研究室の作業を劇的に変える新ツール:Thermo Scientific Multiskan Ease 吸光マイクロプレートリーダーが登場
科学研究の現場では、日々大量のサンプルを分析し、正確なデータを迅速に得ることが求められています。特に、タンパク質や細胞、微生物といった生命科学分野の解析は、病気の解明や新薬開発に直結するため、その効率化と信頼性の向上は喫緊の課題です。
こうした背景の中、サーモフィッシャーサイエンティフィックは、研究室での日常的な分析作業を大きく変える可能性を秘めた新製品「Thermo Scientific™ Multiskan™ Ease 吸光マイクロプレートリーダー」を、2026年8月3日より日本市場で販売開始しました。

日常的な生物学的アッセイを簡素化する新アプローチ
多くの研究室では、限られた予算や共有機器の運用、さらには変化する人材環境に対応しながら、信頼性の高いデータを継続的に取得する必要があります。この新しい「Multiskan Ease 吸光マイクロプレートリーダー」は、そうした課題に応えるために開発されました。
何がすごいのか?
この製品の最大の特徴は、吸光測定という特定の分析方法に特化している点です。吸光測定とは、サンプル(例えば、試験管に入った液体)に光を当てて、どれくらいの光が吸収されるかを測ることで、サンプル中の特定の物質の量や状態を調べる技術です。従来、多機能な「マルチモードシステム」と呼ばれる装置もありましたが、これらは多くの測定方法に対応する分、操作が複雑になりがちでした。
「Multiskan Ease」は、吸光測定に特化することで、以下のようなメリットを提供します。
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シンプルな操作性: 最小限のトレーニングで誰でも簡単に操作でき、迅速かつ再現性の高い測定結果を提供します。
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低メンテナンス負荷とコスト削減: 光源にLED光学系を採用しているため、従来のランプに比べて寿命が長く、交換頻度が大幅に減少します。これにより、メンテナンスの手間と装置の総保有コスト(TCO)を抑えることができます。
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効率的なワークフロー: SkanIt™ ソフトウェアはクラウド対応で、測定の設定からデータ解析までを簡素化し、酵素免疫測定法(ELISA)などの一般的なアッセイワークフローを効率的にサポートします。
どのような作業に役立つのか?
この装置は、幅広い生物学的アッセイに対応しています。例えば、以下のような日常的な分析作業で活躍が期待されます。
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タンパク質定量: サンプル中のタンパク質の量を正確に測定します。
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酵素免疫測定法(ELISA): 特定のタンパク質や抗体を検出・定量する、医療診断や研究で広く使われる手法です。
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細胞生存率評価: 薬の効果や毒性を調べる際に、細胞がどれだけ生きているかを確認します。
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微生物増殖モニタリング: 細菌や酵母などの微生物がどのように増えるかを観察し、食品検査や医薬品開発に応用します。
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酵素活性測定やエンドトキシン試験など、多岐にわたるアプリケーションにも対応します。
研究室の未来を拓くツール
この「Multiskan Ease 吸光マイクロプレートリーダー」は、アカデミア(大学などの研究機関)、バイオテクノロジー企業、製薬会社、そして品質管理ラボなど、様々な現場で利用されることを想定して設計されています。
Trent Colville氏(サーモフィッシャーサイエンティフィック プロテイン検出・定量担当シニアディレクター兼ジェネラルマネージャー)は、本製品が「日常的な生物学的解析に必要な性能を提供するとともに、導入しやすく、操作もシンプルで、研究室全体の生産性向上を支援する」とコメントしています。
研究室が直面する人材育成の課題や、限られたリソースの中で成果を出す必要性に対し、この装置はシンプルながらも信頼性の高いソリューションを提供し、研究者たちがより本質的な研究に集中できる環境をきっと生み出すでしょう。
この新しい吸光マイクロプレートリーダーは、生命科学研究のさらなる加速、分析における複雑な課題の解決、そして研究室の生産性向上に貢献するものとして期待されます。
関連情報
本製品について詳しく知りたい方は、下記の製品ページ(英語)をご覧ください。
※本製品は研究用であり、診断目的には使用できません。記載されている情報は、発表日時点のものです。現状と異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。



