GMO AI&ロボティクス商事とTechShareが資本業務提携を締結、Unitree製ロボットの国内普及とフィジカルAI産業の牽引へ

AIとロボットが現実世界で活躍する未来へ

AI(人工知能)の進化が目覚ましい現代において、AIがロボットという「身体」を得て現実世界で活動する「フィジカルAI」への注目が急速に高まっています。特に日本では、少子高齢化による労働力不足が深刻化しており、物流、工場、警備、建設といった幅広い分野で、人間のような形をした「人型ロボット(ヒューマノイド)」の社会実装が期待されています。

このような背景の中、GMOインターネットグループにおいてAIとヒューマノイドの社会実装を推進するGMO AI&ロボティクス商事株式会社(以下、GMO AIR)と、世界シェアNo.1(※1)の人型ロボットメーカーであるUnitree Robotics(以下、Unitree)製ロボットの国内販売・技術サポートを手がけるTechShare株式会社(以下、TechShare)は、2026年9月14日に資本業務提携に関する基本合意書を締結しました。

この提携により、Unitree製ロボットの国内普及、保守・アフターサポート体制の構築、そしてソリューション(特定の課題を解決するための製品やサービス)の共同開発を連携して進め、日本のフィジカルAIと人型ロボットの社会実装を加速することを目指します。

GMO AI & ロボティクス商事とTechShareのロゴ

(※1)2025年の二足歩行人型ロボット(ヒューマノイド)出荷台数で世界No.1、Unitree Robotics調べ

フィジカルAIが拓く新たな可能性

フィジカルAIとは、AIがロボットなどの物理的な身体を持つことで、現実世界で直接的に作業を行ったり、環境とインタラクションしたりする技術です。これまでのAIが主にデジタル空間での情報処理に特化していたのに対し、フィジカルAIは物理的な作業を自動化し、人間の能力を拡張する役割を担います。これにより、危険な作業や人手不足の現場での活躍が期待されています。

両社の強みを結集した提携の背景

TechShareは2020年からUnitreeの国内正規代理店として、企業の研究開発部門や教育機関、研究機関に対してUnitree製ロボットを提供し、技術サポート、ハードウェアの保守・修理、受託開発、実証実験の支援などで実績を培ってきました。

一方、GMO AIRは2026年6月にUnitreeと国内正規代理店契約を締結し、GMOインターネットグループが持つ顧客基盤や通信、クラウド、セキュリティ、金融の知見を活かして、企業へのロボット導入と社会実装を推進しています。

両社は、TechShareが培ってきたロボットの販売・技術サポート力と、GMO AIRの事業基盤・社会実装力を組み合わせることで、Unitree製ロボットの国内普及と産業現場への社会実装を加速できるとの認識で一致し、今回の資本業務提携に至りました。

提携の具体的な内容と今後の展望

本合意に基づき、GMO AIRはTechShareが発行する株式を取得します。これにより、両社の連携はより強固なものとなります。

主な提携内容は以下の通りです。

  • GMO AIRによるTechShareへの出資

  • Unitree製ロボットの国内普及、保守・アフターサポート体制の強化

  • ソリューションの共同開発

両社は今後、Unitree製ロボットの販売連携や共同プロモーション施策を推進するだけでなく、導入企業に対する保守・サポート体制を強化していく方針です。これにより、人型ロボットをはじめとするフィジカルAIが、研究開発の現場から産業、さらには日常生活のあらゆる場面で活躍する社会の実現に貢献することを目指します。TechShareのロボット技術とサポートの知見、そしてGMOインターネットグループの顧客基盤、インフラ、事業開発力が組み合わさることで、Unitree製ロボットの活用範囲は、研究・開発用途から産業現場へと大きく広がるでしょう。

各社代表からのコメント

GMO AI&ロボティクス商事株式会社 代表取締役社長 内田 朋宏氏は、生成AIがヒューマノイドという身体を得て初めて現実社会を変える力を発揮すると述べ、TechShareとの提携を通じて日本のフィジカルAI・ヒューマノイド産業を牽引し、社会に貢献していく意気込みを語っています。

GMO AI&ロボティクス商事株式会社 代表取締役社長 内田 朋宏氏

TechShare株式会社 代表取締役 重光 貴明氏は、これまでのUnitree製ロボットの販売と技術サポートの経験を活かし、GMO AIRとの提携によって研究開発から産業現場まで、顧客がロボットを安心して利用できる環境整備を加速していく考えを示しています。特に教育機関向けのUnitree製品については、引き続き独占販売権を保持し、Physical AI技術の教育・普及にも貢献していくとのことです。

TechShare株式会社 代表取締役 重光 貴明氏

関連情報

各社概要

TechShare株式会社

  • URL:https://techshare.co.jp/

  • 所在地:東京都江東区東陽5-28-6 TSビル

  • 代表者:代表取締役 重光 貴明

  • 設立:2012年1月

  • 事業内容:最先端ロボット(人型ロボット、四足歩行ロボット、ロボットアーム、搬送ロボット等)の販売・技術サポート、AIベースのロボット関連製品の自社開発・受託開発、ロボットの派遣・レンタル・運用支援

GMO AI&ロボティクス商事株式会社

  • URL:https://ai-robotics.gmo/

  • 所在地:東京都渋谷区桜丘町26番1号 セルリアンタワー

  • 代表者:代表取締役社長 内田 朋宏

  • 事業内容:AI活用導入支援、ロボット・ドローン導入・活用支援

GMOインターネットグループ株式会社

  • URL:https://group.gmo/

  • 所在地:東京都渋谷区桜丘町26番1号 セルリアンタワー

  • 代表者:代表取締役グループ代表 熊谷 正寿

  • 事業内容:持ち株会社(グループ経営機能)、インターネットインフラ事業、インターネットセキュリティ事業、インターネット広告・メディア事業、インターネット金融事業、暗号資産事業