フィジカルAIとは?介護現場に新たな可能性を
「フィジカルAI」とは、デジタル空間での情報処理だけでなく、現実世界で物理的な作業を直接支援する次世代のAI技術を指します。例えば、物を持ち上げたり、運んだり、複雑な手作業を行ったりといった、これまで人間にしかできなかったようなタスクをAIを搭載したロボットが実行できるようになる技術です。
超高齢社会の日本では、介護現場における人手不足が深刻化しています。このような状況で、フィジカルAIが介護スタッフの負担を軽減し、より質の高いケアを提供するための救世主となり得るかが議論の焦点となります。
介護助手ロボット「Ena」の挑戦
Enacticは、独自の技術基盤である「OpenArm」を活用し、介護助手ロボット「Ena」の開発を進めています。Enaは現在テスト機での実証が進められている段階で、今回のH.C.R.2026では、その最新の実証テスト結果が紹介される予定です。
Enaは、柔らかな衣類の折りたたみや、人の動きを忠実に再現する遠隔操作(テレオペレーション)による片付け、さらには繊細な力加減が求められる枕カバーの着脱といった、介護現場で日常的に発生する多様な作業を支援することを目指しています。



特別トークセッションで現場のリアルとテクノロジーが交差
会期初日の10月7日(水)10:30からは、「フィジカルAIは日本の介護を救えるか?介護助手ロボット『Ena』の挑戦」をテーマとした特別トークセッションが開催されます。このセッションでは、全国介護事業者連盟 理事長の斉藤 正行氏、FOX UNION代表で元TBSアナウンサーの国山 ハセン氏、そして株式会社Enactic 代表取締役の森 大二郎氏が登壇します。
斉藤理事長からは全国の介護事業者の現状と課題、Enacticの森代表からはフィジカルAIの最先端動向とEnaの開発状況が語られ、国山ハセン氏の進行のもと、「現場が本当に求めている支援」と「AI・ロボティクスがもたらす解決策」について深く掘り下げた議論が展開されるでしょう。
セッションの後半には、Enaのテスト機を用いたデモンストレーションが予定されており、ゲストの二人が遠隔操作(テレオペレーション)を体験する機会も設けられています。また、Enaの開発を共に推進するパートナー企業の募集も告知されます。
特別トークセッション 開催概要
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テーマ: フィジカルAIは日本の介護を救えるか?介護助手ロボット「Ena(イーナ)」の挑戦
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日時: 2026年10月7日(水)10:30〜11:30予定
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会場: 東京ビッグサイト 東2ホール内 A会場(事前申込不要・参加無料)
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参加方法: 事前申し込みは不要です。直接A会場へお越しください。席数に限りがあるため、定員になり次第受付終了となります。ただし、H.C.R.2026の展示会場へ入場するには、公式サイトからの「来場事前登録」が必須です。
登壇者プロフィール
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国山 ハセン 氏(FOX UNION代表 / 元TBSアナウンサー): 2023年に独立後、ビジネス映像メディア「PIVOT」でメインMCを務め、2025年2月には米国でFOX UNION Inc.を設立。米国から最先端の一次情報を発信しています。
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斉藤 正行 氏(一般社団法人 全国介護事業者連盟 理事長): 2000年より介護現場での実務やコンサルティングに携わり、現在は全国介護事業者連盟の理事長として、現場の声を国政に届け、業界のDX推進や人材不足解消に取り組んでいます。
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森 大二郎(株式会社Enactic 代表取締役 兼株式会社レアゾン・ホールディングス 取締役): NTTヒューマンインタフェース研究所での研究開発を経て、Groongaなどのオープンソースプロジェクトを主導。日本語音声コーパス「ReazonSpeech」や双腕ロボットアーム「OpenArm」などのOSSプロジェクトを率い、フィジカルAIの社会実装を牽引しています。
Enacticブースでの展示内容
Enacticのブース(東7ホール 【7-01-01】)では、特別トークセッションで紹介される介護助手ロボット「Ena」のテスト機が展示されるほか、フィジカルAI技術「OpenArm」のデモンストレーションも行われます。来場者は、ロボットがどのように衣類を折りたたんだり、物を整理したりするのかを間近で見ることができます。また、Enaの開発を加速させるための協力パートナー企業の募集も行われます。
「H.C.R.2026」イベント概要
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名称: HCR2026 第53回国際福祉機器展&フォーラム
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日時: 2026年10月7日(水)~9日(金) 10:00~17:00(※9日のみ16:00まで)
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会場: 東京ビッグサイト 東展示ホール
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入場料: 無料(※HCR公式サイトでの来場事前登録が必要です)
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公式サイト(来場登録はこちら):
株式会社Enacticについて

株式会社Enacticは、フィジカルAI技術の社会実装を目指し、2025年7月に設立されました。代表取締役の森大二郎氏を中心に、介護助手ロボット「Ena」の開発を通じて、日本の社会課題解決に貢献することを目指しています。
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URL:
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問い合わせ先: info@enactic.ai
フィジカルAIとロボティクスの進化が、日本の介護現場にどのような明るい未来をもたらすのか、H.C.R.2026でのEnacticの発表は、その可能性を具体的に示す貴重な機会となるでしょう。


