MWが「家事がなくなる家」構想を発表、住宅ロボット基盤モデルが国家プロジェクト「GENIAC」に採択

「MW Living Home」とは?家事がなくなる未来の家

「MW Living Home」は、建築・ソフトウェア(MW Intelligence)・住宅ロボット(MW bot)が融合し、「家事がなくなる家」を目指す次世代の住宅プロダクトです。

従来の「スマートホーム」がIoT家電の遠隔操作に留まり、人が操作することを前提としていたのに対し、「MW Living Home」は住宅そのものが知能を持つ空間へと進化します。人間が「知覚」「知性」「身体」を持つように、MWの家には以下の機能が備わっています。

  • 知覚: 環境を感じ取るセンサー群

  • 知性: 理解し、判断し、学習し続けるAI「MW Intelligence」

  • 身体: 家事を実行する住宅ロボット「MW bot」

これら全てが建築意匠と一体で設計されており、掃除や洗濯といった家事労働から人々を解放し、住むほどに学習して進化し続ける家が実現されるとのことです。

MW Living Homeのコンセプトを映像で確認できます。
MW “Living Home” Concept Movie: https://youtu.be/zsQB2cZnDJY

家庭内の様々な家事をこなすロボットアームの様子

現在、東京都(都内複数エリア)、神奈川県(横浜)、福岡県(中央)、長野県(軽井沢)、千葉県(富津)で開発中の建築プロダクトと、今後展開するモデルラインナップの全体像も公開されました。

現代建築の多様な側面を捉えたコラージュ画像

住宅ロボット「MW bot」の実機デモを初公開

発表会では、これまで写真や短い動画でしか公開されていなかった住宅ロボット「MW bot」のプロトタイプが、開発・実験環境であるトレーラーハウスごと会場に移設され、家事タスクを実際に遂行する様子がライブデモ形式で初めて紹介されました。

現代的な空間に設置された2つのロボットアーム

MWの独自性は、日本の狭小な住空間で稼働する家事AIロボットを、住宅・ソフトウェア・ロボットの三位一体で開発する点にあります。これにより、人型ロボットでは難しい安全性とタスク性能を、住宅と一体の設計によって実現します。実住宅から得られる行動・環境データを学習基盤へ還流させ、住まいそのものを継続的に進化させる独自のフィジカルAI開発サイクルを確立するとのことです。

住宅ロボット基盤モデルが国家プロジェクト「GENIAC」に採択

MWが取り組む「住宅環境に特化したロボット基盤モデルの研究開発」は、2026年9月9日、経済産業省・NEDOが実施する国家プロジェクト「GENIAC」に採択されました。「GENIAC」は、国内の生成AI開発力の強化と社会実装の促進を目的としています。

住宅は、人々が最も長い時間を過ごす物理空間であるにもかかわらず、フィジカルAI(物理世界で自律的に行動するAI)の社会実装が遅れてきた領域です。MWは、物流・製造など産業用途を中心に進んできたロボット基盤モデルの開発を、この生活空間である「住宅」に取り入れることで、新たな可能性を切り開こうとしています。

今回の採択をきっかけに、MWは以下の取り組みを強化するとしています。

  • 次世代「MW bot」の躯体開発と量産体制の構築

  • 大規模なデータ収集体制(Data Factory)の強化

  • ロボット基盤モデルの開発

  • 自社施工する実住宅でのAIロボット稼働の実証

採択結果の詳細は以下のページで確認できます。

「Living Home」から広がる新しい試み

MWは、家事からの解放によって生まれる時間を、心の豊かさへと変える取り組みとして、住宅とともに育ち時を纏う新たなアート企画も紹介しました。

広々としたモダンでミニマリストなリビング空間

イベントページ: https://brand.mwhome.design/mw-artistinlivinghome

MWは、共働き世帯の家事負担や独居高齢者の見守りといった日本の社会課題に対し、住宅そのものから応答する構想を掲げ、その実現に挑戦を続けています。

本発表会にあわせて、MWはブランドサイト(https://mwhome.design/)を開設し、Product・Philosophy・Technology・Companyの各情報を公開しています。また、公式Instagramアカウント(@mwhome.official)および公式noteアカウント(mw_living_home)も開設されており、最新の情報は各SNSで確認できます。