松本県ケ丘高校でドローン防災講座開催!高校生が人命捜索・物資輸送を体験、災害時の未来を学ぶ

復興を学ぶ高校生がドローン防災を体験

松本県ケ丘高校の探究科1年生は、災害からの「復興」をテーマに探究学習を進めており、最近では石川県能登半島でのフィールドワークも実施しています。今回の防災講座は、「災害のときにドローンで何ができるのか」という問いに対し、生徒たちが実機に触れながら具体的な答えを見つける貴重な機会となりました。

教室でのプレゼンテーション

約60分間の授業では、ドローン(無人航空機:人が乗らずに遠隔操作や自動操縦で飛行する航空機)の防災活用事例や関連する法制度について学びました。その後、体育館とグラウンドに場所を移し、実際のドローンに触れる体験とデモンストレーションが行われました。

ドローンの可能性を体感する実践的な学び

操縦体験

体育館では、生徒たちがグループに分かれてドローンの操縦に挑戦しました。国家資格(無人航空機操縦者技能証明)を保有するインストラクターの指導のもと、安全な操縦方法を習得。実際にドローンを動かすことで、その操作性と将来の可能性を肌で感じることができました。

体育館でのドローン操縦体験

人命捜索デモ

次に実施されたのは、サーマルカメラ(赤外線カメラ:熱を感知して映像化するカメラで、暗闇や煙の中でも人や動物の熱源を捉えることができます)を活用した人命捜索デモンストレーションです。生徒が倒れている状態を想定し、上空のドローンからサーマルカメラで捜索。熱源として鮮明に映し出される様子に、会場からは驚きの声が上がりました。この技術は、災害発生時の夜間や視界不良の状況下でも、迅速な人命救助に大きく貢献することが期待されます。

サーマルカメラ映像

物資輸送デモ

さらに、物資輸送ドローン「FlyCart」によるデモンストレーションも行われました。国家資格を持つオペレーターの操縦により、コピー用紙20kgを積んだドローンが安全に飛行する様子が実演されました。生徒たちは実際に20kgの重さを手に取り、その重い荷物をドローンが軽々と運ぶ姿を見学。災害で道路が寸断され、孤立した地域へ食料や医薬品などの緊急物資を迅速に届ける上で、物資輸送ドローンがいかに重要であるかを実感しました。

物資輸送ドローン「FlyCart」デモ

ドローンが拓く災害対応の未来

今回の講座を通じて、生徒たちはドローンが単なる「空飛ぶカメラ」ではないことを実感したことでしょう。サーマルカメラを使った人命捜索は、従来の目視による捜索が困難な状況でも、熱源を頼りに生存者を発見できる画期的な技術です。また、物資輸送ドローンは、大規模災害時に寸断されたインフラを迂回し、必要な物資を直接被災地へ届けることで、救命活動や復興支援に不可欠な役割を果たすことが期待されます。これらの技術はすでに実用化されており、今後の災害対応においてさらにその重要性を増していくでしょう。

株式会社ASOLAB.は、今後も地域の教育機関と連携し、ドローンを活用した防災・探究の学びの機会を提供していく方針です。このような体験を通じて、防災を身近に考える機会が広がり、地域の防災力向上に貢献することが期待されます。

株式会社ASOLAB.について

株式会社ASOLAB.は、長野県松本市に拠点を置くドローン企業です。ドローンスクール事業(国家資格「一等・二等無人航空機操縦士」対応の登録講習機関運営)、業務用ドローン受託業務、3Dデータ作成事業などを展開しています。

URL: https://asolab.co.jp