Contact Form 7のスパム対策プラグイン『AIS FormGuard』登場 ボット検知・連続送信防止に加え、有料機能ではAIで営業メールを判定

Contact Form 7のスパム対策プラグイン『AIS FormGuard』登場 ボット検知・連続送信防止に加え、有料機能ではAIで営業メールを判定

株式会社アイ・ストリームは2026年10月30日、WordPressのフォーム構築プラグイン「Contact Form 7」専用のセキュリティ対策プラグイン「AIS FormGuard」を発表しました。本格運用は2026年11月から始まります。ボットによる自動投稿や不審な連続送信をブロックする無料機能に加え、AIを活用してフォームの送信内容を分析する有料機能を用意しています。

Contact Form 7のスパム対策プラグイン『AIS FormGuard』登場 ボット検知・連続送信防止に加え、有料機能ではAIで営業メールを判定

Contact Form 7を悩ませるスパム投稿の課題

「Contact Form 7」は、WordPressで問い合わせフォームを作る定番のプラグインとして、多くの企業サイトで導入されています。その一方で、ボットによる大量の自動スパム投稿や、同じIPアドレス・同じ人物から繰り返し送られてくる連続送信に悩まされるケースが後を絶たないといいます。

同社によると、こうした迷惑行為は企業の業務効率を大きく下げるだけでなく、サーバー負荷やセキュリティリスクの原因にもなります。この課題を解決するために開発されたのが「AIS FormGuard」です。同社は、サイバー攻撃のニュースが相次ぐなか、Webサイトを運営する人や制作する人に向けて、セキュリティ対策の一つとしての利用を呼びかけています。

無料機能と有料機能の中身

ボットや連続送信をリアルタイムに検知(無料機能)

無料機能では、ボットと呼ばれる機械的な自動プログラムによるフォームへの書き込みや、短時間に何度も繰り返される送信といった不審な動きをリアルタイムに検知します。これにより、迷惑な問い合わせが届く前に防ぎます。

外部サーバー連携でテキストと挙動をAI分析(有料機能)

有料機能では、Contact Form 7から送信されたデータ(投稿タイトルやフォームの入力内容)を、外部の分析サーバーへ安全に中継し、テキストのパターンや送信の挙動をAIを活用して分析します。同社は、従来のフィルターをすり抜けてしまう巧妙なスパムや迷惑投稿も見逃さないとしています。

また同社は有料機能について、フォームの送信内容を個人情報を伏せたうえで同社のクラウドサーバーへ安全に送信し、AIを活用して営業メールかどうかを判定すると説明しています。営業の可能性が高いメールは止めずに件名へ目印を付けて届けるため、本当の顧客からの問い合わせを取りこぼさないとしています。

想定される活用シーンと導入の流れ

同社は主な活用シーンとして、次のようなケースを挙げています。

  • 企業のWeb担当者・カスタマーサポート部門:毎日届く大量の営業スパムやボット投稿の処理に追われ、本来対応すべき顧客からの問い合わせ対応が遅れているサイト
  • 企業のセキュリティ・情シス部門:問い合わせフォームを踏み台にした連続攻撃や不審なアクセスを遮断し、サイトの安全性を高めたい場合
  • Web制作会社・開発者:クライアント企業から「Contact Form 7のスパム対策を強化してほしい」と依頼された際に、セキュリティ基盤として短時間で導入する場合

利用は、同社のサービスサイトからダウンロードし、WordPressへインストール、初期設定を済ませれば開始できます。なお、インストール前に「Contact Form 7」を導入しておく必要があります。また、有料機能を使う場合は、別途有料ライセンスの購入と登録が必要です。

有料版の利用料金は5,500円(税込み)からとなっています。

出典:株式会社アイ・ストリーム