自立移動ロボットの新たな評価基準が「優秀講演賞」を受賞
パナソニックホールディングス(以下、パナソニックHD)と、ロボティクスとエッジAI(AIによる情報処理を、クラウド上ではなく、ネットワークの端である端末やデバイスでおこなう技術)を専門とする株式会社SHIN-JIGENが共同で取り組んだ研究が、日本ロボット学会の第7回「優秀講演賞」を受賞しました。
この受賞は、両社が共同で開発・実証した「自立移動ロボットのシステム性能を評価する指標の開発」という研究発表によるものです。この成果は、今後のロボット技術の社会実装において重要な一歩となることが期待されます。

ロボット導入の課題を解決する画期的な評価手法
これまで、ロボットの性能評価は、個々のロボットがどれだけ速く動けるか、どれだけ正確に作業できるかといった「ロボット単体」の性能に焦点が当てられることが一般的でした。しかし、オフィスビルや工場などで自立移動ロボットが実際に稼働する際には、エレベーターや自動ドアといった建物の設備との連携が不可欠です。このような複雑な環境下では、ロボット単体の性能だけでは、システム全体の効率や、実際にロボットを導入した際の費用対効果を正確に評価することが難しいという課題がありました。
今回の研究では、この課題を解決するための新しい評価手法が提案されました。具体的には、複数台のロボットが建物の設備と連携して動く際に、「タスクにかかる時間」や「エレベーターの待ち時間」などを数値として捉え、システム全体の性能を客観的に評価できる指標を開発しました。そして、実際に稼働しているロボットシステムを使って、この評価指標が有効であることの実証が行われました。

ロボットの社会実装を加速する未来へ
この研究で提案された性能指標は、自立移動ロボットシステムを導入しようとする企業にとって、システムの選定や最適化をより科学的に行うための強力なツールとなります。これにより、ロボット導入のハードルが下がり、より多くの場所でロボットが活躍する未来が近づくでしょう。
SHIN-JIGENの岡本球夫代表取締役/CEOは、共同執筆者として、ロボットの開発・事業化、標準化、そしてフィジカルAI(ロボットのように現実世界で物理的な行動を伴うAIのこと)に関する深い知見を活かし、本研究の方向付けと推進をサポートしました。現在、この提案された性能指標を国際的な標準として確立するための活動も進められています。これは、世界中で自立移動ロボットシステムが安心して導入・活用できる共通の基盤を作ることを目指すものです。
SHIN-JIGENは今後も、ロボットの開発・事業化や標準化に関する専門知識を活かし、技術開発だけでなく、その評価や標準化まで含めた形で、ロボットやフィジカルAIの社会実装を積極的に支援していく方針です。
日本ロボット学会「優秀講演賞」とは
日本ロボット学会「優秀講演賞」は、ロボット分野の発展に貢献することを目的として、前年度に開催された日本ロボット学会学術講演会において発表された講演の中から、特に優れたものが選ばれて贈られる賞です。
今回受賞対象となった研究発表の詳細は以下の通りです。
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講演題目: 「自立移動ロボットのシステム性能を評価する指標の開発」
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著者: 是兼 慎也(パナソニック ホールディングス株式会社)、岡本 球夫(株式会社SHIN-JIGEN)
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発表: 第43回日本ロボット学会学術講演会
株式会社SHIN-JIGENについて

株式会社SHIN-JIGENは、未来を構想し、それを実現する構造を設計し、社会に実装する「未来実装ファーム」です。ロボティクス(ロボットに関する技術や研究分野)とAIを中心としたハードウェア技術の知見を強みに、事業創出、ブランド構築、経営戦略の立案・実行、M&Aまで、企業のブレークスルーをトータルに支援しています。
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所在地: 奈良県奈良市
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代表者: 代表取締役兼CEO 岡本球夫
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設立: 2022年5月
関連リンク
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SHIN-JIGEN 公式サイト: https://shin-jigen.co.jp/
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SHIN-JIGEN 公式note: https://note.com/shin_jigen
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SHIN-JIGENへのお問い合わせページ: https://shin-jigen.co.jp/#CONTACT
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スタートレックに学ぶ未来の作り方【関西ネオリーダーズ】: https://www.youtube.com/watch?v=tm31yDrmJxw



