創薬・バイオ産業の未来を拓く「企業知能」とは?AIデータ社がAI活用とAX推進フォーラムを8月20日に開催

「企業知能」が切り拓く創薬・バイオの未来

本フォーラムでは、「AI Data Platform × 創薬・バイオ」をテーマに、創薬、ゲノム医療(一人ひとりの遺伝子情報(ゲノム)に基づいて、最適な治療法を選択する医療)、知財、法制度、AI・データ活用の専門家が登壇します。分断されがちな企業データをAIエージェント(AIが自律的に情報を収集・分析し、タスクを実行するソフトウェア)でつなぎ、研究開発から経営判断までを支援する「企業知能インフラ」(企業内に散らばる様々なデータをAIで統合し、まるで一つの大きな脳のように機能させることで、研究開発から経営判断までを支援する基盤)の構築について議論されます。

これは、企業全体がAIを前提とした経営や事業構造を持つ「AI Native Enterprise」(AIの活用を前提として、組織構造や業務プロセス、さらには企業文化までを設計し直した、AIが中心となる新しいタイプの企業)へと進化するための戦略を探るものです。会場では、研究・特許・薬事・品質・製造・市場データを横断的に活用する「AI Data Platform」の実践デモも実施され、その具体的な機能が紹介されます。

フォーラムの概要と見どころ

開催概要

  • 日時: 2026年8月20日(木)14:00~17:30 (受付開始 13:45)

  • 会場: 日経ホール&カンファレンスルーム(東京都千代田区大手町1-3-7 日経ビル6F)およびオンラインでのハイブリッド形式

  • 対象: 製薬企業・バイオ企業の研究開発・創薬・データサイエンス部門、経営企画・DX・新規事業担当者、研究機関・大学関係者など

会場参加限定特典

会場で参加する方には、以下の限定特典が提供されます。

  • セッション登壇企業・スピーカーとの名刺交換タイム

  • 「AI孔明 on IDX」無料体験

本フォーラムの詳細はこちら: https://www.idx.jp/forum/aug/
お申し込みはこちら: https://form.run/@aikoumei-seminar20/

注目のセッション内容

フォーラムでは、多岐にわたるテーマで専門家による講演が行われます。

  • 「AI文明時代、日本の創薬・バイオ産業はどう変わるのか ~AI Native Enterpriseへの進化とEnterprise Intelligenceという新しい競争力~」
    AIデータグループ代表の佐々木隆仁氏が、AI文明の転換点における日本の創薬・バイオ産業の進むべき方向性、AI ReadyとAI Nativeの違い、そして企業知能インフラとしての「AI Data Platform」の役割をマクロな視点から解説します。

  • 「製薬産業の現在ーー構造変化の先にある、AI時代の経営(仮題)」
    元アストラゼネカ株式会社 代表取締役社長の堀井貴史氏が、高齢化や薬価・財政制約、モダリティの多様化など、製薬産業が直面する構造変化と、AI時代においても「変わらないもの」を見極める視点を提供します。

  • 「AI Data Platform × 創薬・バイオ、AI Native Enterpriseを実現する企業知能」
    AIデータ株式会社 取締役CTOの志田大輔氏が、実用段階の「AI Data Platform」を実際に利用しながら、研究データ活用、特許・論文検索、共同研究管理、品質データ管理、薬事申請支援、市場・営業データ分析、AIエージェントによる経営支援など、創薬の全プロセスをAIがどのようにつなぎ、人とAIが協働するAI Native Enterpriseを実現するのかをデモを通じて具体的に紹介します。

  • 「がんのゲノム医療から見たデータ利活用・AXの未来」
    株式会社テンクー 代表取締役社長の西村邦裕氏が、がんのゲノム医療におけるデータとAIの活用に焦点を当て、臨床現場から創薬の世界まで広がるデータの利活用、AXの未来について解説します。

