トリナ・ストレージ、住宅用太陽光・蓄電セット販売開始 日本の家庭に安心と効率を

日本の家庭に新たなエネルギーソリューション、トリナ・ストレージがセット販売開始

太陽光発電および蓄電ソリューションの分野で世界的に活動するトリナ・ソーラーのエネルギー貯蔵事業部門であるトリナ・ストレージは、日本の住宅市場向けに、太陽光発電モジュールと家庭用蓄電システムを組み合わせたセット販売を開始しました。この取り組みは、単なる製品提供から、住宅全体のエネルギーを管理する統合型ソリューションへの進化を示すものです。

「スマート蓄電システムⅡ」:日本のIoTセキュリティ基準「JC-STAR レベル1」に適合

今回提供されるソリューションの中核をなすのが、パートナー企業と共同開発された家庭用蓄電システム「スマート蓄電システムⅡ」です。このシステムは、日本のIoT製品セキュリティ適合性評価制度である「JC-STAR(ジェイシー・スター)レベル1」の要件に適合していることが確認されています。
JC-STARは、インターネットに接続するIoT製品のセキュリティ水準を評価する公的な制度で、独立行政法人情報処理推進機構によって運用されています。特にレベル1は、太陽光発電・蓄電製品の系統連系(電力系統への接続)適格性の基準となり、2027年10月以降に新規申請される50kW以下の住宅用太陽光発電・蓄電システムでは、IP通信機能を備えた関連機器すべてにこの認証取得が義務付けられます。これにより、日本の家庭に導入されるエネルギーシステムは、高い安全性が確保されることになります。

TrinaStorageの蓄電池

「スマート蓄電システムⅡ」の主な特長

「スマート蓄電システムⅡ」は、日本の家庭での利用を想定した多くの利点を備えています。

  • 余剰電力の有効活用: 太陽光発電で生み出された余剰電力を蓄電し、必要な時に利用できます。これにより、電気代の節約やエネルギー自給率の向上が期待できます。
  • 選べる容量: 10kWhと15kWhの2つの容量オプションがあり、各家庭の電力消費量やライフスタイルに合わせて選択可能です。
  • 停電時も安心: 100Vと200Vの家電製品に対応しており、停電時には自動的に独立運転に切り替わるため、非常時でも電力が利用できます。
  • AIによるスマート管理: スマートAIが家庭の電力消費パターンを学習し、バッテリーの充電を自動で管理します。これにより、常に最適な状態で電力を利用できるようになります。
  • 日本の環境に適合した設計:

   マイナス25℃までの寒冷地でも設置可能です。

奥行き180mmと薄型設計のため、狭いスペースにも設置しやすくなっています。

  • 一般財団法人電気安全環境研究所(JET)のJIS C 4441プロパゲーション試験認証を取得しています。これは、バッテリーが異常発熱した際に、その熱が他のバッテリーセルに伝播するのを防ぐ安全性に関する試験で、海外メーカーとしては初の取得となります。

「Vertex S+ Nano」:日本の住宅に寄り添う高効率太陽光モジュール

このセットには、トリナ・ソーラーが日本の都市部の住宅事情を調査・研究して設計した「Vertex S+ Nano」防眩型高効率太陽光発電モジュールが組み合わされます。

屋根に設置された太陽光パネル

「Vertex S+ Nano」の主な特長

    • コンパクトな形状: モジュールの面積が1m²未満とコンパクトで、屋根のスペースが限られている住宅や、複雑な形状の屋根にも対応できます。
    • アンチグレア(防眩型)設計: 周囲の住宅への反射光を考慮した設計で、住宅密集地での設置にも配慮されています。
    • 防塵/防汚性能: 独自の特許に基づく防汚フレーム設計により、メンテナンスの手間を軽減します。
    • 高効率技術: トリナ・ソーラーのn型i-TOPCon(エヌがたアイ・トップコン)技術を採用しており、高い発電効率を実現します。n型i-TOPCon技術は、太陽電池の裏面にも電極を配置することで、光の吸収効率を高め、より多くの電力を生み出す次世代の技術です。
    • 東京都の認定: 東京都より「優れた機能性を有する太陽光発電システム」として認定されています。

「発電+蓄電+エネルギー管理」で実現する安心で持続可能な暮らし

今回のセット販売開始は、トリナ・ストレージが日本の住宅市場において、単体の製品供給から、太陽光発電、蓄電池、スマートエネルギーマネジメントを連携させた統合型ソリューションへと提供体制を進化させる重要な一歩です。
この統合型ソリューションにより、各家庭は高効率な発電、エネルギー自給率の向上、停電時のバックアップ、そして安全性を兼ね備えた住宅用エネルギー環境を手に入れることができます。日々の電気代削減はもちろん、災害で電力供給が途絶えた際にも、安心して生活を送れる基盤を築くことが可能になります。

トリナ・ソーラーは、長年にわたり日本の再生可能エネルギー市場で事業を展開しており、日本の住宅事情や高い製品安全性・信頼性への要求を踏まえた製品開発を続けてきました。今後も、日本の家庭の実際のエネルギーニーズに基づき、「高効率な住宅用太陽光発電+蓄電システム+スマートエネルギーマネジメント+地域に根ざしたサービス」を一体化した事業モデルを推進していく方針です。

トリナ・ソーラーグループは、太陽光発電およびエネルギー貯蔵の両分野で世界的な実績を持つ企業です。S&P Global Energyの「Tier 1」(業界における信頼性や資金調達能力が高い企業を示す評価)選定や、BloombergNEFの「Tier 1エネルギー貯蔵サプライヤー」に11四半期連続で選出されるなど、第三者機関からもその信頼性が高く評価されています。これらの実績は、日本の家庭に提供されるソリューションの信頼性を裏付けるものです。

この新しい統合型エネルギーソリューションは、日本の各家庭に安全で効率的なグリーンエネルギー利用環境を提供し、日本の脱炭素社会の実現とエネルギー転換に大きく貢献することが期待されます。

より詳しい情報は、トリナ・ソーラー・ジャパンのウェブサイトをご覧ください。