SLIMの「ピンポイント着陸」とは?その画期的な技術に迫る
月面活動を本格的に進めるためには、地球上で目的地に正確に到達するのと同じように、月に「狙った場所」へ正確に着陸する技術が不可欠です。これまでの月探査機の多くは、着陸の安全性を優先し、比較的広い範囲に着陸する方式が一般的でした。
しかし、SLIMは「ピンポイント着陸」と呼ばれる、目標地点に極めて高精度で降り立つ技術を実証しました。これは、着陸地点周辺の地形データと探査機自身が撮影した画像を照合し、自律的に位置を特定して精密な誘導を行うことで実現されました。目標地点からわずか約55mという精度は、これまでの着陸技術を大きく塗り替える画期的な成果です。
この技術は、月面の特定の資源探査や、将来建設されるであろう月面基地の最適な場所への物資輸送など、多岐にわたる月面開発の可能性を大きく広げると期待されています。
イベント「Sphear #12」開催概要
本イベントでは、SLIMの着陸技術に深く関わったJAXA(宇宙航空研究開発機構)の澤井秀次郎氏と、AI・テクノロジーの視点から宇宙開発の未来を捉えるクーガー株式会社の石井敦氏が登壇します。SLIMの挑戦を起点に、これからの月面活動に必要な技術と、その先に広がる可能性を深掘りします。
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日時:2026年10月2日(金)19:00〜22:00(開場 18:45)
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会場:シアターギルド代官山(東京都渋谷区猿楽町11-6 サンローゼ代官山103区画)
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参加費:1,000円(事前決済)
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定員:30名(先着順・要申込)
※会場開催のみ(オンライン配信なし)
お申し込みはこちらから:https://sphear-012.peatix.com/
タイムテーブル
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19:00-19:10 オープニング
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19:10–19:40「月面開発を支える高精度着陸──アルテミス時代に求められる技術」石井 敦(クーガーCEO)
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19:40–20:30「SLIMは何を実証したのか──月面ピンポイント着陸への挑戦と成果」澤井 秀次郎(JAXA宇宙科学研究所 副所長/宇宙科学プログラムディレクタ/小型月着陸実証機「SLIM」プロジェクトサイエンティスト)
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20:30–21:00 パネルディスカッション 石井 敦、澤井 秀次郎、天野 真梨花(進行役)
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21:00–22:00 懇親会(軽食・ドリンク付き)
登壇者

澤井 秀次郎 | Shujiro Sawai
宇宙航空研究開発機構(JAXA) 宇宙科学研究所 教授。副所長、宇宙科学プログラムディレクタ。SLIMプロジェクトサイエンティストとして、高精度着陸技術の研究・実証を主導しました。

石井 敦|Atsushi Ishii
クーガー株式会社 CEO。日本IBMや楽天を経て、大規模検索エンジン開発やAI学習シミュレーター提供などに従事。人型AIプラットフォーム「LUDENS」の開発を進めています。
司会

天野 真梨花 | Marika Amano
報道記者としての経験を活かし、現在は宇宙と社会をつなぐコミュニケーションの在り方を探求しています。
なぜ今「宇宙 × AI」が重要なのか?
月面基地の建設、宇宙旅行の商用化、火星への長期探査ミッションなど、かつてSFの世界だったことが現実になりつつあります。このような「人類の次のフロンティア」において、AIはその真価を最も発揮する領域です。
極限環境での活動、地球からの遠隔操作の限界、限られた資源、そして予期せぬトラブルへの対応。これらを乗り越えるためには、人間の判断力を補うだけでなく、ロケットやロボットの自律制御、探査機のナビゲーション、環境認識、通信の最適化など、AIやロボティクス、ヒューマンインタラクション(人間とシステムの相互作用)の総合的な活用が不可欠です。
Sphearコミュニティとは?

Sphearは、「宇宙 × AI」を軸に、月や火星への移住実現を加速させることを目指すコミュニティです。AI、ロボティクス、宇宙工学といった専門領域を超えて、エンジニア、デザイナー、建築家、教育者、心理学者、アーティストなど、多様な人々が集い、自由な発想と対話を通じて新たな未来を構想する場を提供しています。
こんな方におすすめ
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宇宙やAIに強い関心がある方
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宇宙関連スタートアップやJAXAの技術に興味がある方
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ロボティクス、画像認識、自然言語処理に携わっている方
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ユーザーインタラクションやヒューマンインタフェースに関心がある方
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領域横断的なプロジェクトや仲間を求めている方
Sphearの過去イベントの様子とレポート


Sphearではこれまでも様々なテーマでイベントを開催しており、活発な議論や交流が行われています。
過去のイベントで語られた内容は、読み応えのある記事として公開されています。ぜひご覧ください。