  • 「AIで描く創薬・バイオの「知財グランドデザイン」 ー レイヤーマップから関所マップへ、誰が来ても必ず通る場所を時間軸に配置する」
    森田・大谷特許事務所 パートナー弁理士の森田裕氏が、AIを活用した特許などの知的財産戦略を総合的に設計する「知財グランドデザイン」について、実案件に基づき具体的な分析手法を紹介します。網羅的な分析と発想をAIが担うことで、規模を問わずグランドデザイン構築が現実の業務になるという、未来を想像させる内容です。

  • 「創薬・バイオ・ヘルスケアを加速するデータ×知財×AIの法制度 ~ルールの全体像と実務上の留意点~」
    弁護士法人GRiT Partners法律事務所の吉澤尚氏と鈴木修平氏が、AI・データ活用が進む創薬・バイオ・ヘルスケア分野で、研究開発データの権利帰属や知的財産、AIが生む成果物の扱いなど、事業実装のカギとなる論点について、法制度の全体像と実務上の留意点を解説します。

  • 「バーティカルAIを社会実装するためのデータ基盤 ー知財・研究データ・秘密情報を、企業知能へ変えるー」
    リーガルテック株式会社 代表取締役社長の平井智之氏が、特定の産業や用途に特化したAIである「バーティカルAI」を社会実装するためのデータ基盤の重要性を解説します。知財、研究データ、秘密情報が部門や企業間に分散する課題を整理し、これらを統合して「企業知能」へ変える考え方を紹介します。

  • 「脱炭素ではない。「脱酸素」が世界を変える。」
    BIRD INITIATIVE株式会社 代表取締役CEOの金野諭氏が、これまでの「脱炭素」に続く新たな技術潮流として「脱酸素」(酸素がない、または極めて少ない環境を前提とした製造プロセスや実験環境)を提案します。セルフドライビングラボの普及により、無酸素・低酸素環境が実現すれば、材料の高機能化や創薬・バイオ研究の効率化が加速し、新たな産業と投資機会が生まれるだろうと展望します。

「AI孔明™︎」とは

AIデータ株式会社が開発した「AI孔明™︎」は、AI時代を見据え、企業の「攻め」と「守り」を支える基盤として、データと知財を融合させたプラットフォームです。これは、企業内のばらばらなシステムデータを統合管理し、LLM(大規模言語モデル:膨大な量のテキストデータを学習し、人間が書いたような自然な文章を生成したり、質問に答えたりできるAI)を活用したAIチャットにより、様々な業務の効率化とコスト削減を実現するものです。セキュリティと柔軟性を兼ね備えたVDR(バーチャルデータルーム:企業間で機密性の高い文書や情報をインターネット上で安全に共有・管理するためのシステム)由来の機密情報保護と使いやすさを両立させた設計で、データ駆動型企業のためのAI参謀として機能します。

AIデータ株式会社について

AIデータ株式会社は、2015年4月に設立され、東京都港区に本社を置く企業です。データインフラと知財インフラを基盤に、20年以上にわたり企業や個人のデータ資産を守り、活用する事業を展開してきました。9,000社以上の企業、90万人以上のお客様から信頼を得ており、データ共有、バックアップ、復旧、移行、消去を包括する「データエコシステム事業」では、BCNアワードで17年連続販売本数1位を獲得しています。

同社は、クラウドデータ管理や復旧サービスを提供するとともに、経済産業大臣賞を受けたフォレンジック調査や証拠開示サービスを通じて、法務分野でも高い評価を得ています。また、グループ会社の特許検索・出願支援システム『Tokkyo.Ai』や、特許売買を可能にするIPマーケットプレイスの構築により、知財管理と収益化を支援しています。これらを統合し、生成AI『AI孔明™︎』によるデータと知財の融合プラットフォームを展開しているほか、防衛省との連携による若手エンジニア育成にも注力し、データ管理と知財保護を通じて社会基盤の強化に貢献しています。

このフォーラムは、AIがもたらす産業変革の波を捉え、創薬・バイオ産業が「企業知能」を武器に国際競争力を高めるための具体的な道筋を示すものとなるでしょう。未来の医療や技術を創造する上で、AIがどのように貢献するのか、その最前線を体験できる貴重な機会となりそうです。