小売業の清掃ロボット、運用担当者の95.5%が「導入してよかった」と回答 一方で課題を感じる人も95.5%に DFA Robotics調査

小売業の清掃ロボット、運用担当者の95.5%が「導入してよかった」と回答 一方で課題を感じる人も95.5%に DFA Robotics調査

配膳・清掃・搬送ロボットを手がける株式会社DFA Robotics(本社:東京都港区、代表取締役社長:松林 大悟)が、「小売業における清掃ロボット導入・運用実態調査 レポート」を公開しました。回答したのは、勤務先の店舗・施設で清掃ロボットを導入し、その運用・管理に携わっている小売業の勤務者111名です。調査はIDEATECHが提供するリサーチマーケティング「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査で、期間は2026年9月3日〜同年9月14日でした。

小売業の清掃ロボット、運用担当者の95.5%が「導入してよかった」と回答 一方で課題を感じる人も95.5%に DFA Robotics調査

満足度と課題感が同じ「95.5%」

清掃ロボットが導入されてよかったかを尋ねる設問では、「非常にそう思う」が49.5%、「ややそう思う」が45.9%で、肯定的な回答は合わせて95.5%でした。否定的な回答は「あまりそう思わない」3.6%と「全くそう思わない」0.9%で、合計4.5%です。一方、運用上の課題を感じているかという設問でも、「非常に感じている」36.0%と「やや感じている」59.5%を合わせて95.5%にのぼりました。DFA Roboticsは、満足と課題がまったく同じ水準で並んだことを、今回の調査でもっとも象徴的な結果として挙げています。

小売業の清掃ロボット、運用担当者の95.5%が「導入してよかった」と回答 一方で課題を感じる人も95.5%に DFA Robotics調査

どこで、いつ、誰が動かしているのか

導入されている清掃ロボットの種類は、「掃除機(乾式)タイプ」が63.1%で最多でした。「乾湿両用タイプ」も60.4%と僅差で並んでいます。「床洗浄(湿式)タイプ」は32.4%でした。稼働頻度は「1日に2回以上」が36.0%、「1日に1回」が32.4%で、合わせて約7割が毎日ロボットを動かしています。「週に3~6回程度」は15.3%、「週に1~2回程度」は11.7%でした。

最もよく稼働している場所は「入口・エントランス付近」(65.8%)です。以下、「店内通路・共用通路」(50.5%)、「売場・フロア」(45.0%)、「バックヤード・倉庫」(35.1%)の順でした。稼働時間帯は「営業中(午前)」が55.9%で最も多く、「営業中(昼)」44.1%、「営業中(夕方)」35.1%と日中の回答が上位を占めています。「開店前」は33.3%、「閉店後」は18.9%でした。同社はこの結果について、無人の時間帯ではなく、営業時間中に人と並走させる運用が主流になっているようだと分析しています。

起動・設定・清掃状況の確認といった日常的な運用・管理を担っているのは、「本社・本部」(43.2%)と「店舗のスタッフ」(38.7%)が中心で、「清掃会社・ビルメンテナンス会社」は17.1%でした。一方、「メーカー・販売会社の保守サービス」はわずか0.9%で、日々の運用はほぼ自社で回されている実態が浮かび上がっています。

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導入で変わったのは「清潔さ」と「人の時間の使い方」

導入後の変化として最も多く挙がったのは「店内・施設の清潔さが向上した」で、52.3%と過半数に達しました。続いて「接客や品出しなど他の業務に時間を使えるようになった」が42.3%、「清掃業務の負担が減った」が40.5%、「人による清掃品質のばらつきがなくなった」が37.8%でした。清潔さの底上げと、スタッフの時間の再配分が同時に進んでいる様子がうかがえます。

自由回答では、清掃品質への評価に加え、ロボットが現場に受け入れられていく過程をうかがわせる声も寄せられました。以下はその一部を抜粋したものです。

  • お客様から清潔感が有るという言葉を頂いた。
  • 初めはとっつきにくかったが、なれてしまえばかわいいし、愛着がわく。
  • とても性能が良く故障も無く最高の掃除機です。
  • 避けてくれない人も機械がやることで避けてくれる。
小売業の清掃ロボット、運用担当者の95.5%が「導入してよかった」と回答 一方で課題を感じる人も95.5%に DFA Robotics調査

課題は「使いこなし」関連が上位に、選定基準は性能に加え支援にも広がりつつある

課題を感じていると答えた人(n=106)に具体的な内容を聞くと、「清掃できない場所や段差があること」が56.6%で突出していました。次いで「使いこなせるスタッフが限られ、ロボットが使われないこと」(35.8%)、「エラーや停止時の対応方法が不明確なこと」(34.9%)、「メンテナンスや消耗品の管理に手間がかかること」(31.1%)が3割台で並んでいます。今後の新規導入や入れ替えの際に重視したい点では、「導入時の設定支援や操作研修の充実度」が47.7%でトップでした。「清掃性能の高さ」43.2%、「操作のしやすさ」37.8%、「故障・トラブル時のサポート体制の手厚さ」32.4%が続いています。同社は、選ぶ基準が性能そのものから「使いこなせるまで支えてくれるか」へ広がりつつあるとまとめています。

DFA Roboticsはこうした運用面の課題に対し、ロボットの販売・納品にとどまらず、現場への定着まで伴走するソリューションを提供しています。主な内容は次の3点です。

  • 狭い通路に対応するコンパクトな機種、頑固な汚れに強い機種、大型施設向けの機種などから、現場に合った1台を提案する
  • 段差がある場所へのスロープ設置などで走行を支援し、導入時には専門スタッフが現場マッピングや講習を実施する。マニュアルやトレーニングも提供する
  • 全国4,700台以上の導入実績と約160拠点の体制で、導入後のアフターサポートを行う

出典:株式会社DFA Robotics

出典:DFA Robotics