自動運転とスマートモビリティが描く未来、その最前線に迫る
自動車の運転が自動化され、都市の交通システムがより賢く、効率的になる「自動運転」と「スマートモビリティ」は、私たちの社会を大きく変える可能性を秘めています。高齢化や人手不足、環境問題といった現代社会の課題に対し、これらの技術がどのような解決策をもたらすのか、多くの期待が寄せられています。
2026年9月28日(月)と29日(火)の2日間、「自動運転、スマートモビリティの最前線2026」と題したセミナーが開催されます。このセミナーには、デジタル庁、内閣府、総務省、国土交通省といった政府機関に加え、NTT、Waymo、トヨタ自動車、本田技研工業、日産自動車といった業界を牽引する企業から、第一線の専門家たちが登壇します。最新の政策動向から具体的な技術開発、そして実際の社会実装事例まで、幅広いテーマが議論される予定です。

開催概要
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日時:
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DAY1:2026年9月28日(月)午後1時~4時50分
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DAY2:2026年9月29日(火)午後1時~5時50分
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受講方法:
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会場受講:紀尾井フォーラム(東京都千代田区紀尾井町4-1 ニューオータニ ガーデンコート1F)
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ライブ配信(Zoomウェビナー)
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アーカイブ配信(2週間、都合の良い時間に何度でも視聴可能)
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DAY1:政策と技術の融合が拓くスマートモビリティ社会
DAY1では、主に国の政策と、それらを支える通信・自動車メーカーの技術開発に焦点が当てられます。
内閣府:モビリティ2.0への転換
内閣府の八幡昌樹氏からは、戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第3期「スマートモビリティプラットフォームの構築」について解説されます。これは、人々の移動のニーズが変化する中で、安全で環境に優しく、誰もが使いやすい移動手段を実現するための社会システムを、ハードとソフトの両面から構築しようとするものです。機能重視の「モビリティ1.0」から、人々の幸福(Well-being)を重視する「モビリティ2.0」への転換を目指す、壮大なビジョンが語られます。
総務省:自動運転を支える通信インフラ
総務省の松尾優大氏からは、自動運転社会に不可欠な通信インフラに関する取り組みが紹介されます。特に、V2X通信(Vehicle-to-Everything通信:車と信号機や他の車、歩行者など、あらゆるものとの間で情報をやり取りする技術)が、より安全でスムーズな自動運転を実現するためにどれほど重要であるかが説明され、次世代のITS(高度道路交通システム)通信のあり方や今後の政策について深く掘り下げられます。
NTT:安心・安全なモビリティ社会の実現
NTTの爪長美菜子氏からは、NTTが考えるスマートモビリティ社会の姿と、その実現に向けた取り組みが紹介されます。NTTは、自動運転を単なる車の自動化にとどまらず、人・車両・道路・都市がリアルタイムでつながる社会システムと捉えています。高信頼通信、AI(人工知能)、路車協調(車両と道路インフラが連携して安全性を高める仕組み)、遠隔管制(離れた場所から車両の運行を管理・制御すること)、データ活用といった技術を組み合わせ、地域交通の維持や物流課題の解決に挑戦する実証事例が紹介される予定です。
トヨタ自動車:交通事故ゼロへの挑戦
トヨタ自動車の志田充央氏からは、交通事故死者数の減少が鈍化する現状に対し、トヨタが「安全は普及してこそ」という考えのもと進める先進安全技術の進化と普及に関する取り組みが語られます。Toyota Safety Senseによる事故低減効果や、データドリブンAI(データに基づいて人工知能を開発・改善する手法)とEnd-to-End開発(自動運転システムの開発において、センサー入力から車両制御までを一貫して行うアプローチ)による自動運転開発の進化、さらに人・クルマ・インフラが一体となって交通事故ゼロを目指す将来像が示されます。
DAY2:社会実装とビジネスモデルの最前線
DAY2では、より具体的な社会実装の動きや、ビジネスとしての自動運転の可能性に焦点を当てます。
デジタル庁:モビリティ・ロードマップ2026
デジタル庁の武藤節氏からは、自動運転の社会実装に向けた方向性を示した「モビリティ・ロードマップ2026」が紹介されます。このロードマップには、自動運転の現状と、社会実装を加速させるための具体的な施策がまとめられており、特に先行的な事業化地域への集中支援を通じて、自動運転が私たちの生活にどう浸透していくかが説明されます。
国土交通省:地域交通DXプロジェクト「COMmmmONS」
国土交通省の渡邉明博氏からは、地域公共交通が直面する人手不足や少子高齢化といった課題、そして「交通空白」(公共交通機関が不足している地域)の解消に向けた取り組みが解説されます。特に、地域交通のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するプロジェクト「COMmmmONS(コモンズ)」のコンセプトやビジョンが紹介され、地域住民の移動をいかに支え、持続可能なものにしていくかが語られます。
日産自動車:モビリティサービス実用化への取り組み
日産自動車の高松吉郎氏からは、日本各地で深刻化する移動課題に対し、日産が進めるモビリティサービスの実用化に向けた取り組みが紹介されます。浪江町での有人モビリティサービスの事業化、横浜市での自動運転モビリティサービスの運用体制構築、神戸市での自動運転モビリティサービスによる観光需要創出といった具体的な事例を通じて、都市部と地方部それぞれの移動課題解決へのアプローチが示されます。
本田技研工業:自動運転社会実装の課題と処方箋
本田技研工業の井上友貴氏からは、運転自動化レベル4(特定の条件下でシステムが全ての運転操作を行う、人間による介入が不要な自動運転)がもたらす産業構造の変化や、これまでの日本の取り組みがなぜ成果につながりにくかったのか、そして今打つべき手は何かについて、事業者の視点から考察されます。元経済産業省の政策担当者としての経験と、GM、Cruiseとの協業経験に基づいた、示唆に富む講演が期待されます。
Waymo:完全自動運転商用化の最前線
Waymoの山本美香氏からは、米国主要都市で完全自動運転(レベル4)サービスを日常の交通手段として確立させてきたWaymoの最新の取り組みが紹介されます。実証段階から商用運行へのスケールアップで得られた知見、客観的なデータに基づく安全性評価、そして日本の地域交通が抱える課題解決や持続可能なエコシステム構築に向けた協業の可能性について深く考察されます。商用化された自動運転の「今」を知る貴重な機会となるでしょう。
自動運転が創る、ワクワクする未来
このセミナーは、自動運転やスマートモビリティが単なる技術的な進歩にとどまらず、私たちの生活や社会のあり方を根本から変える可能性を秘めていることを実感できる機会となるでしょう。各分野の最先端で活躍する専門家たちの話を聞くことで、未来の移動がどれほど便利で安全になるのか、そしてそれが私たちの日常にどのような恩恵をもたらすのか、具体的なイメージを描くことができるはずです。
未来のモビリティ社会の実現に興味のある方は、ぜひこの機会に参加してみてはいかがでしょうか。
セミナー詳細はこちら
新社会システム総合研究所(SSK)公式サイト



