OpenSkyが航空業界の課題解決へ!経営革新計画でB2Bサービスを拡充

経営革新計画とは

経営革新計画とは、中小企業が新しい商品やサービスの開発、または新たな事業の展開を通じて経営の向上を目指す計画を、国が承認する制度です。
OpenSkyの計画は「新役務(新しいサービス)の開発または提供」に分類され、これまでの航空機運航・整備の専門知識を、他の企業や航空関連事業者に提供するサービスに広げる内容として認められました。

承認された計画の概要:航空業界に新たなシェアリングモデルを構築

今回承認された計画のテーマは、「人的資源(人手)と物的資産(航空機)のシェアリングモデルの展開」です。
OpenSkyはこれまで、プライベートジェットの「フラクショナル・オーナーシップ」(複数のオーナーが共同で航空機を所有する仕組み)を提供し、運航管理から整備、顧客対応までを一貫して行ってきました。
今後は、この経験を活かし、同業他社や航空関連事業者、一般法人向けに、B2B型(企業間取引)の航空業務支援サービスへと事業を拡大します。

5つのサービス領域

具体的には、以下の7つの事業を段階的に拡充していく予定です。

  • 他社保有機を対象とした運航管理・整備管理:他の会社が所有する航空機の運航計画作成や安全管理、整備計画の管理を代行します。

  • 航空機の整備受託:外部の航空機や航空関連事業者からの整備業務を請け負います。

  • グランドハンドリング支援:空港での航空機の誘導や荷物の積み下ろしなど、地上での作業(グランドハンドリング)をサポートします。

  • 整備士や運航支援人材、専用設備のシェアリング:航空機の整備士や運航をサポートする専門人材、高価な専用設備を、業界内で共有し有効活用します。

  • 大型機および回転翼機(ヘリコプターなど)に対応する整備体制の構築:より大型の航空機やヘリコプターなどの整備にも対応できる体制を整えます。

  • 航空運送事業者との提携によるチャーター支援:他の航空会社と協力し、プライベートチャーター便(貸し切り便)の手配を支援します。

  • 航空機の稼働率向上を支援するアセットマネジメント:航空機が最大限に利用されるよう、運航スケジュールや整備計画を最適化し、資産としての価値を高める管理(アセットマネジメント)を行います。

これらの取り組みを通じて、運航、整備、人材、設備といった航空機利用に必要な機能を統合的に提供する体制を構築していきます。

今後の展望:航空業界の未来を支える

現在の航空業界では、整備士などの専門人材の不足や、専用工具・地上支援機材といった設備の不足が大きな課題となっています。
また、各事業者がそれぞれ人材や設備を保有しているため、忙しい時期には足りなくなり、そうでない時期には十分に活用されないという非効率な状況も生まれています。

OpenSkyは、これまでの運航・整備の知識と、保有する人材・設備を外部の事業者にも提供することで、航空機の稼働率向上、整備による停止期間(ダウンタイム)の削減、運航・管理業務の効率化を支援することを目指しています。
今後も、自家用固定翼機(一般的な飛行機)の整備から大型機や回転翼機(ヘリコプター)の整備、運航管理・整備管理を含む機体全体のマネジメントまで、自家用航空機を安全かつ効率的に保有・利用するために必要なサービスを幅広く拡充していく予定です。

OpenSkyは、航空機を所有・利用する人々、そして運航・整備を支える事業者を結びつける航空サービス基盤を構築することで、日本の自家用航空およびビジネスジェット市場の発展に貢献していくでしょう。