モータ技術の最前線「PMSM制御」を体系的に学ぶ
現代社会において、モータは電気自動車やロボット、家電製品など、私たちの生活のあらゆる場面で不可欠な存在です。中でも、高効率でコンパクトな永久磁石同期モータ(PMSM)は、次世代のモビリティや省エネルギー化の鍵を握る技術として注目されています。しかし、その高性能を最大限に引き出すためには、高度な制御技術が求められます。
株式会社東陽テクニカは、この重要なモータ開発に携わる技術者の育成を目指し、オンラインセミナー「若手・中堅技術者が押さえるPMSM制御」を2026年9月1日と11月17日の2回にわたり開催します。このセミナーは無料で受講でき、モータ関連業務に携わって5年程度の若手・中堅技術者を主な対象としています。

専門家が解説するPMSMの基礎と応用
本セミナーでは、モータの設計・制御を専門とする大阪公立大学名誉教授の森本茂雄氏が講師を務めます。森本氏は、永久磁石同期モータ(IPMSM)やシンクロナスリラクタンスモータの高効率制御技術、センサレス制御技術といった分野で国内外から高く評価されており、約40年にわたり電気機器工学・パワーエレクトロニクスの教育・研究に尽力されてきました。その深い知見と経験に基づき、PMSMの基礎から実践的な制御・評価までを体系的に解説します。
第1回:PMSMの基礎理解とベクトル制御の考え方(2026年9月1日開催)
第1回では、永久磁石同期モータ(PMSM)とは何かという基本的な動作原理から、モータを数式で表現するモデル化、そしてモータを効率的かつ精密に動かすための高度な制御技術であるベクトル制御の基本コンセプトと全体像を学びます。モータの「頭脳」とも言える制御の考え方を深く理解することで、その性能を最大限に引き出すための土台を築きます。
さらに、株式会社東陽テクニカが独自開発したPC用モータトルク計測・制御ソフトウェア「TMT」の紹介も行われます。このソフトウェアは、モータの挙動を詳細に「はかる」ことで、開発効率の向上に貢献します。
第2回:ベクトル制御の実機検証と性能評価(2026年11月17日開催)
第2回では、第1回で学んだベクトル制御の知識を、実際のモータでどのように適用し、その性能を評価するかに焦点を当てます。モータドライブシステムの構成や制御動作の理解を深め、実機での検証方法や性能評価の進め方を具体的に解説します。
また、横河計測株式会社からは、モータの電力消費や性能を詳細に「はかる」ための専門的な計測機器であるパワーアナライザ/高速DAQの活用方法が紹介されます。モータがどれだけ効率よく動いているか、どこに改善の余地があるかなどを分析し、より高性能なモータを開発するための実践的な知識を得られます。
無料で学べる貴重な機会
本セミナーは「Zoomウェビナー」形式で配信され、受講費用は無料です。最先端のモータ制御技術を、業界の第一人者から直接学べる貴重な機会となります。
モータ技術は、自動運転、ロボット、ドローン、スマート家電など、私たちの未来を形作る多くの分野で進化を続けています。このセミナーを通じて、参加者はこれらの技術革新を支える重要な知識とスキルを習得し、次世代の産業発展に貢献できることでしょう。
お申込みは以下のリンクより必要事項をご記入のうえお申込みください。
株式会社東陽テクニカは、最先端の「はかる」技術のリーディングカンパニーとして、脱炭素/エネルギー、先進モビリティ、情報通信など多岐にわたる分野で技術革新を推進しています。同社の詳細については、以下のウェブサイトをご覧ください。


