EGSが「統合エネルギー提案」を本格始動、設備投資最大50%・ランニングコスト最大30%削減へ

企業を取り巻く複雑なエネルギー課題

現在、企業は電気料金の高騰だけでなく、老朽化した空調の故障リスク、修理部品の供給不安、資材価格や工事費の上昇、設備技術者の不足、夏の暑さ対策、そして取引先からの脱炭素対応要請など、複数のエネルギー課題に直面しています。これらの課題が同時進行する中で設備更新を先送りすると、結果的に高い電気代、突発的な設備の停止、生産性低下といった負担が生じます。

空調だけ、LEDだけ、あるいは電力会社の切り替えだけといった個別の対策では、施設全体の優先順位や投資回収の判断が難しく、担当者には複数業者との調整負担が残りがちです。EGSは、電力の契約容量、使用量、設備効率、調達費用を一つのシミュレーションにまとめ、経営判断に必要な全体像を提示することで、この複雑さを解消することを目指しています。

電子ブレーカーの知見から生まれた「統合」の必要性

EGSはこれまで、自社特許製品である「コンピューターブレーカー」を主力に、店舗、工場、コインランドリー、介護施設など、多様な事業者の低圧電力基本料金削減を支援してきました。設備の同時使用状況を調査し、契約容量を最適化することで、使い勝手を大きく変えずに固定費を圧縮できるのが電子ブレーカーの強みです。

しかし、電子ブレーカーで基本料金を最適化しても、古い空調が大量の電力を消費し続ければ、電気代全体は十分に下がりません。逆に、高効率空調へ更新しても、契約容量や電力メニューが過大なままでは、削減できる余地が残ってしまいます。4,000施設以上での電子ブレーカー導入を通じてEGSが得た結論は、電気代を真に削減するには「設備」「契約」「運用」を切り離さずに一体で設計する必要がある、というものでした。

高効率空調がもたらす省エネと事業継続の価値

2010年前後、あるいはそれ以前に導入された業務用エアコンは、最新機種と比較してエネルギー効率が低い傾向にあります。15年以上使用された機器を2024~2025年製の高効率機へ更新した場合、使用条件によっては空調消費電力を30%以上削減できるケースがあります。24時間稼働する工場や倉庫、ホテルなどでは、年間で数百万円規模の経営インパクトが生まれることもあります。

空調更新の価値は省エネだけではありません。故障による営業停止や生産停止のリスクを抑制し、従業員の作業環境を改善することで、猛暑時の熱中症対策や品質管理にも寄与します。EGSは、最適な能力選定から系統設計、機器調達、施工、導入後の効果確認までを一気通貫で支援し、過剰能力と能力不足の両方を防ぎます。

EGS株式会社 古い業務用エアコンを最新機種へ更新で空調のムダを30%以上削減

設備投資の入口から見直すことで大幅なコスト削減を実現

大型施設の設備更新では、同じ能力の機器でもメーカー、機種、施工方法、配管再利用の可否、工程設計によって総額が大きく変動します。EGSの提案事例では、他社見積もりで約5,000万円だった空調更新費用を、必要な能力と工事条件を再設計することで約3,000万円まで圧縮した実績があります。これは約2,000万円、率にして約40%の削減に相当します。

案件によっては設備投資を最大50%抑えられる可能性も示されています。これは単なる値引きではなく、必要な性能と安全性を確保しつつ、調達ルート、機器構成、施工範囲、更新時期を最適に組み直すことで実現します。初期投資が抑えられれば投資回収期間が短縮され、これまで予算の都合で更新を諦めていた企業にも、新たな選択肢が生まれることでしょう。

LED照明と電力使用量の可視化も一体で

国際的な水銀規制が進む中、一般照明用蛍光ランプの供給環境は変化しています。大規模施設では照明台数が多いため、故障のたびに部分交換を続けるよりも、配置や照度、点灯時間を見直した上でLED照明へ計画的に更新する方が、電力使用量と保守負担の両方を効率的に削減できます。

EGSは、空調、照明、生産設備など用途別の電力使用量を整理し、どこから着手すれば投資対効果が高いかを優先順位付けします。電子ブレーカーによる固定費削減で生まれた資金を設備更新に回し、更新後の使用量削減を次の投資へとつなげる。この循環をつくることで、一時的なコスト改善ではなく、継続的な改善を実現します。

コスト削減とCO₂削減を同じ指標で評価

設備投資最大50%、導入後ランニングコスト最大30%という削減効果は、そのまま使用電力量と二酸化炭素排出量の削減に直結します。特に、購入電力に由来する排出はScope2(企業が外部から購入した電力などの使用に伴って間接的に排出する温室効果ガス)として扱われるため、削減前後の使用量と排出係数を管理することで、GX(脱炭素社会の実現に向けた経済社会システム全体の変革)やESG(環境、社会、企業統治の3つの観点から企業の持続可能性を評価する考え方)の取り組みを定量的に示す基礎データとなります。

EGS株式会社 設備投資最大50%・導入後ランニングコスト最大30%の削減効果は、使用電力量とCO2排出量の削減へ

EGSは、電子ブレーカーで培った「電気を構造から見る力」を、空調、LED、電力契約、運用改善といった幅広い領域に広げ、顧客の利益、働く環境、事業継続、脱炭素を同時に前進させる新たなエネルギー提案を目指しています。

無料エネルギー診断について

EGSでは、工場、倉庫、店舗、商業施設、医療施設、ホテルなどを対象に、電力明細、設備構成、稼働状況をもとにした無料エネルギー診断を実施しています。契約容量、空調、LED、電力会社・契約メニューを横断的に分析し、削減余地、設備投資額、投資回収期間、CO₂削減効果を個別に試算します。

会社概要

  • 会社名:EGS株式会社

  • 本社:東京都渋谷区笹塚2丁目7-9 THE CITY 笹塚Ⅱ

  • 代表取締役:野﨑 剛治

  • 事業内容:コスト削減事業/アライアンス事業/コールセンター事業/HR事業/財務コンサル事業/飲食事業

  • HP:https://eco-gs.net/