スマートスケープ、デジタルツインとAIでロボット活用の未来を拓くフィジカルAIソリューションを強化

スマートスケープ、デジタルツインとAIでロボット活用の未来を拓くフィジカルAIソリューションを強化2026年8月18日、スマートスケープ株式会社は、AI(人工知能)、デジタルツイン、ロボティクスを融合させた「フィジカルAIソリューション」の提供を強化すると発表しました。同社は、国内有数のロボティクス・メカトロニクス分野の専門イベント「ROBOMECH2026 in Fukuoka」にて、TsukArm Robotics株式会社との共同展示を行い、2,500名を超える来場者から高い関心を集めました。特に、ロボット導入前の検証手法やデジタルツイン技術の活用に関する活発な意見交換が行われました。今回の展示会は、フィジカルAI市場が新たな成長フェーズに入ったことを示す機会となりました。<img alt="" src="" title="!https://minio.s-pst.com/monolab/plugins/107819d94ea456b8d9435be39ce8de4e.webp” />## 現実世界の課題を解決する「フィジカルAI」と「Sim2Real」近年、AIが実際のロボットや設備を制御し、現実世界の具体的な課題を解決する「フィジカルAI」への期待が高まっています。特に人手不足が深刻な製造業や物流業では、生産性向上への対応策としてロボット活用への関心が拡大しています。しかし、ロボットシステムの導入には、実機検証に時間とコストがかかることや、導入前の十分な動作検証が難しいといった課題がありました。スマートスケープが提供するソリューションは、この課題を解決する鍵となります。「デジタルツイン」技術を活用し、現実空間をコンピューター上に高精度に再現した仮想環境で、ロボットの動作や制御を事前に検証できます。これにより、実機導入前にシミュレーションを繰り返すことで、開発期間の短縮や導入リスクの低減に貢献します。さらに、シミュレーションと実機を連携させる「Sim2Real」技術を組み合わせることで、AIによる認識・判断技術とロボット制御を統合し、製造業をはじめとするさまざまな現場での自動化、省人化、生産性向上を支援します。## ROBOMECH2026で確認された市場ニーズROBOMECH2026での共同展示では、スマートスケープのデジタルツイン技術とTsukArm Roboticsのロボティクス技術を組み合わせた「ロボットによるPick&Place自動化ソリューション」が披露されました。ブロックを用いたデモンストレーションを通じて、シミュレーション環境と実機環境が連携する様子が紹介され、多くの来場者から注目を集めました。展示期間中には、以下のテーマについて多くの相談や意見交換が行われました。 ロボット導入前の検証工数削減 シミュレーション環境と実機環境の連携 AIを活用した自律制御 デジタルツインによる設備運用の高度化また、展示会場では「ヒューマノイドロボット」(人間の形をしたロボット)への関心も高く、これまで概念実証(PoC: 新しいアイデアや技術が実現可能か検証する段階)が中心だった活用検討が、実際の製造現場や物流現場への導入を前提とした議論へと変化していることが印象的でした。これは、フィジカルAIの実用化が現実的なテーマとなり、市場が研究・検証フェーズから社会実装フェーズへ移行し始めていることを示しています。展示された「OpenArm」(TsukArm Roboticsの超軽量ロボットアーム製品)には、研究機関だけでなく、実運用を見据えた具体的な商談も増加しており、ロボット技術へのニーズが実装・運用段階へと着実に進展していることが確認されました。## 導入後も支えるデジタルツインスマートスケープのデジタルツイン環境は、ロボット導入前の検証だけでなく、導入後の運用基盤としても継続的に活用できるのが特長です。構築されたデジタルツイン環境は、実際のシステムと連携し、遠隔からの監視や操作を可能にします。設備の稼働状況をリアルタイムで把握しながら、運用、保守、改善までを一貫して支援することで、お客様の継続的な生産性向上に貢献します。## 今後の展開スマートスケープは、UnityやOmniverseといった高精度なバーチャルシミュレーションプラットフォームに加え、AIを活用したロボットシミュレーション、そしてデジタルツイン技術を活用したSim2Realソリューションをワンストップで提供しています。ROBOMECH2026で得られた反響を踏まえ、今後は製造業や物流業を中心にフィジカルAIソリューションの展開をさらに強化する方針です。また、研究機関からのニーズにも対応し、ロボット開発・検証環境の提供から実機導入、運用支援までを一貫して支援していくとしています。スマートスケープは、2026年9月1日(火)から4日(金)に金沢大学で開催される「第44回日本ロボット学会学術講演会」においても、TsukArm Roboticsとの共同展示を予定しており、引き続きSim2Realソリューションの活用事例を紹介し、フィジカルAIの社会実装に向けた取り組みを推進していくとのことです。### イベント開催概要ロボティクス・メカトロニクスに関する学術研究を牽引する重要な講演会で、2026年で38回目の開催となりました。先進的な技術研究に対する意見交換・交流の場を提供することで、今後の分野発展へのつながりを提供する役割を担っています。 イベント名称:ロボティクス・メカトロニクス講演会2026 ROBOMECH 2026 in Fukuoka 会期:2026年6月28日(日)~7月1日(水) 会場:福岡国際会議場 〒812-0032 福岡県福岡市博多区石城町2-1 テーマ:無限に拡がるロボティクス・メカトロニクス 主催:一般社団法人日本機械学会 ロボティクス・メカトロニクス部門 公式サイト:https://robomech.org/2026/### TsukArm Robotics株式会社についてロボットアームで「つかむ」技術を起点に、ロボットアームの販売からロボットビジョンの開発、IoT(Edge Computing)とのインテグレーションにわたるトータルなソリューションを提供しています。 Web:https://tsukarm.co.jp/### スマートスケープ株式会社について創業以来培ってきた「Engineering × Visualization」のコアテクノロジーを武器に、お客様のビジネス変革を横断的に支援しています。製造業向けエンジニアリングサービス、汎用ITプロフェッショナルサービス、3Dデータ活用、AIやデータ分析の活用を軸とし、現場や業務の課題をデジタル技術で解決する製品・サービスを展開しています。 Web:https://www.smartscape.co.jp/