『MOTOR FAN illustrated Vol.239』発売!自動運転はいつ実現する?AD/ADASの現在地を徹底解説

『MOTOR FAN illustrated Vol.239』発売!自動運転の「今」と「未来」を徹底解剖

2026年8月12日、『MOTOR FAN illustrated Vol.239』が株式会社三栄より発売されます。「テクノロジーがわかると、クルマはもっと面白い」をコンセプトに、自動車の技術を写真と図解で深く掘り下げる本誌。最新号の特集テーマは「AD/ADASの現在地 〜自動運転、いつできる?」です。

MOTOR FAN illustrated Vol.239 表紙

AD/ADASの現在地と未来への課題

先進運転支援システム(ADAS: Advanced Driver-Assistance Systems)は、衝突被害軽減ブレーキの義務化などを背景に、乗用車への普及が進み、それに伴う低コスト化も実現しています。一方で、完全な自動運転(AD: Autonomous Driving)の実現は、当初の予測よりも時間を要しているのが現状です。

しかし、物流現場や限定された空間での利用を想定した開発は日々続けられており、どのような技術が使われ、どんな課題があるのか、多角的な視点から考察が展開されています。

未来都市の自動運転車

自動運転の歴史と基礎技術を紐解く

本誌では、技術の話に入る前に、人類が思い描いてきた自動運転の夢や、これまでの歴史的な進歩についても解説しています。さらに、自動運転技術を下支えする上で欠かせない「フィジカルAI」といった基礎技術や、法整備の現状についても紹介されています。

フィジカルAIとは、従来のAIが「決められた動作を正確に繰り返す頭脳」であるのに対し、「現実社会を学習しながら目標に向かって常に努力する頭脳」と表現できます。これは、認識・予測・行動・結果確認のループを連続的に回し、現実世界から行動を学習し経験を蓄積することで、より柔軟な判断を可能にする技術です。

フィジカルAIの仕組み

注目企業ウェイブが描く自動運転の未来

自動運転の世界で今、注目を集める企業の一つが「ウェイブ(Wayve)」です。2017年にイギリスで創業したこのスタートアップは、AIが車両の状態から運転操作、周辺交通状況といった判断までを一貫して行う「エンド・トゥ・エンド(E2E: End-to-End)」自動運転車の開発を手掛けています。

E2E自動運転AIは、センサーからの入力(例えばカメラ映像)から、直接車両の制御(操舵、加速、減速)までを単一のAIモデルで行うアプローチです。これにより、従来のシステムよりも人間の運転に近い、柔軟で状況に応じた判断が可能になると期待されています。

ウェイブはソフトバンクグループやNVIDIAからの出資を受け、日産やステランティスとも提携するなど、その動向は注目を集めています。同社は、日本を含む様々な都市や車種に対応できる自動運転技術を迅速に展開しています。

ウェイブの開発車両とAIの図解

ドイツの老舗サプライヤー「マーレ」が語る技術的多様性

ドイツの自動車部品メガサプライヤーであるマーレ(MAHLE)は、シュツットガルトの本社で「MARLE Media Tech DAY 2026」を開催しました。マーレが2025年に発表した事業戦略「Efficiency3」に基づき開発された技術を、大型商用車にまで広げた成果を世界各国のジャーナリストに向けて披露しています。

このイベントでは、電動車の航続距離を伸ばすレンジエクステンダーシステムや、レアアースを使用しないモーター用MCT(マーレ コンタクトレストランスミッター)などが紹介されました。特に強調されたのは「技術的多様性(Technological Diversity)」の重要性で、脱炭素化を進めるためには、BEV(Battery Electric Vehicle: バッテリーだけで走行する電気自動車)だけでなく、幅広い技術の開発と運用が不可欠であるという同社の姿勢が示されました。

MAHLE Media Tech Day 2026 レポート

新型メルセデス・ベンツCLAに見るSDVの最前線

2026年7月に日本導入が発表された新型メルセデス・ベンツCLAも、本誌でその技術的トピックが紹介されています。ICE(Internal Combustion Engine: 内燃機関)とBEV(Battery Electric Vehicle: バッテリーだけで走行する電気自動車)共用プラットフォーム、新型パワートレーンが採用されただけでなく、メルセデス独自の車載OS「MB.OS」が搭載されています。

MB.OSは、メルセデス・ベンツが独自開発した車載オペレーティングシステムで、車両の様々な機能を統合的に管理し、AIを活用した対話型アシスタントや、OTA(Over-The-Air: 無線通信によるソフトウェア更新)による機能アップデートなどを実現します。これにより、ソフトウェアによって機能や性能が定義される自動車「SDV(Software Defined Vehicle)」の観点からも、新型CLAは注目すべき一台となっています。

新型メルセデス・ベンツCLA

『MOTOR FAN illustrated Vol.239』で最新技術を深く知る

今回の特集では、これらの最先端技術が専門外の読者にも「何がすごいのか」「今までと何が違うのか」「将来どう役立つのか」が伝わるよう、図解を交えて分かりやすく解説されています。自動運転の夢から現実、そして未来への展望まで、知的なワクワク感とともに深く理解できる一冊となるでしょう。

書籍情報

  • タイトル: モーターファン別冊 モーターファン・イラストレーテッド vol.239

  • 特集テーマ: ~自動運転、いつできる?~

  • 発売日: 2026年8月12日

  • 定価: 2,100円(本体価格:1,909円)

  • JANコード: 9784779654916

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