健康寿命を20年延ばす挑戦!東京リライフクリニック参画のGoda Labが世界大会XPRIZE Healthspanで快挙

健康寿命を20年延ばす挑戦!東京リライフクリニック参画のGoda Labが世界大会XPRIZE Healthspanで快挙

手とデジタルな手の触れ合い、XPRIZEロゴ

世界中で「健康寿命」をいかに延伸するかという課題が注目される中、画期的な挑戦が進行しています。東京リライフクリニックが「細胞老化制御」(細胞の老化現象をコントロールする研究分野)の寄付講座を通じて参画している研究チーム「Goda Lab」が、世界規模の健康長寿コンペティション「XPRIZE Healthspan」において、「Milestone 2 Awardee」(コンペティションの第2段階の受賞チーム)10チームの一つに選出されました。

この選出は、健康寿命を飛躍的に延ばす治療法の実現に向けた大きな一歩となります。

XPRIZE Healthspanとは?「老化は変えられる」未来への挑戦

XPRIZE Healthspanは、50歳から90歳までの成人を対象に、加齢によって低下する筋機能、認知機能、免疫機能といった身体の基本的な能力を、最低でも10年分、そして目標として20年分回復させる治療法の開発と検証を促進する、7年間にわたる国際的なコンペティションです。

このコンペティションの目的は、単に寿命を延ばすだけでなく、「健康寿命」(健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間)を延ばし、誰もが長く活動的な生活を送れる未来を築くことにあります。XPRIZE財団は、人類が直面する大きな課題を解決するために、このような大規模なコンペティションを設計・運営することで、イノベーションを加速させています。

詳細については、以下の公式サイトをご覧ください。

Goda Labの挑戦:加齢による機能低下を10年以上回復へ

GODA LABのメンバーがトロフィーとバナーを掲げた集合写真

今回Milestone 2 Awardeeに選ばれたGoda Labは、今後、加齢に伴って低下する筋機能・認知機能・免疫機能について、少なくとも10年分、目標として20年分回復させる治療法の実証を目指します。この目標達成のため、Goda Labはヒトを対象とした臨床研究(人を対象に行われる医学研究)を開始する予定です。

Goda Labは2030年の最終審査での優勝を目指しており、その研究はまだ研究段階にありますが、実用化されれば、多くの人々の生活の質(Quality of Life:QOL)を大きく向上させる可能性を秘めています。

Goda Labに関する詳細は、以下の東京大学のページで確認できます。

東京リライフクリニックが果たす役割

東京リライフクリニックは、Goda Labの国際的な挑戦に深く関わっています。クリニックの最高経営責任者である古山喜章氏は、「細胞老化制御」寄付講座を通じてGoda Labに参画。さらに、クリニックは、厳密な臨床検証の実施において重要な役割を担います。

関係者のコメント

東京リライフクリニックの古山喜章氏、山田秀和氏、篠原義康氏、そして東京大学特任准教授でもある松村寛行氏からは、今回の選出に対する喜びと今後の決意が表明されています。

ダークスーツ姿の古山喜章氏のポートレート

東京リライフクリニック最高経営責任者の古山喜章氏は、今回の選出を「大変光栄に思う」とし、「世界共通のテーマに向き合えることを大変意義深く感じている」とコメントしています。

白衣を着た山田秀和氏のポートレート

日本抗加齢医学会前理事長である山田秀和先生は、「健康寿命の延伸という人類の夢に向けた大きな一歩」と述べ、Goda Labと共にファイナルステージの臨床検証に挑むことに意欲を示しています。

紺色のスクラブを着用した篠原義康氏のポートレート

東京リライフクリニック細胞老化制御研究責任者/ディレクターの篠原義康氏は、「今回の選出はゴールではなく、厳密な臨床検証のスタート」と強調し、安全性とデータ品質を最優先に取り組む姿勢を示しました。

白衣と眼鏡をかけた松村寛行氏のポートレート

東京リライフクリニック細胞老化研究部上席研究員であり東京大学特任准教授の松村寛行先生は、研究アイデアが世界のファイナリストに選出されたことを「大きな誇り」とし、「老化は変えられる」という可能性を科学として証明することを目指す意向を示しています。

東京リライフクリニックの取り組み

モダンで落ち着いた雰囲気のクリニックのエントランス

東京リライフクリニックは、東京・銀座に位置する再生医療クリニックです。「Longevity(健康寿命の延伸)」をテーマに掲げ、自己脂肪由来幹細胞治療(患者自身の脂肪から採取した幹細胞を利用する治療法)をはじめ、NK細胞療法(免疫細胞の一種であるNK細胞を利用する治療法)、自家培養線維芽細胞療法(患者自身の線維芽細胞を培養して用いる治療法)、PRP療法(患者自身の血液から抽出した多血小板血漿を利用する治療法)、エクソソーム(細胞から分泌される小さなカプセルのような物質)を用いた治療、幹細胞培養上清液(幹細胞を培養した際に得られる培養液の上澄み部分)を用いた治療など、再生医療・細胞治療を中心とした医療を提供しています。

クリニック内には、細胞の培養・加工を無菌的に行うための専門施設である「細胞培養加工施設(CPC)」を備えており、医師、研究者、培養技術者が密接に連携する体制を構築しています。これにより、患者からの細胞採取から培養、品質管理、投与に至るまでを一貫して管理できることが大きな特徴です。安全性と品質を重視した再生医療の提供に努めながら、大学・研究機関との共同研究を推進し、再生医療の発展を通じて健康寿命の延伸とQOLの向上に貢献することを目指しています。

TOKYO RELIFE CLINICのロゴ

未来への展望

Goda Labと東京リライフクリニックがXPRIZE Healthspanで進める研究は、加齢による身体機能の低下を「不可逆なもの」ではなく、「改善可能なもの」として捉え直す可能性を秘めています。この国際的な挑戦が成功すれば、多くの人々がより長く、より活動的に、そして自分らしく生きられる未来が実現するかもしれません。2030年の最終審査に向けて、Goda Labと東京リライフクリニックの今後の研究の進展に期待が高まります。