築いています。
研修は知識を伝えるだけにとどまりません。共通言語が社内に浸透したことで相互理解が進み、カスタマーハラスメント対策にも応用されるなど、実務に直結した組織文化づくりにつながっています。協会はこうした取り組みを讃え、2026年に第4回「アンガーマネジメント経営賞」大賞を贈りました。
開催概要と申し込み方法
- 開催日時:2026年11月25日(水)14:00〜15:00
- 開催形式:Zoomオンラインセミナー
- 主催:一般社団法人日本アンガーマネジメント協会
- 登壇者:内山正美氏(遠州鉄道株式会社 総務部 リスク管理課 内部統制担当 リーダー)
- 参加費:無料
- 定員:500名(先着順)
- 申込締切:11月24日(火)23:59
申し込みはZoomのミーティング登録で行います。必要事項を入力して登録すると、当日のミーティング情報が書かれたメールが届きます。
アンガーマネジメントは、1970年代にアメリカで開発された、怒りの感情と上手に付き合うための心理トレーニングです。開発当初は、DVや差別、軽犯罪者を対象とした矯正プログラムとして、カリフォルニア州を中心に確立されました。現在は全米の教育機関や企業で広く導入されています。日本アンガーマネジメント協会は、アメリカのナショナルアンガーマネジメント協会の日本支部として2011年に設立されました。「怒りの連鎖を断ち切ろう」という理念を掲げ、人が人に当たらない社会、怒りが連鎖しない社会の実現を目指しています。



