岡山大学 KIBINOVEで「PRESIDENTITYチェア」展示開始! GXを象徴する産学連携の椅子とは?

岡山大学KIBINOVEに「PRESIDENTITYチェア」が登場

2026年8月13日、国立大学法人岡山大学の共創イノベーションラボ(KIBINOVE)1階で、備前発条株式会社が開発した「PRESIDENTITYチェア」の展示除幕式が開催されました。この革新的な椅子は、期間限定でKIBINOVEに展示され、産学連携の新たな接点として期待されています。

除幕式の様子

備前発条株式会社は、岡山大学研究協力会およびおかやまデジタルイノベーション創出プラットフォーム(OI-Start)に参画している企業です。長年にわたり培ってきた技術と人間工学(人がより快適に、効率的に作業できるよう、体の仕組みや動きに合わせて製品や環境を設計する学問)の知見を融合させ、「PRESIDENTITYチェア」を開発しました。

GX(グリーントランスフォーメーション)を象徴する椅子

除幕式では、備前発条株式会社の山根教代代表取締役社長が、「PRESIDENTITYチェア」がGX(グリーントランスフォーメーション:気候変動問題への対応を成長の機会と捉え、経済社会システムを大きく変革していくこと)を象徴する製品であると説明しました。この椅子は、大量生産を終えた金型を新たな価値を持つ製品へと転換することで、環境負荷の低減に貢献しています。

説明を行う山根社長

岡山大学研究・イノベーション共創機構の今井明産学官連携本部長は、KIBINOVEが研究者と企業が出会い、対話を始める場であることに触れ、今回の展示が地域企業の優れた技術を広く知ってもらうきっかけとなることへの期待を表明しました。

「PRESIDENTITYチェア」除幕の瞬間

式典の終盤には、関係者が実際に「PRESIDENTITYチェア」に座り、その快適な座り心地と機能を体験しました。

PRESIDENTITYチェアに座る関係者

学生の主体的な活動が産学連携を加速

今回の展示は、大学院ヘルスシステム統合科学研究科博士前期課程の森本翔大さんが、SDGsアンバサダーとしての活動を通じて交流のあった備前発条株式会社に製品展示を大学に提案したことがきっかけで実現しました。

岡山大学は、J-PEAKS(地域中核・特色ある研究大学強化促進事業)の理念に基づき、知識を活用して新たな価値を創出し、柔軟かつ幅広い視野を備えた人材である「ナレッジワーカー」の育成に力を入れています。森本さんの主体的な行動は、まさにナレッジワーカーの実践的な活動を示す好事例となりました。この展示を契機に、大学と地域企業との交流がさらに深まり、新たな産学共創へとつながることが期待されます。

共創の場「KIBINOVE」の役割と未来

KIBINOVE(きびのべ)は、研究者や学生、企業、地域の人々が交流し、新たな価値を生み出すための共創の場です。岡山大学は、この施設を拠点として地域社会や産業界との連携を強化し、大学の持つ知識を社会に還元する取り組みを進めています。

KIBINOVEの建物

今後、岡山大学はKIBINOVEなどを活用し、岡山大学研究協力会に所属する企業や共同研究を行っている企業の製品や技術を紹介する機会を設ける予定です。展示に関する詳細な方針は、固まり次第ウェブサイトで公開されるとのことです。関心のある企業や団体は、下記問い合わせ先まで連絡することで、未来の産学連携に参加できるかもしれません。

KIBINOVEに関する詳細はこちら:

関連情報: