気球×ロケット「Rockoon」方式とは?
AstroXが開発する「Rockoon(ロックーン)」方式は、従来のロケット打ち上げとは一線を画す革新的な宇宙輸送技術です。これは、高高度気球を使ってロケットをまず成層圏(地上約20kmの高さ)まで運び、そこでCMG(コントロール・モーメント・ジャイロ)という姿勢を安定させる装置を用いてロケットを正しい向きに制御してから発射するというものです。
この方式の大きな利点は、専用の発射場が不要であるため、さまざまな場所から柔軟にロケットを打ち上げられることです。また、1回あたりの打ち上げコストを5億円以下に抑えることが可能とされており、従来の地上発射型ロケットに比べて、より頻繁かつ迅速な打ち上げが期待されています。これは、小型人工衛星の需要が世界的に急増する中で、国内のロケット不足という現状を打破し、日本の宇宙産業を大きく前進させる可能性を秘めています。
GREEN×EXPO 2027での展示概要
「宇宙輸送を、よりコンパクトに、より柔軟に。」をコンセプトに、AstroXはGREEN×EXPO 2027の横浜市発信拠点にて、来場者が宇宙輸送ミッションを体験できる展示を行います。
展示では、Rockoonの模型(気球・CMG・ロケット一体型)と専用コントローラーが用意され、気球の放球からロケットの姿勢制御、そして点火までの一連のミッションを、一人あたり60秒から90秒で体験できます。背面モニターに上昇映像が投影されることで、没入感のある体験が提供されるでしょう。
この展示は、2027年3月19日(金)から横浜グリーンエクスポ 横浜市発信拠点にて開始されます。

GREEN×EXPO 2027 横浜市発信拠点の詳細については、横浜市ホームページをご参照ください。
https://expo2027yokohama.or.jp/
AstroXが描く宇宙輸送の未来
宇宙産業は現在、世界的に急成長を続けており、将来的には300兆円を超える巨大な市場規模に達すると予測されています。この中で、小型人工衛星の打ち上げ需要は高まる一方ですが、日本では打ち上げ手段が不足しており、多くの衛星が海外のロケットに依存している状況です。
AstroXは、この課題を解決するため、Rockoon方式の実用化を目指しています。具体的な目標として、2026年度内には民間として世界初となる宇宙空間到達(高度100km、一般的に宇宙と地球の大気の境界とされるカーマン・ライン)を目指しています。さらに、2029年度中の衛星軌道投入、そして2030年以降の商用化を計画しており、日本の宇宙開発において重要な役割を担うことが期待されます。
会社概要と仲間募集
AstroX株式会社は、「宇宙開発で “Japan as No. 1” を取り戻す」をビジョンに掲げ、福島県南相馬市に本社を置く宇宙スタートアップです。Rockoon方式による効率的で柔軟な宇宙輸送サービスの実現に向けて、開発を進めています。
会社名:AstroX株式会社 (AstroX, Inc.)
本社所在地:福島県南相馬市小高区本町1-87
代表者:代表取締役CEO 小田翔武
設立:2022年5月20日
事業内容:宇宙輸送事業
企業URL:https://astrox.jp
AstroXでは、民間として世界初のRockoon方式による宇宙空間到達という歴史的挑戦を共に創り上げる仲間を募集しています。エンジニアからビジネス職まで、このビジョンに共感し、本気で向き合える人材を求めています。
採用サイトURL:https://astrox.jp/recruit/



