宇宙開発の最前線が教育現場へ!ChartとBE SPACIESが次世代宇宙人材育成で提携

なぜ「本物の宇宙開発」に触れることが重要なのか

Chart株式会社は、宇宙に近い環境で観測や実験を行う「スペースバルーン」(高高度気球)の開発・運用や、安全性やコスト面で利点があるとされる「ハイブリッドロケット」(固体燃料と液体酸化剤を組み合わせたロケット)の研究開発を進めています。一方、BE SPACIES株式会社は、成層圏(高度約20km)に長期間滞空し、通信中継や地球観測を行う「成層圏プラットフォーム」(飛行船や気球型の無人航空機)の開発と宇宙教育事業を展開しています。

今回のパートナーシップの大きな特徴は、実際に宇宙開発の最前線で技術を追求している両社が、その知見や経験を直接教育プログラムに反映させる点にあります。これにより、単なる座学ではなく、より実践的でリアルな宇宙開発の現場に触れる機会が生まれます。これは、子どもたちが宇宙への興味を深め、将来のキャリアを具体的に想像する上で、非常に大きな意味を持つでしょう。

パートナーシップの具体的な取り組み

このパートナーシップでは、BE SPACIESが教育プログラムの企画・運営を担い、Chartがロケットや宇宙開発に関する専門的な教育コンテンツの提供と講師としての登壇を行います。両社の強みを組み合わせることで、次世代の宇宙人材が「本物の宇宙開発」に触れられる機会を広げることが目的です。

具体的な取り組みは以下の通りです。

  • Chartが保有・開発するロケットおよび宇宙開発関連の教育コンテンツを、BE SPACIESの教育事業向けに提供します。

  • BE SPACIESが企画・運営する教育イベント、講座、ワークショップへChartメンバーが講師として登壇します。

  • 両社の取り組みに関する広報面での相互協力を行います。

第一弾は体験型宇宙教育プログラム「そらLab R」

パートナーシップ締結後、最初の取り組みとして、2026年8月22日(土)・23日(日)に京都府舞鶴市で開催された体験型宇宙教育プログラム「そらLab R」(運営団体:BE SPACIES株式会社 & 株式会社GOCCO.)に、Chart株式会社 取締役の西濱大将氏が講師として登壇しました。このイベントでは、参加者が宇宙開発の現場の知見に直接触れることができたと見られます。

教室でプレゼンテーションを行う講師

未来へ広がる宇宙教育の可能性

両社は今後、このパートナーシップを通じて、全国各地での体験型イベントやワークショップ、教育コンテンツの開発などを進めていく予定です。BE SPACIESが教育プログラムを企画・運営し、Chartが宇宙開発の現場で得られた知見を還元することで、宇宙を志す次世代の裾野を広げることが期待されます。

次回の「そらLab R」は、東京にて2026年11月28日(土)・29日(日)に開催が予定されています(日程は変更となる場合があります)。このような取り組みが全国に広がることで、より多くの子どもたちが宇宙や科学に興味を持ち、将来の夢を描くきっかけとなるでしょう。

Chart株式会社

BE SPACIES株式会社