工場の屋根が「発電所」に!永輝商事とサンデンの脱炭素への挑戦
株式会社永輝商事は、サンデン株式会社の長沼工場(群馬県伊勢崎市)において、オンサイトPPA(電力販売契約)モデルを活用した再生可能エネルギー電気の供給を2026年4月より開始しました。この取り組みは20年間の長期契約で、サンデン長沼工場の事業活動に伴う温室効果ガス(GHG)排出量を年間約560トン削減することに貢献します。

オンサイトPPAモデルとは?初期投資ゼロで再生可能エネルギーを導入できる仕組み
近年、企業にとって脱炭素化(カーボンニュートラル)の推進とエネルギーコストの削減は、喫緊の課題となっています。このような背景から、設備導入の初期費用や維持管理の負担を抑えつつ再生可能エネルギーを導入できる「オンサイトPPAモデル」が注目を集めています。
オンサイトPPAモデルとは、Power Purchase Agreement(電力販売契約)の略で、電力の利用者が自社の敷地内に太陽光発電などの発電設備を設置する際、その設備の所有や運用、保守を専門のPPA事業者に任せ、発電された電力をその事業者から購入する契約形態のことです。このモデルの最大の魅力は、導入する企業が初期投資を必要としない点にあります。設備の設計から調達、建設、そして20年間の運用・保守まで、すべてをPPA事業者が担うため、企業は費用負担なくクリーンなエネルギーを利用開始できます。
年間約135万kWhを発電し、地球温暖化対策に貢献
今回の永輝商事とサンデンによる取り組みでは、サンデン長沼工場の屋根などに自家消費型太陽光発電システムが設置されました。このシステムは、発電した電気をその場で工場が消費する仕組みで、外部への売電ではなく、自社の電力需要を再生可能エネルギーでまかなうことを目的としています。

設置された発電設備の容量は約1.5MW(メガワット)で、年間で約135万kWh(1,347,261kWh)の発電量を見込んでいます。これにより、サンデンの事業活動から排出される温室効果ガス(GHG)である二酸化炭素(CO2)を、年間で約560トン削減できるとされています。
これは、環境省が公表する電気事業者別排出係数代替値(0.000416t-CO2/kWh)に基づいて算出された具体的な数値であり、地球温暖化対策への大きな一歩となります。

長期的なメリットと未来への展望
オンサイトPPAモデルの導入は、環境負荷の低減だけでなく、企業にとって長期的なエネルギーコストの安定化というメリットももたらします。20年間の長期契約により、燃料価格の高騰や市場価格の変動に左右されにくい、安定した価格での電力調達が可能となるでしょう。
株式会社永輝商事は、これまで太陽光発電・再生可能エネルギー事業で培った知見と実績を活かし、オンサイトPPAモデルをはじめとする最適なエネルギーソリューションを提供しています。また、今後は系統用蓄電所の企画・開発・販売・投資事業にも積極的に取り組むとしています。
永輝商事は、持続可能な社会の実現と企業の脱炭素経営、そして再生可能エネルギーのさらなる普及・拡大に貢献していくことを目指しています。
永輝商事に関する詳細はこちらをご覧ください。



