REフォワードが「アグリゲーション事業立ち上げ支援サービス」を開始、電力市場のノウハウで再生可能エネルギー普及を加速

REフォワードが「アグリゲーション事業立ち上げ支援サービス」を開始

2026年9月2日、株式会社REフォワードは、再生可能エネルギー事業者や蓄電池事業者、投資家などを対象に「アグリゲーション事業立ち上げ支援サービス」の提供を開始しました。

近年、地球温暖化対策として再生可能エネルギーの導入が世界的に加速しています。これに伴い、発電された電気を効率的に活用するための新しい仕組みが求められています。その一つが「アグリゲーション事業」です。これは、複数の発電所や蓄電池、電気を使う施設(需要家リソース)をまとめて、一つの大きな仮想発電所のように運用し、電力市場で売買したり、電力の需給バランスを調整したりする事業を指します。

REフォワード アグリゲーション事業 立ち上げ支援サービス

アグリゲーション事業が注目される背景と課題

「FIP制度」(Feed-in Premium:再生可能エネルギーの発電事業者が、電力市場で売電した価格に、一定の補助金が上乗せされる制度)の拡大や、「系統用蓄電池」(電力系統の安定化のために設置される大型の蓄電池)の普及、「需給調整市場」(電力の需給バランスを保つための調整力を取引する市場)の拡大により、アグリゲーション事業への参入を検討する企業が増えています。

しかし、この事業は電力市場の複雑な制度、取引の仕組み、システム、そして実際の運用といった多岐にわたる専門知識が必要です。そのため、「何から準備を始めれば良いか分からない」「必要なシステムが整理できない」「市場制度への対応方法が不明確」といった課題を抱える企業が多く、事業立ち上げの障壁となっていました。

REフォワードの「アグリゲーション事業立ち上げ支援サービス」とは

REフォワードが提供するこのサービスは、アグリゲーション事業への新規参入を目指す企業に対し、事業スキームの設計から電力事業に関わる制度対応、運用体制の構築、システム選定、そして事業開始後の運用支援まで、一貫したコンサルティングを提供します。すでに上場企業をはじめ、多くの事業者から好評を得ている実用化済みのサービスです。

このサービスの最大の特徴は、単なる机上のコンサルティングに留まらない点です。REフォワードは、自らが電力市場でアグリゲーション事業を実際に運営する「アグリゲーター」であるため、制度上の知識だけでなく、市場運用の実務、運用リスクへの対応、収益最大化のノウハウ、システム運用で培った知見など、現場で得られた実践的な経験に基づいた支援が可能です。

具体的には、以下のような支援内容が含まれます。

  • 事業スキームの設計

  • 関係部署を含めた業務整理

  • 運用フロー構築

  • システム要件整理・ベンダー選定支援

  • アグリゲーター登録・各種手続き支援

  • 事業開始後の実務支援

  • 市場制度・各種制度対応支援

  • 市場運用ノウハウの提供

事業規模や対象とするリソース(FIP発電所、系統用蓄電池、需要家リソースなど)に応じて、最適な事業モデルが提案されます。

アグリゲーション業務に関係する事業者の例

将来への貢献と今後の展開

このサービスを通じて、新規参入企業は複雑なアグリゲーション事業をスムーズに開始できるようになるでしょう。これにより、再生可能エネルギーの導入拡大が加速し、日本の電力市場の発展に大きく貢献することが期待されます。

REフォワードは今後、市場制度への対応支援に加え、蓄電池運用、FIP運用、収益改善コンサルティングなど、事業のフェーズに応じたサービスを順次拡充する予定です。

株式会社REフォワードについて

株式会社REフォワードは、電力市場の実運用を行う専門会社です。小売電気事業(A0875)や特定卸供給事業(109)のライセンスを保有し、FIP発電所や系統用蓄電池の市場運用、需給運用の体制構築支援、アグリゲーション事業支援、電力市場に関するコンサルティングなどを展開しています。「制度・市場・運用」を一体で捉え、再生可能エネルギー事業者の収益向上と電力市場の発展に貢献しています。