クラウド関連事業の新会社設立に向けて両社が基本合意
株式会社クリーク・アンド・リバー社(以下C&R社)は、eCloudvalley Japan株式会社(以下ECVJ)と、日本市場でクラウド関連事業を手がける合弁会社の設立に向けた基本合意書を締結しました。C&R社は東京都港区に本社を置き、代表取締役社長は黒崎 淳氏です。ECVJは東京都千代田区に本社を置き、代表取締役は藤 重太氏です。
合弁会社設立の背景と目的
C&Rグループは「人の能力により社会に貢献する」という理念を掲げています。映像、ゲーム、Web、AI/DX、IT等18分野でプロフェッショナル・エージェンシーを展開しています。また、クリエイターをはじめとするプロフェッショナルの生涯価値の向上を目指し、XR(VR・AR・MR)等の先端技術を活用したソリューションビジネスにも取り組んでいます。プロフェッショナルの能力と先端技術を融合したサービスの提供を進めています。
一方のECVJは、2026年6月に設立された日本法人です。親会社のeCloudvalley Digital Technology Co., Ltd.(台湾証券取引所上場、証券コード:6689)は、AWSをはじめとするクラウド分野でアジアトップクラスの実績を持っています。ECVJの事業は、クラウドサービスの導入・運用支援、AIソリューションの提供、サイバーセキュリティサービス、IoT・ビッグデータ関連サービス、DX(デジタルトランスフォーメーション)支援などです。
日本市場では、クラウド、AIおよびDXへの需要が急速に拡大しています。C&Rグループの営業基盤・顧客基盤・事業運営ノウハウと、ECVJのクラウド技術やソリューションを組み合わせることで、顧客への提供価値の向上と新たな事業機会の創出が期待できるとしています。両社は、それぞれの強みを融合し、持続的な価値創造と事業成長を実現することを目的に、合弁会社の設立を決めました。
新会社「株式会社C&R eCloud Partners」の概要
設立予定の合弁会社の名称は「株式会社C&R eCloud Partners」です。事業内容には、AWS導入・移行(Migration)、MSP/MSSP運用、Cloud Billing、クラウド管理基盤「Atlas 2.0」、AI Agent、SAP/Oracle 等が挙げられています。主な概要は次のとおりです。
- 名称:株式会社C&R eCloud Partners
- 所在地:東京都港区新橋4丁目1番1号 新虎通りCORE
- 代表者:代表取締役社長 松本研二
- 事業内容:AWS導入・移行(Migration)、MSP/MSSP運用、Cloud Billing、クラウド管理基盤「Atlas 2.0」、AI Agent、SAP/Oracle 等
- 資本金:1億円
- 設立:2027年1月
- 決算期:12月
- 純資産・総資産:―(新設のため)
出資比率と役員構成
出資比率は、C&R社が65%、ECVJが35%です。C&R社は合弁会社株式の65%を引き受けて出資する予定で、新会社はC&R社の連結子会社となる予定です。取締役は合計5名とする予定で、内訳はC&R社から3名(うち代表取締役1名を含む)、ECVJから2名です。C&R社と新会社の間では、今後取引が発生する予定です。
ECVJの会社概要
ECVJの本社は東京都千代田区九段南1丁目6番5号 九段会館テラス1Fにあり、資本金は3,000万円です。eCloudvalley Digital Technology Co., Ltd.が株式の100.0%を保有しています。主な事業は以下のとおりです。
- クラウド導入・運用支援(Cloud MSPサービス)
- AWS(Amazon Web Services)を中心としたクラウドインテグレーション
- AI(人工知能)導入支援・AIソリューション提供
- サイバーセキュリティサービス(MSSPサービス)
- IoT関連ソリューション
- ビッグデータ分析サービス
- 企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)支援
今後のスケジュールと業績への影響
合弁契約は2026年11月に締結する予定で、合弁会社は2027年1月に設立する予定です。C&R社は、今回の件が同社の当期連結業績に与える影響は軽微としています。そのうえで、中長期的には同社の連結業績の向上に資するものと考えているとしています。今後、開示すべき事項が生じた場合には、速やかに知らせるとしています。



