最新鋭CT導入の背景と目的
蘇生会総合病院は、地域住民へ最良の医療を提供するため、診断精度の向上と検査時の患者負担軽減を重視しています。今回導入される「Aquilion ONE / INSIGHT Edition」は、先進のAI技術によって、より迅速かつ正確な診断を、低被ばく(放射線被ばく量を抑えること)かつ低侵襲(体への負担が少ないこと)な形で提供できる体制を整えることを目的としています。
「Aquilion ONE / INSIGHT Edition」の主な特長
この新しいCTスキャナには、長年培われた先進技術と最新のAI技術が融合されており、広範囲・高速・高分解能な撮影が可能です。

AI技術「PIQE」による超高精細な画像診断
「PIQE(Precise IQ Engine)」という超解像Deep Learning再構成技術が搭載されています。これは、AIが画像を解析し、より詳細な情報を引き出すことで、従来の装置では難しかった脳内の微細な血管構造や、拍動する心臓の冠動脈(心臓の筋肉に血液を送る血管)などを高精細に評価することを可能にします。これにより、病変の早期発見や正確な術前シミュレーションに貢献します。
AI自動化技術「INSTINX」による検査効率化
AIを活用した自動化技術「INSTINX」により、検査のワークフロー(一連の流れ)が迅速かつ簡便になります。検査準備から終了までの時間が短縮されるため、脳卒中や急性心筋梗塞などの緊急を要する診断においても、その威力を発揮すると期待されています。
被ばく低減と造影剤減量の実現
最新のハードウェアとAI技術の組み合わせにより、大幅な低被ばく撮影が可能です。また、70kVの低管電圧撮影に対応しているため、腎機能への影響が懸念される患者に対しても、造影剤の使用量を抑えた検査が実施できるようになります。
ワイドボア設計による快適性の向上
装置の開口部(CTの筒状の入り口)が約800mmと広く設計されている「ワイドボア設計」により、検査時の圧迫感を軽減します。これにより、心臓検査などで息止めが難しい患者や体格の大きな患者でも、リラックスして検査を受けることが可能です。
関係者のコメント
蘇生会総合病院の長澤 史朗 院長は、「AI技術の粋を集めた『Aquilion ONE / INSIGHT Edition』の導入により、頭部や胸部、腹部などにおいて、診断の精度を飛躍的に向上させることができます。最新のテクノロジーを駆使し、地域住民の皆様がより安心して受診できる医療体制を構築してまいります」と述べています。
また、放射線科科長の渡辺 圭介 氏は、「最新鋭CTの導入により、これまで以上にノイズの少ない、クリアな画像を得ることが可能になります。特に心臓や脳の血管撮影において、AI(PIQE)がもたらす高精細な画像は、診断の確信度を大きく高めてくれます。また、検査の自動化が進むことで、精度の高い検査をよりスピーディーに提供できるようになります。低被ばく・造影剤使用量を抑え、安全性にも配慮し、放射線科スタッフ一丸となって精度の高い診断をサポートいたします」とコメントしています。
蘇生会総合病院について
蘇生会総合病院は、1952年に創業し、京都市伏見区で地域医療の核として高度な急性期医療を提供しています。総合病院の運営のほか、介護老人保健施設や在宅支援事業所の運営も行っています。
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組織名: 医療法人社団 蘇生会 蘇生会総合病院
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代表者: 理事長 津田永明
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所在地: 〒612-8473 京都府京都市伏見区下鳥羽広長町101番地
医療の未来を拓くAI技術
「Aquilion ONE / INSIGHT Edition」の導入は、医療現場におけるAI技術の具体的な活用事例として注目されます。超高精細な画像診断は、これまで見落とされがちだった微細な病変の早期発見につながり、患者の治療選択肢を広げる可能性があります。また、検査の自動化は医療スタッフの負担を軽減し、より多くの患者に質の高い医療を提供することに貢献するでしょう。このような技術の進化は、医療の質と効率を大きく向上させ、私たちの健康と未来に明るい展望をもたらします。



