量子コンピュータはどこまで進化したのか?社会実装の現状と未来を専門家が解説するセミナー開催

量子コンピュータの「今」を解き明かす

日本計画研究所(JPI)は、法政大学情報科学部量子コンピュータ研究室の教授であり、博士(工学)である川畑史郎氏を講師に迎え、「量子コンピュータは今どこまで進んだか? 社会実装の現在地と展望」と題したセミナーを開催します。このセミナーでは、量子コンピュータの基礎から最新の研究開発、ビジネス動向まで、非専門家にも理解しやすいように平易に解説されます。

量子コンピュータは今どこまで進んだか? 社会実装の現在地と展望

セミナーで得られる実務的な知見

参加者は、以下の実務的な知見を得ることができます。

  • 量子コンピュータの基本原理と「今どこまで実現しているか」という現状。

  • 主要な方式(超伝導や冷却原子など)と、企業におけるPoC(概念実証:新しい技術やアイデアが実現可能かどうか、実際に試して検証すること)の最新動向。

  • 自社ビジネスへの影響と、量子技術への参入・活用を判断するためのポイント。

講義の主な内容

セミナーでは、量子コンピュータの基礎知識がない方でも安心して参加できるよう、以下の項目が準備されています。

  1. 今何が起こっているのか?

    • 量子力学100周年、ノーベル物理学賞、高市政権における成長戦略と量子技術、論理量子ビットの実現(量子コンピュータの情報の最小単位である量子ビットを安定的に制御する技術)、暗号解読の脅威など、量子技術を取り巻く最新の動向が紹介されます。
    • 量子コンピュータ入門

    • 量子力学の基本、量子ビット(従来のコンピュータの「0」か「1」のどちらか一方しか表現できないビットに対し、「0」と「1」を同時に重ね合わせて表現できる、量子コンピュータの情報の最小単位)、量子コンピュータの計算原理について、分かりやすく解説されます。

    • 量子コンピュータ技術・ビジネス動向

    • 超伝導量子コンピュータ(電気抵抗がゼロになる「超伝導」という現象を利用した量子コンピュータの一種)や冷却原子量子コンピュータ(レーザーで原子を冷却・捕捉し、量子ビットとして利用する方式の量子コンピュータ)など、主要な技術方式とビジネスの動向が紹介されます。

    • 量子コンピュータのユースケース

    • 量子アルゴリズム(量子コンピュータの特性を活かして、特定の問題を高速に解くための計算手順)や、企業における量子コンピュータのPoC事例が紹介され、具体的な活用イメージが示されます。

    • 課題と展望

    • 量子コンピュータが直面する課題、大型冷凍機、マイクロ波伝送技術、クライオCMOS、製造技術、そして「下町量子コンピュータ」や量子サプライチェーンといった今後の展望について議論されます。

講師紹介

講師を務める川畑史郎氏は、量子研究の第一線で活躍されており、産業技術総合研究所の副研究センター長やNEDOフェローなどを歴任しています。内閣府のムーンショット計画などの国家プロジェクトにも参画する、量子分野の中核研究者です。

セミナー詳細と申し込み方法

このセミナーは、量子コンピュータの活用を検討・推進する企業の事業企画・新規事業部門、IT・AI・製造・金融・創薬など量子技術の導入可能性を検討する技術・研究開発部門、および経営企画・戦略部門における次世代技術・先端領域の投資判断・事業開発担当者に特に推奨されます。

  • 開催日時: 2026年8月18日(火) 13:30 – 16:00

  • 受講形態: 会場受講(講師との名刺交換・交流会あり)、ライブ配信受講、アーカイブ配信受講

  • 受講料: 1名 50,000円(税込)、2名以降 45,000円(税込/同一法人・同時申込)

    • 会場受講・ライブ配信受講の方は、特別料金 18,500円(税込)にてアーカイブ配信を追加できます。

セミナー終了後も、アーカイブ配信の申し込みを受け付けています。

詳細およびお申し込みは、以下のJPIウェブサイトからご確認ください。
https://www.jpi.co.jp/seminar/17814

JPI(日本計画研究所)について

JPI(日本計画研究所)は、「政」と「官」と「民」との知の懸け橋として、国家政策やナショナルプロジェクトの普及を支え、国家知の創造を目指しています。幹部・上級管理職の事業遂行に有益な情報を、参加者を限定したリアルなセミナー形式で半世紀にわたり提供し続けています。

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