Akerunとジム専用AIカメラ「GYM DX」がAPI連携、解錠ログとAIの人数カウントで「共連れ」を自動スクリーニング

Akerunとジム専用AIカメラ「GYM DX」がAPI連携、解錠ログとAIの人数カウントで「共連れ」を自動スクリーニング

株式会社Photosynth(フォトシンス)のクラウド型「Akerun入退室管理システム」(以下、Akerun)と、株式会社Opt Fitのジム専用AIカメラ「GYM DX」が、API連携を開始しました。Akerunの解錠ログと、GYM DXのAIカメラが識別した実際の入館人数をほぼリアルタイムに照合します。これにより、1回の解錠で複数名が入室/入館する「共連れ」を自動でスクリーニングできるようになります。

Akerunは、スマートロックを活用したクラウド型の入退室管理サービスです。GYM DXは、AIによる画像解析を使ったフィットネスジム専用の総合型サービスです。今回の連携では、Akerunの「誰がいつ解錠したか」という記録と、GYM DXの「実際に何人入ったか」という検知結果を自動で組み合わせます。これまで把握が難しかった非会員などによる不正利用を可視化し、適切な課金や注意喚起につなげることを目指しています。

Akerunとジム専用AIカメラ「GYM DX」がAPI連携、解錠ログとAIの人数カウントで「共連れ」を自動スクリーニング

無人化が進むジムで浮上した「共連れ」の課題

近年は24時間運営のジムやセルフ型フィットネス施設が広がり、スタッフが常時、または一部の時間帯に常駐しない運営が一般的になっています。その一方で、正規会員の入室/入館に合わせて非会員などが一緒に入ってしまう「共連れ」が、施設のセキュリティ上の課題になっています。

課題はセキュリティだけではありません。本来は会費を払って利用すべき非会員などが設備を不正に使うことで、施設運営者にはビジネス上の機会損失や収益損失も生じていました。両社はこうした課題に対し、運営者が「共連れ」の発生を正確に把握し、具体的な対策を取れるよう支援することを目的に、今回のAPI連携機能を提供します。

GYM DXは、異常検知による安全管理、マシンやエリアの利用率の分析、リアルタイムの混雑状況の配信、複数人同時入館の検知などの機能を備えています。全国の24時間運営のフィットネス/ウェルネス施設に導入されています。

連携でできること

解錠ログとAI人数カウントの自動照合による「共連れ」検知

Akerunで解錠が行われたタイミングで、GYM DXのAIカメラが識別した実際の入館人数をほぼリアルタイムに照合します。1回の解錠に対して複数名の入館が検知されると、「共連れ」の可能性があるものとして自動でスクリーニングされます。人が映像を目で見て確認する必要がなくなり、「共連れ」を効率的に把握できます。

非会員による不正利用の可視化

「共連れ」として検知された記録は、発生した日時や店舗、解錠を行った会員の情報とあわせて確認できます。これまで気付きにくかった非会員などによる不正利用が見えるようになることで、運営者は次のような対応につなげられます。

  • 適切な課金の案内
  • 注意喚起や警告
  • 繰り返し発生する場合の対応
  • 会員規約に基づく対応

無人・省人運営でのセキュリティと収益性の強化

スタッフが常駐しない時間帯を設けているジムなどでは、これまで施設内の状況を完全に把握することが難しい状況でした。今回の連携により、無人・省人運営の時間帯でも入室/入館の状況を継続的かつ自動的に確認できます。会員が安心安全に利用できる環境づくりと、会費収入の適正化による収益性の向上を同時に実現できるとしています。

利用条件と今後の展開

連携機能を利用するには、「Akerun」と「GYM DX」それぞれの契約が別途必要です。フォトシンスは今後も、Akerunを起点とした無人化・省人化ソリューションの提供を積極的に進める方針です。あわせて、フィットネス施設をはじめとするあらゆる空間での安心安全な入退室管理やビジネス機会の最大化など、さまざまなニーズに応える機能強化と連携サービスの拡充を推進するとしています。

出典:株式会社Photosynth