株式会社モンドリアン(本社:東京都中央区、代表取締役:角田拓志)は、ヒューマンアカデミー株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:田中知信)がヒューマンアカデミージュニア ロボット教室で活用しているScratch(スクラッチ)教材について、動画コンテンツ化を支援しました。
この取り組みでは、既存のテキスト教材を動画にしました。生徒が自分のペースで学習できる環境をつくること、そして講師がより個別性の高い指導に集中できる授業運営を実現することが狙いです。制作された動画教材は、現在すでに実際の教育現場で使われています。

テキストだけでは「操作の流れ」が伝わりにくいケースも
教育現場では、生徒ごとに異なる理解度や学習進度への対応が課題になっています。講師が個別指導に割く負担が増えていることも問題です。ヒューマンアカデミーでは、これまでScratchを使ったプログラミング学習にテキスト教材を用いてきました。ただ、生徒によって理解のスピードが違うため、講師が一人ひとりに操作方法を説明する機会が多くなっていました。その結果、指導負担が増える場面もあったといいます。テキストだけでは操作の流れや完成イメージが伝わりにくいケースもありました。
そこで、既存教材の内容や学習設計を活かしながら、動画教材化が進められました。生徒が動画を見ながら学習を進められる環境を整え、学習効率と指導効率の両立を目指しています。

動画教材の特長
今回制作された動画教材の特長は次のとおりです。
- 操作画面を見ながら学べる
- 分からない箇所を繰り返し視聴できる
- 生徒が自分のペースで学習を進められる
- 既存カリキュラムに組み込みやすい
モンドリアンによると、同社が制作する動画教材は受講者の基本操作の理解を促し、教室講師の指導負担を軽くします。これにより講師は、作品制作のサポートや個別指導など、より質の高い学習支援に専念できるとしています。

教員と生徒はどう受け止めたか
プログラミング教室の教員によると、新たに講座を開講する教室では、新任講師への指導支援が課題になっていました。動画教材については、生徒の学習支援に加えて、講師向けの研修教材としても活用できる点に魅力を感じているそうです。
現在は動画教材を中心に授業を行っています。生徒が学習につまずいたときは、動画を見返して内容を確認しているとのことです。紙教材では講師が内容を読み進めながら説明する場面がありました。一方、動画教材では必要な箇所を繰り返し視聴できるため、生徒の理解度に応じた学習支援がしやすくなったといいます。また、動画によって学習の流れが可視化されることで、生徒が学習ペースを保ちやすくなりました。主体的な学習を促す効果も感じているそうです。
生徒からは、動画を見ながら作品制作に取り組むことで、Scratchのさまざまな命令を理解できるようになったという声が寄せられています。特に「メッセージ」や「もし」といった条件分岐に関する命令の使い方を身につけられたことで、作品づくりの幅が広がったと感じているそうです。

教材資産を活かした教育DXの事例として
モンドリアンは今回の事例について、次のような課題を抱える教育事業者や企業研修担当者にも参考になる取り組みだとしています。具体的には、テキスト教材を動画にしたい、eラーニング対応を進めたい、教材資産を活かしながら教育DXを推進したい、講師や教員の負担を軽減したいといった課題です。同社は、既存教材を活かした動画教材の制作を、企画・構成設計から一貫して支援しています。モンドリアンは、マインクラフト、Fortnite、Robloxなどの巨大プラットフォームを活用し、法人・個人向けにゲーム・メタバースプロダクトを提供するゲーム会社で、株式会社オープンハウスグループ(東証プライム:3288)の一員です。ヒューマンアカデミーは1985年の創設以来、800以上の講座を編成してきました。未就学児童からシニア層まで、あらゆるライフステージを対象にSTEAM教育やリスキリング、学び直しの支援を行っています。
出典:株式会社モンドリアン



