数理が拓く情報科学の未来
情報数理学研究科の最大の特徴は、数理(数学的な理論や応用)を教育・学問体系の基軸に据えている点です。AI(人工知能)や量子情報、セキュリティといった最先端の情報技術は、その根底に高度な数学的理論が存在しています。この研究科では、単に最新の技術を習得するだけでなく、それらを支える普遍的な数理の知識を深く理解することで、技術が進化しても応用できる本質的な能力を養います。
これにより、学生は技術の表面的な変化に惑わされることなく、情報科学の未来を自ら切り拓く力を身につけることが期待されます。これは、現在の情報技術教育とは一線を画す、より根本的で将来性のあるアプローチと言えるでしょう。
「情報数理学研究科」で何が学べるのか?
本研究科では、数理を軸とした情報数理学を基礎に、以下の3つの主要領域とその境界領域を幅広く学びます。
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数理・量子情報:量子力学の原理を利用した情報の処理や伝達に関する分野です。
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AI・データサイエンス:人間のように学習・判断・推論を行うAI技術と、データから知見やパターンを抽出し問題解決に役立てるデータサイエンスの分野です。
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情報システム・セキュリティ:情報やシステムを不正アクセスや脅威から保護し、安全な情報環境を構築する分野です。
これらの領域を横断的に学ぶことで、特定の技術に特化するだけでなく、全体を俯瞰し、社会の多様な場面で活躍できる高度な能力を持つ人材の育成を目指します。情報科学を「Do for Others(他者への貢献)」という明治学院大学の教育理念と結びつけ、人と社会のために役立つ研究と教育が行われます。
大学院の概要
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研究科名称:情報数理学研究科(Graduate School of Mathematical Informatics)
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専攻名称:情報数理学専攻(Major of Mathematical Informatics)
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開設年度:2027年4月
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入学定員:博士前期課程(修士)15名、博士後期課程(博士)2名
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設置場所:横浜キャンパス(神奈川県横浜市戸塚区)
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学位名称:修士(情報数理学)、博士(情報数理学)
学びの環境
研究科の拠点となるのは、横浜キャンパスの11号館です。ここでは、最新の設備が整った環境で、学生が研究に集中し、また交流を深めることができます。



入学情報
2027年度の入学者選抜は以下の方法で実施されます。
【博士前期課程(修士)】
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専門科目(数学)
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口述試験
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英語(外部英語試験のスコアに基づく)
【博士後期課程(博士)】
- 口述試験
募集人員は博士前期課程が15名、博士後期課程が2名です。2027年度の試験日は2月20日(土)、出願受付期間は2027年1月5日(火)から1月21日(木)まで(消印有効)となっています。
より詳細な情報は、以下のオリジナルサイトで確認できます。
明治学院大学について
明治学院大学は、日本最古のキリスト教主義学校(ミッションスクール)の一つです。創設者であるヘボン博士は、「ヘボン式ローマ字」の考案や和英・英和辞書『和英語林集成』の編纂、聖書の日本語訳完成など、多大な業績を残しました。大学の建学の精神は「キリスト教による人格教育」と学問の自由を基礎とし、ヘボン博士が貫いた「Do for Others(他者への貢献)」を教育理念としています。
2024年には初の理系学部である「情報数理学部」と「情報科学融合領域センター」を開設し、今回の大学院開設へと繋がっています。また、スポーツ分野では「MG箱根駅伝2030プロジェクト『Road to HAKONE 2030』」として、2030年度までの箱根駅伝本戦出場を目指すなど、多岐にわたる活動を展開しています。
情報数理学研究科の開設は、明治学院大学が社会の変化に対応し、未来を担う人材育成に力を入れていることを示しています。数理の力で情報科学を深く探求し、社会貢献を目指すこの新しい学びの場から、きっと多くのイノベーションが生まれることでしょう。



