健康サロン株式会社は、一般社団法人Health ISAC Japanと共催で、薬局の経営者や従業員などを対象にした「サイバー攻撃・情報漏えい 緊急対策セミナー」をオンラインで開きます。開催は2026年11月5日(木)19:30~20:30で、参加費は無料です。
講師は、一般社団法人Health ISAC Japan 事務局長の江原悠介氏です。患者情報を守りながら薬局の業務を止めないために、従業員の教育・訓練、セキュリティ対策の点検、さらに被害を受けた場合の業務継続・復旧まで、薬局が取り組むべき対策が取り上げられます。
情報漏えいが相次ぐなかで、薬局にも求められる備え
国内では情報漏えいが続いており、漏えいの可能性があるものも含めると、その規模は1.5億件超ともいわれています。患者情報を扱う薬局では、システム面の対策だけでなく、従業員一人ひとりの判断力や対応力を高める教育、そして業務が止まる事態を想定した備えが重要になります。
健康サロンが提供する薬局向けサービス「あなたの薬局」「快活Lab」については、PHPの重大な脆弱性や昨今のサイバー攻撃に対して必要な対策を完了しており、不正アクセスや情報漏えい等の被害がないことを確認しているとのことです。
同社は、こうしたサービス側の安全対策とあわせて、薬局での従業員教育・訓練や対策の見直しを後押しする目的でセミナーを開催します。従業員のセキュリティリテラシーを高める取り組みと、ミスが起きても被害を広げない仕組みという二つの側面から、現場で実践できる対策を整理する内容です。
4つのテーマで最新動向から中長期の対策まで解説
講演は次の4つのテーマで構成されています。
- サイバー攻撃の最新動向と、ヘルスケア分野の政策・規制の変化:直近の攻撃・情報漏えいの動向と、ヘルスケア分野のサイバーセキュリティに関する政策・規制の変化を整理し、薬局が押さえておくべきポイントを解説
- 9月以降に相次ぐサイバー攻撃・情報漏えい事案を踏まえた対処策:相次ぐ事案から、薬局にとって身近なリスクと対策上の課題を確認し、優先して見直すべき対策や対応のポイントを整理
- 厚生労働省ガイドライン・チェックリストへの対応と、その先に必要な備え:厚生労働省のガイドラインやサイバーセキュリティ対策チェックリストへの対応を基本としながら、それだけでは十分に対処できないリスクや運用上の課題、追加で検討すべき対策を紹介
- 医療DX・AXの進展を踏まえた、薬局の短期・中長期の対策:医療DX・AXによるデジタル化の進展とサイバー脅威の質的な変化を踏まえ、短期的に取り組むべき対策と、中長期的に整えていくべき体制・運用のポイントを解説
登壇する江原悠介氏について
江原氏は、ヘルスケア分野のサイバーセキュリティ・プライバシーに関する業務に携わっています。医療機関や情報処理事業者のセキュリティ評価・態勢構築、患者個人情報等の二次利用に伴うプライバシーガバナンスの整備などを支援しており、医療セキュリティや医療DXに伴うガバナンス設計に関する知識・経験を持っています。医療AIプラットフォーム技術研究組合顧問、NPOデジタル・フォレンジック研究会理事を務め、経済産業省・総務省の医療情報の安全管理に関するガイドライン改定検討会等にも参画しています。
開催概要
セミナーの正式タイトルは「薬局も例外ではない。サイバー攻撃・情報漏えい 緊急対策セミナー ― AI時代の従業員教育から、チェックリスト対応・業務復旧への備えまで ―」です。申し込みは専用フォームで事前に受け付けています。
- 開催日時:2026年11月5日(木)19:30~20:30
- 開催方法:Zoomによるオンライン開催
- 参加費:無料
- 登壇者:一般社団法人Health ISAC Japan 事務局長 江原悠介氏
- 共催:健康サロン株式会社・一般社団法人Health ISAC Japan
- 対象:薬局経営者、管理薬剤師、薬剤師、事務職員、医療機関・薬局のセキュリティ担当者など
- アーカイブ配信:当日参加できない方に向けて、事前申込者限定で提供予定
主催の一角を担う健康サロン株式会社は、東京都港区に本社を置き、代表取締役は坂井義尚氏、創業は2017年5月です。薬局向けサービス「あなたの薬局」をはじめ、業務効率化や患者とのコミュニケーション、従業員教育、セキュリティ対策などを通じて薬局の運営を支援しています。共催の一般社団法人Health ISAC Japanは2025年9月設立で、代表理事は小森直之氏です。医療・薬局・介護・製薬など、ヘルスケア分野全体のサイバーセキュリティ向上に取り組んでおり、米国Health ISACを含む関係団体や会員との連携を通じて、安全で継続的なヘルスケアの提供を支えています。
出典:健康サロン株式会社



