LITALICOジュニア、全教室にセーフィーのクラウドカメラを700台以上導入 保護者がスマホで支援の様子をリアルタイムに確認

LITALICOジュニア、全教室にセーフィーのクラウドカメラを700台以上導入 保護者がスマホで支援の様子をリアルタイムに確認

クラウド録画サービスを手がけるセーフィー株式会社は、株式会社LITALICOが運営する「LITALICOジュニア」の全教室に、同社のクラウドカメラが700台以上導入されたと発表した。LITALICOジュニアは、児童発達支援事業や放課後等デイサービスなどを展開している。今回の導入で、保護者はスマートフォンなどの通信機器から、お子さまへの支援の様子をリアルタイムで確認できるようになった。あわせて、スタッフによる振り返りなどにも映像が活用されている。

教室内部に設置されたSafie One
教室内部に設置されたSafie One

教室のモニター視聴から、場所を問わないスマホ視聴へ

LITALICOジュニアは、2011年の事業開始当初から全教室にオンプレミス型のカメラを設置してきた。目的は「保護者の安心感の醸成」と「客観的にお子さまの様子を見ていただくこと」で、発達支援業界では先駆的な取り組みだった。これまでは、施設内のサロンスペースに置いた大画面モニターなどを通じて、リアルタイムで視聴する運用を続けていた。

転機となったのは、近年の障害福祉領域における報酬改定だ。これに伴い、LITALICOジュニアでは「3時間超の長時間支援」を提供することになった。長時間にわたって教室で待機することが保護者の負担になるケースもあり、課題となっていた。共働き家庭の増加など保護者の生活環境も変わるなかで、スマートフォンなどから場所を問わず手軽に様子を確認できる仕組みへの更新が求められていた。

選定でもっとも重視されたのはセキュリティ

複数社のカメラを比較検討するなかで、最重要の選定基準とされたのが「厳格なセキュリティ水準を満たしていること」だった。障害福祉サービスは重要な個人情報を扱うためだ。セーフィーは同社が求める高いセキュリティ要件をクリアしたうえで、次の点も評価された。

  • 映像と音声の品質:お子さまの様子や手元まではっきり見える鮮明な映像と、途切れない良好な音声
  • 操作性の高さ:ITツールに不慣れな現場スタッフや保護者でも、直感的に扱える分かりやすさ
  • 手厚いサポート:導入時の柔軟な対応や丁寧なレクチャーなど、安心して利用できる支援体制
LITALICOジュニア、全教室にセーフィーのクラウドカメラを700台以上導入 保護者がスマホで支援の様子をリアルタイムに確認

保護者の利便性向上と現場の業務効率化を両立

導入後、保護者は家事や仕事の合間に、自分のスマートフォンから場所を問わずお子さまの様子を確認できるようになった。映像と音声が鮮明なため、指導員による「褒める」声かけや接し方もリアルタイムで観察できる。その結果、お子さまの新たな一面を発見したり、家庭での関わり方のヒントを見つけたりするケースも増えているという。これにより、家族の関係性向上とお子さまの成長を促す好循環の創出に、微力ながら手助けできていると考えているとしている。

現場スタッフや責任者にとっては、映像の検索性が飛躍的に向上した。特定の場面の動画を確認するのにかかる時間は、従来の10分程度から2〜3分へと大幅に短縮され、業務の効率化につながった。さらに、教室に常駐していないスーパーバイザー(SV)が遠隔からリアルタイム映像を確認できるようになった。これにより、現場スタッフへのサポートやフィードバックを迅速に行えるようになり、より質の高い発達支援サービスの提供につながっている。

日本版DBSを見据えた安全な環境づくりへ

教育・保育現場では、「日本版DBS(こども性暴力防止法)」の施行を見据えて、安全管理への意識が高まっている。こうしたなか、LITALICOジュニアは全スタッフを対象とした研修や理解度テストを実施するなど、全社的な安全対策を進めている。クラウドカメラによる可視化は、指導員とお子さまが密室で二人きりになるリスクを防ぐ「予防的環境」としても機能しているという。同社は今後も、保護者や社会から深く信頼される空間づくりを続けていく方針だ。

LITALICOジュニアは業界に先駆けてクラウドカメラを発達支援に活用しており、こうした取り組みは他の事業者への普及にも貢献しているという。今後は、映像の高度な活用や運用改善を通じてスタッフ育成と業務効率化を進める。テクノロジーの力で現場の負荷を軽減しながら発達支援の質を高め、児童福祉・発達支援業界における「安心・安全と質の高い支援」の提供を続けていくとしている。

株式会社LITALICOパートナーズでLITALICOジュニア児童発達支援事業部長と、LITALICOジュニア学習教室事業部長を兼務する花渕あゆみ氏は、セーフィーのカメラについて次のようにコメントしている。昨今のライフスタイルの変化や長時間支援への対応が求められるなかで、LITALICO側が求める極めて厳格なセキュリティ要件をクリアし、かつ高画質で操作性に優れたセーフィーのカメラは、保護者の利便性を大きく向上させているという。

セーフィーが運営するクラウド録画サービス「Safie(セーフィー)」は、カメラとインターネットをつなぐだけで、いつでもどこでも映像を確認できるサービスだ。テクノ・システム・リサーチ社調べ「ネットワークカメラのクラウド録画サービス市場調査(2025)」では、エンジン別カメラ登録台数ベースのシェアが54.3%で、クラウド録画サービスシェアNo.1となっている。同社は「映像データであらゆる産業の”現場”をDXする」というビジネスコンセプトを掲げ、小売、土木・建設、製造、医療などの現場のDXを推進している。

出典:セーフィー株式会社