がん治療の未来を拓く:医師間の連携を強化する「irAE診療コンソーシアム」が始動

専門家への無料症例相談窓口を開設

CCiの活動の柱の一つとして、がん診療に携わる医師が、irAE診療に関してエキスパートの専門的見解を得られる無料の症例相談窓口が開設されました。この窓口は、株式会社Mediiが提供する医師向け症例相談サービス「Medii Eコンサル」のシステムを利用しており、以下の特長があります。

  • 曜日や時間を問わず相談可能: オンラインの相談窓口のため、24時間いつでも相談でき、数時間以内に専門家からの回答が届くこともあります。これにより、院内の他の診療科への相談よりも迅速に助言を得られる場合があります。

  • 複数の専門的視点からの助言: 最適な治療方針は一つとは限りません。この窓口では、リウマチ膠原病内科、腫瘍内科、免疫内科など、異なる領域のエキスパートがそれぞれの専門的見地から回答を提供します。

  • 最適な方針が定まるまで継続的な質問: 症例ごとに専用のチャットルームが作られるため、一度の回答で完結せず、患者さんの経過を踏まえながら、最適な方針が定まるまで何度でもエキスパートとやり取りが可能です。

重症度や臓器の種類を問わず、幅広いirAEに関する相談を受け付けており、症例情報を安全に共有できる環境のもと、「他の選択肢はないか」「このまま治療を継続してよいか」といった疑問をエキスパートと共に検討できる場として、すでに実用化されています。

社会福祉法人 三井記念病院 総合内科科長 irAE診療コンソーシアム 代表 峯村 信嘉 先生

CCi代表を務める社会福祉法人 三井記念病院 総合内科科長の峯村 信嘉医師は、「irAE診療には、これまで以上に多診療科での連携が求められています。今回設立したコンソーシアムは、こうした協働を全国に広げることを目指しています。一人でも多くの先生方にご活用いただき、irAE診療に携わる先生方が安心して診療できる環境、そしてより多くの患者さんに適切なirAEマネジメントが届く環境を、皆様と共に創っていけることを願っています」とコメントしています。

将来への展望とMediiの支援

CCiは、症例相談を通じて蓄積された知見やニーズをもとに、将来的にはirAEに関する情報発信や教育コンテンツの開発など、irAE対応力のさらなる向上に向けた多角的な支援活動の展開も視野に入れています。これにより、日本中のどの患者さんにも質の高い医療が届く仕組みの構築を目指しています。

株式会社Mediiは、「誰も取り残さない医療を」というミッションのもと、希少疾患やがんなどの高度な医療領域における課題解決に取り組んでいます。CCiの活動において、「Medii Eコンサル」のシステム提供と運営事務局として、その活動を支援しています。Mediiは、医師向けに、医学調査に最適化したAIで効率的にエビデンスを調べられる「Medii Q」や、複雑な個別症例について経験豊富な専門医に相談できる「Medii Eコンサル」を完全無料で提供しており、より良い医療の意思決定を支援しています。

CCiの取り組みは、がん治療の最前線で直面する新たな課題に対し、医師が連携し、知見を共有することで、患者さん一人ひとりに最適な医療を提供する未来へとつながる重要な一歩と言えるでしょう。

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