国産光量子コンピュータ「MoQuren」稼働開始と新たなフェーズ
OptQCは2026年7月、国産光量子コンピュータ1号機「MoQuren(モクレン)」の稼働を開始しました。「光量子コンピュータ」とは、光の性質(量子力学的な現象)を利用して、従来のコンピュータでは解決が難しい複雑な計算を高速で行う次世代コンピュータのことです。
「MoQuren」は、国立研究開発法人産業技術総合研究所 量子・AI融合技術ビジネス開発グローバル研究センター(G-QuAT)に導入され、新薬開発や金融分野といった複雑な社会課題の解決に向けた技術検証やユースケース(利用事例)の創出に取り組んでいます。
この本格的な商用化・社会実装のステージに進むにあたり、世界展開を見据えた大規模な成長投資や、多様な資金調達手段を主導する「攻めのファイナンス体制」の強化が急務となっていました。こうした背景から、資本戦略の立案やIR(投資家対話)において豊富な経験を持つ前田氏が執行役員CFOに就任することとなりました。

新CFO前田倫宏氏の豊富な経験
前田倫宏氏は、コンサルティング会社や大手企業、ヘルスケアスタートアップなど幅広いフィールドで財務責任者を歴任してきました。M&A(企業の合併・買収)、資金調達、IR(投資家向け広報)、IPO(新規株式公開)準備といった分野で、国内外の投資家から100億円を超える資金調達を主導し、大手製薬企業との提携も実現しています。
特に、株式会社PRISM BioLabではCFOとして2024年7月の東京証券取引所グロース市場への上場を実現した実績を持ちます。
前田氏は今回の就任に際し、「光量子コンピュータの実用化に挑むOptQCの一員として、新たな成長フェーズに携われることを大変光栄に思っております。これまで培ってきた資金調達・IR・資本政策といったファイナンス戦略や事業開発の知見を最大限に活かし、OptQCの技術力とビジネス展開を強固な財務基盤で支え、事業の成長と社会実装の加速に貢献していく所存です」とコメントしています。
OptQCの代表取締役CEOである高瀬寛氏は、「国産光量子コンピュータ1号機『MoQuren』の稼働開始を経て、当社は実用化・社会実装に向けた次のフェーズに入りました。この重要なタイミングで、ファイナンスのスペシャリストである前田氏を迎えられたことを大変頼もしく感じております。前田氏の経験と実行力は、当社の中長期的な成長戦略を実現する大きな力になると確信しています」と期待を寄せています。
OptQC株式会社について
OptQCは、光量子技術を用いた次世代計算基盤の提供を目指すディープテックスタートアップです。「ディープテックスタートアップ」とは、大学や研究機関で生まれた最先端の科学技術を基盤として、社会に大きな変革をもたらす可能性を秘めた企業を指します。
東京大学・古澤研究室での25年以上にわたる研究実績を背景に、研究・開発・ビジネスを一体的に推進するアプローチで、グローバル市場での量子技術の実用化を加速しています。
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会社名: OptQC株式会社
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所在地: 〒171-0021 東京都豊島区西池袋3-28-13 IT tower TOKYO 15階
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代表者: 代表取締役CEO 高瀬 寛
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設立: 2024年9月2日
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事業内容: 光量子コンピュータの研究・開発・提供
光量子コンピュータは、新薬開発における分子構造のシミュレーションや、金融市場の複雑なリスク分析など、これまでのコンピュータでは膨大な時間と計算能力が必要だった分野に革新をもたらす可能性を秘めています。OptQCは、CFO就任による財務体制の強化を通じて、この画期的な技術の社会実装をさらに加速させ、私たちの未来に貢献していくことが期待されます。



