JAL SKY MUSEUMで「サメ肌」の秘密を体験!航空機の燃費を向上させるリブレット塗膜が一般公開

「サメ肌」が航空機をエコにする?リブレット形状塗膜とは

「リブレット形状塗膜」とは、サメの肌に見られる微細な溝構造をヒントに考案された技術です。この微細な溝を航空機の表面に施すことで、飛行中に機体にかかる空気の抵抗を減らすことができます。空気抵抗が減るということは、より少ない燃料で飛行できるということ。これにより、航空機の燃費が向上し、二酸化炭素(CO2)の排出量削減、つまり「脱炭素化」に大きく貢献します。

オーウエル株式会社は、このリブレット形状を塗料で実現する「塗膜形成技術(Paint-to-Paint Method)」を独自に開発しました。

リブレット塗装の説明パネルと航空機胴体の一部

JAL SKY MUSEUMで触れる、未来の技術

JAL SKY MUSEUMは、羽田空港内の「JALメインテナンスセンター1」に位置し、飛行機の仕組みや航空業界の仕事を体験・学習できる施設です。今回の展示では、実際に機首モックアップに施工されたリブレット形状塗膜に触れることができ、その独特な表面構造と、それがもたらす効果を肌で感じることができます。

この体験型展示は、JALグループが推進する持続可能な取り組みと、オーウエル株式会社の塗膜形成技術が持つ可能性を来場者に伝える貴重な機会となります。航空機の脱炭素化に向けた最先端の技術を、より身近に感じられるでしょう。

実用化済みの環境技術

このリブレット塗装技術は、すでに研究段階を終え、実用化されています。日本航空(JAL)と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は共同で、航空分野におけるリブレット塗装技術を世界で初めて開発し、2020年12月からは国内線ボーイング737-800型機に適用を開始しています。これにより、実際の飛行において燃費向上効果が期待されています。

詳細については、以下の資料もご参照ください。

オーウエル株式会社について

オーウエル株式会社のロゴ

オーウエル株式会社は1943年に大阪で設立され、工業用塗料販売で国内トップクラスのコーティング関連事業を主軸に、自動車向け半導体部品などを扱うエレクトロニクス関連事業をグローバルに展開する生産財商社です。「ものづくり現場の発展・進化をリードし、持続可能な世界の創造・実現に貢献する」というビジョンのもと、社会貢献を目指しています。

航空機の環境負荷低減に貢献するこの技術は、これからの空の旅をより持続可能なものに変えていく一歩となるでしょう。JAL SKY MUSEUMへお越しの際は、ぜひこのリブレット形状塗膜を見て触って、その可能性を体感してみてください。