高速道路のEV充電が新時代へ:「SERA-400」が海老名SAに登場
電気自動車(EV)の普及が進む中、充電インフラの整備は重要な課題の一つです。特に高速道路での充電は、長距離移動のEVユーザーにとって不可欠な要素となります。この度、東光高岳とe-Mobility Powerが共同開発した次世代超急速充電器「SERA-400」が、東名高速道路 海老名サービスエリア(上り)に導入され、2026年9月14日より運用を開始しました。

「SERA-400」とは?何がすごいのか?
「SERA-400」は、電気自動車の急速充電規格であるCHAdeMO(チャデモ)規格において、世界で初めて一口最大350kW(総出力400kW)という高出力と、最大電圧1000Vを実現したモデルです。
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CHAdeMO(チャデモ規格): 日本で開発された電気自動車の急速充電に関する世界的な統一規格の一つです。
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kW(キロワット): 電気の力を表す単位で、この数値が大きいほど、より早く充電できます。
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V(ボルト): 電気の圧力を表す単位で、EVが高性能になるほど高い電圧に対応する必要があります。
近年、EVは搭載されるバッテリーが大容量化し、それに伴い高電圧に対応する車両が増えています。従来の充電器では、これらの高性能なEVの充電に時間がかかることが課題でしたが、「SERA-400」は最大350kWという圧倒的な出力と1000Vの高電圧対応により、最新のEVをより短時間で充電できるようになります。これにより、ガソリン車を給油するような感覚で、EVの充電が可能になる未来が近づいてきます。
さらに、この充電器は高い視認性と操作性を重視したユニバーサルデザイン(年齢や能力、身体状況などにかかわらず、誰もが使いやすいように設計すること)を採用しています。大型液晶画面や軽量化・細径化された充電コネクタケーブルにより、多くのユーザーが快適に利用できる工夫が凝らされています。また、高耐久・低騒音設計も特長の一つです。
高速道路への導入がもたらす未来
今回、「SERA-400」が高速道路の主要拠点である海老名サービスエリア(上り)に導入されたことは、次世代のEV充電インフラが実用化段階に入った重要な一歩と言えるでしょう。海老名サービスエリア(上り)には、計3基8口の急速充電器が設置されており、そのうち1基がこの「SERA-400」です。総出力は920kWに達し、高速道路を代表するEV充電拠点としての役割を担います。

電力機器技術を長年培ってきた企業は、EV充電インフラの高度化に継続的に取り組んでいます。今後は、さらなる高出力化と高信頼性化を目指し、持続可能なモビリティ社会の実現に貢献していくとのことです。ラインアップの拡充も進められ、ユーザーのニーズを先取りした製品やサービスの組み合わせによって、高い付加価値が提供され、EV充電インフラ整備が加速することが期待されます。
この最新技術の導入は、EVユーザーにとっての利便性を大きく向上させるだけでなく、これからのモビリティ社会を支える重要な基盤となるでしょう。高速道路での充電時間が短縮されれば、EVでの長距離移動もより身近で快適なものとなり、EVのさらなる普及に弾みがつくことがきっと期待されるでしょう。



