研究と産業を結ぶディープテック共創拠点「FIL.Tenjin」
「天神ビジネスセンターⅡ」は、福岡市が推進する「天神ビッグバン」エリアに位置する地上18階・地下2階の大型複合ビルです。このビル内の4階に2026年9月1日に開設されたFIL.Tenjinは、宇宙、AI、半導体、エネルギー、ロボティクスといったディープテック(大学や研究機関で生まれた、社会課題解決に貢献する可能性を秘めた先端技術)分野に特化したインキュベーション施設(スタートアップ企業や研究機関が成長するための支援を提供する施設)です。
FIL.Tenjinでは、研究者、スタートアップ、事業会社、投資家、行政が継続的に交流することで、研究成果と企業の課題を結びつけ、共同研究や実証、事業化へとつながる機会を創出します。福岡地所、九州大学オープンイノベーション機構(九大OIP)、TOPPANが連携し、施設運営から技術と企業のマッチング、事業開発の知見提供まで、包括的な支援体制が整えられています。

都市空間をリアルタイムで動かす「Urban OS」とは
ランディットが目指すのは、都市の空間をひとつの基盤でリアルタイムに動かす「Urban OS」の構築です。Urban OSとは、都市のあらゆるデータを統合し、リアルタイムで都市機能を最適化・管理するオペレーティングシステムのようなものです。
このシステムでは、衛星・航空画像、人流データ、AIカメラによる駐車実測データなど、形式や更新頻度の異なる多様なデータを共通の位置・時間軸で統合します。交通、不動産、インフラなどを含む15領域へのデータソース拡張を構想しており、これにより以下のような応用が期待されます。
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土地の用途提案
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都市のデジタルツイン(現実世界の物理的なモノや空間を、コンピュータ上でそっくりそのまま再現する技術)の構築
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交通の最適化
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遊休不動産の発見
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需要予測
ランディットは、単なる可視化や予測にとどまらず、空間の確保、契約、決済、入退場管理、運営までを接続する「空間商社」の実現を目指しています。例えば、モビリティハブ(様々な交通手段の乗り換えや利用を円滑にする拠点)では、自動運転車が「どこに停まり、どこで待機し、どう支払うか」といった一連のプロセスを支えるインフラと、地図から空間の予約・利用・運営につながる都市基盤が実現される予定です。

九州から社会実装を推進
九州支社は、建設・不動産・物流・モビリティ分野での事業展開と顧客支援を強化する拠点となります。FIL.Tenjinを接点として、画像解析、センシング、空間データ統合、需要予測といった技術連携を推進し、地域の企業や自治体との対話を通じて課題を捉え、実証から導入、運営、効果検証までを一貫して支援します。九州で得られた知見はプロダクトとデータ基盤へ還元され、地域で育まれた事業モデルの全国展開を目指します。
九州支社の概要は以下の通りです。
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名称: ランディット株式会社 九州支社
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所在地: 福岡県福岡市中央区天神一丁目10番10号 天神ビジネスセンターⅡ 4階 FIL.Tenjin内
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開設日: 2026年10月1日(予定)
ランディット株式会社について
ランディット株式会社は、「世の中に最適と豊かさを提供し、人々の営みに欠かせない存在に」をミッションに掲げ、衛星・IoT・AI・データを組み合わせて都市空間の課題に取り組むスタートアップです。ソフトウェア、ハードウェア、AIによる解析と現場運営を一体で展開し、これまで十分に把握されていなかった物理空間のデータを収集・蓄積、その分析結果をモビリティ、不動産、物流、建設の各分野の最適化に役立てています。
同社は、パーキングAIエージェント「at PORT」や、リアルタイム遠隔臨場「LiveBiz」、AIカメラによる管理自動化サービス「AIMO Parking」「AIMO Construction」「AIMO Logistics」など、多岐にわたるサービスを提供しています。
詳細については、ランディット株式会社のウェブサイトをご覧ください。
https://landit.co.jp/
ランディットの九州支社開設とUrban OSの取り組みは、未来の都市が抱える課題に対し、革新的な解決策をもたらす可能性を秘めています。この新しい拠点が、九州から日本全国、そして世界へと広がる都市変革の起点となることが期待されます。


